みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
6.《ネタバレ》 どうせみんな細田守に釣られて観に来てるんだろ?と斜に構えながら観に行きましたが、本当に良かったです。 細田監督は人間の繊細な感情を描くのが上手いですね。 熊徹の元を離れ、一度は実父の元へ行くけれど、熊徹とは正反対の父親像と空白期間の溝に戸惑うシーンは良かった。 また、楓ちゃんに詰め寄るシーンでは、「絶対にキスするな!やめてくれ!細田監督なら無いよな?」って願いながら見て、結局しなかったのでホッとしました。(笑)繊細な感情を表現しているからこそ、もしあそこでキスとかいう、感情とかそっちのけの意味不明な行動を取っていたらこの映画の評価は最低でした・・・。笑 後半は純粋にバトルものになって、ちょっと荒っぽさが出てきましたが、終盤に至るまでじっくり人間ドラマをやってたので、とりあえずぶっ飛ばせ!って展開には、なんかすっきりしてました。 ちゃんと終わりに、実父との関係をほったらかしにしないし、人間界を忘れて化け物の世界で天下取るぜイエーイ!とかいう雑な展開ではなかったのが、僕的には満足でした。 強いて言うなら、楓ちゃんの事をもう少し掘り下げてもよかったかな?と思います。彼女も彼女なりの答えを見つけたんだと。 とにかく、すごく細かい粗探しをしなければ、純粋にすっきり楽しめる映画だと思います。 【OKfilms】さん [映画館(邦画)] 8点(2015-08-14 23:56:04)(良:1票) 5.序盤の流れや世界観が「千と千尋」を彷彿とさせて、 「あ、これ大丈夫かな…」と心配になったものの 結果的には杞憂で終わって良かった。 どちらも不器用で未熟な、師匠と弟子。 ふたりが共に成長をし、絆を紡いでいくお話。 その光景はなかなかに感動で、うるっときました。 話の筋道や展開がよく出来てて、意外性や伏線などもしっかり。 これが出来たのに、次作の「未来のミライ」はどうして… 声優ではなく、役所広司の「役者」としての幅の広さを見た気がする。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-04-25 21:32:45) 4.いつもながら動きがすばらしい。9才の子が家出するというストーリーは確かにむちゃくちゃだが、そんなことをいったらバケモノの街があること事態がむちゃくちゃ。そのむちゃくちゃな設定の中での熊徹と九太の父子にも似たやりとりがすばらしい。涙こそ出なかったが、色々と考えさせられる映画でした、。 【木村一号】さん [地上波(邦画)] 8点(2016-07-23 22:32:11) 3.《ネタバレ》 熱い映画でした。伏線が幾重にも張り巡らされていて、すこしずつ回収されていきます。 ちょっと詰め込みすぎなのではないかと思うほど、カット割りも早く、展開も速いんですが、登場人物の背景を十分に説明するためには必要です。 最後の闘いとか、ちょっと分かりにくいとこあるんですけど、そういうのは良いんです。映画の批評とかね、細かいところはいいの。 父親が子供に残したいことって、極端に削ぎ落としてしまえば、熊徹がやってることなんだと思います。 文面にすると野暮なので書きませんが、僕はああいう風に子供に接したい。熱く育って欲しい。本音で感情でぶつかりたい。 子供に感謝したい。 【Keytus】さん [DVD(邦画)] 8点(2016-05-21 22:07:53) 2.《ネタバレ》 父親と子の物語としてはそうとう「出来ていた」のではないでしょうか。ずいぶん荒っぽくて、雑な物語運びも、父と子の関係ならでは、といいように解釈しようと思います。二人の父親がでてきますが、それぞれに切ない。繊細な父子関係。…いや、違う。熊徹のことが、ワタシはうらやましいんだ。「胸の中の剣に聞け」。それを、せがれの中に残すことができた熊徹がうらやましいんですよ。胸の中の剣=生きる指針。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 8点(2016-03-27 08:48:22) 1.大人と子供の両方の目線で紡がれている、物語のバランス感覚が何しか珠玉である。 誇りのある年の重ね方…が、出来ているか否かを問われると「スンマセン出来てません」としか言えない不甲斐無いオトナだが、その不甲斐無さの襟を正さねば遺憾なぁと、細田監督にやんわり説教されたような気がする。(監督、私より年下なのになぁ…ますます不甲斐無い) 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 8点(2016-03-05 01:56:40)
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