みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
10.《ネタバレ》 ▼本作が、凡百の復讐アクション映画と一線を画してるのは、殺し屋たちの【コンチネンタル・ホテル】の存在。でも、このアイディア、そう新しいものでもないんです。1960年代のスパイ映画なんかだと、よくある設定の一つ。1970年代には陳腐化して、40年近く忘れられていたアイディアの掘り起こしなんですね。しかし、21世紀の組織はひじょうにソフィスティケイテッドされてる。ここがミソ。 ▼似たような設定のアクション映画は「よくある」とよく指摘されていますが、この作品における主人公は「ほとんど喋らない」のがいいんです。虚仮威しは一切なし。しかし、その「偉大さ」は、同業者たちがよく知っているというのがかっこよさ倍増ポイントです。 ▼個人的にロシアン・マフィアのボスに同情します。息子を的にかけられ…… 次々と部下たちは殺され…… ほぼ全財産を燃やされ…… そりゃあ、ラストシーンで笑っちゃうのも仕方ないよねえ。 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-07-22 02:31:46)(良:1票) 9.撃ちまくり、殺しまくる現実から乖離したシューティングゲームのような爽快感は別格だった。いったい何人死んだのだろう。ホテルの『掟』は笑った。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 8点(2021-09-10 18:34:56) 8.単純なタイトルに単純なストーリー。しかし主人公は「ゴルゴ13」とは違い、かならずしも無双ではないところがいい感じ。あっさり惨殺されてもおかしくない場面で、なぜか生き残ってしまうのはご愛嬌。それでも十分に堪能できました。 お仲間のウィレム・デフォーも相変わらずカッコいい。同年の「グランド・ブダペスト・ホテル」でも殺し屋を演じていますが、まるで違うキャラクターをピタッとこなしてしまうところがすばらしい。 不思議だったのはジョン・レグイザモ。いったい何のために出てきたのか、よくわかりません。続編への伏線だとすれば、待たされすぎな気が。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-03-05 00:56:45) 7.3作目のパラベラムを観る前に、復習しとかないと。という感じで鑑賞。 やはりガンアクションとしては素晴らしい。 相手を押さえつけながらの流れるような動きは、殺人シーンでこんなこと言うのは不謹慎だが、まさにアート。 しかし、その原動力は悲しみと怒り。 その裏付けがあるからこそ美しい。 チョウ・ユンファの二丁拳銃も美しかったが、それに継ぐ名シーン満載で、満足の一作。 【roadster316】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-10-14 08:05:16) 6.《ネタバレ》 冒頭の10分ほどでジョンウィックという人物像を淡々と効率よく観客に伝えて上手いなと思いました。犬1匹のために壮絶な復讐劇を行うというのは家族同然のように犬を飼ってたことがある人なら対象が人間よりも響くんじゃないでしゃょうかね?少なくとも僕にはそうでした。冷酷な殺し屋ながら非常に親しみのわくヒーローでありシナリオの組み立てに無駄が少なくエンターテイメントとして優れていた作品でした。 ウィリアム・デフォーの銃を組み立てるたどたどしさと、キアヌ・リーブスのやはり全盛期を過ぎ若干足がもたつく感じもこの映画の持ち味かなと思います(笑) 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2019-08-02 00:37:03) 5.《ネタバレ》 相手が悪かったとしか言えない。皆に恐れられる奴に手を出したらこうなると言わしめる作品。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-07-29 22:34:16) 4.だいぶ「総合格闘技」からヘンな影響を受けてしまった感のあるアクションですが、それが何とも小気味よいというのも事実。昨今、格闘シーンが細切れで撮影されることへのアテツケなのか何なのか、異常なまでに長回しの格闘シーンが映画に取り入れられることがあり、観てるとこちらも緊張してしまうというか、やらされてる俳優さんが気の毒になってくるというか、あまりやり過ぎるとかえって、自己目的化した「長回し」そのものが気になってしまいかねません。その点、本作は、いいバランス保ってるんじゃないでしょうか。高度な身体アクションを見せるためにこそ存在する、見事な長回し。ホントにキアヌ・リーブスが強そうに見えるではないですか。 本作、復讐譚の体裁をとっているのですが、「飼い犬が殺されたこと」がキッカケになっている、というのが何とも思い切った設定。これも場合によっちゃ「そんな大袈裟な」と言われかねないところですが、まずそれ以前にこの映画を支配する雰囲気を見れば、実は「キッカケ」なんていうのはどうでもいいんだなあ、と(愛犬家にとっては、どうでもよくないかも知れませんが)。むしろ、これがあくまで「キッカケ」に過ぎないからこそ、主人公が闇と暴力の世界へと向かって行く流れも、より強く、より避けがたいものとなる・・・。 【鱗歌】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-10-29 15:27:48) 3.《ネタバレ》 スタント指導出身の監督さんらしく、魅せるアクションに力を注ぎ、 そして殺し屋の掟、その世界観のディテールにもとことんこだわった快作! 「マトリックス」シリーズ以降、ヒット作に恵まれなかったキアヌでしたが、 本作で見事復活の兆しを見せはじめましたね。 妻の形であるワンちゃんを殺され、一度は足を洗った裏稼業の世界に舞い戻ってきたジョン。 伝説の殺し屋のわりには、そこまで無敵?とは思えない銃さばきや格闘術。 そもそも強盗に車を盗まれる時点でアウトだし、ワンちゃんと一緒に殺されてもおかしくなかった。 また、敵のアジトに乗り込む際や機関銃一丁で単身正面から突っ込みなど決して頭が良いとは言えない。 むしろ単細胞か?いやぁ殺し屋は頭がキレてないとやってけないでしょーに。 しかしながら、それはしゃーないかね。 復讐が物語の本筋であるものの、冒頭述べた通り、魅せるアクション、裏の世界観を披露することが大前提のため、 野暮ったいツッコミはこの際無しでいきましょう。 とはいえ、生前の妻の動画をみる湿っぽい終盤シーンをオープニングにもってくるんじゃなく、 ここはやはり、殺し屋稼業から足を洗うために行った最後の仕事を持ってくるべきじゃなかったかな。 それこそ、現役バリバリの凄腕を見せて、バッサバッサを苦戦することなくやり遂げる伝説の殺し屋らしい姿を 最初にみせるべき。その際に旧知の仲である殺し屋(ウィレム・デフォー)との関係性を示しておけば、 物語中盤の裏切りかと思わせるミスリードやジョンを救うシーンがもっと活きたはず。 演出面や脚本でもう少し捻りがあれば、我々観客を冒頭からもっともっと 映画の世界へのめり込ませることができたと思うと惜しい。 ただし、尺も丁度よくテンポもよい、キャラは個性的でライティングやカメラワークも良い。 エンタテイメントとしては充分次第点といえます。 続編に期待します。 【シネマブルク】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-11-09 07:52:41) 2.《ネタバレ》 撃ーて撃て撃て撃て撃て撃て撃てっ! 撃ーて撃て撃て撃て撃て撃て投げろっ! 撃ーて撃て撃て撃て撃て撃て関節決めろっ! にゃっはー♪(笑) 【JF】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-10-26 15:10:33) 1.《ネタバレ》 ジョン・ウィックのキャラクターを初め、ウィゴ率いるマフィア組織、殺し屋御用達のホテル、死体を手際よく片付ける掃除屋、殺し屋専用のコインなど少し笑えて、また渋くてカッコいいこの世界観に惚れ惚れしました。下の方も書かれてますが、ニコラス・ウィンディング・レフンを彷彿とさせる映像美も良かった。一番テンション上がったシーンはクラブの中で白黒の模様をバックにキアヌが佇むシーンです。(もちろんアクションも良かったですよ笑)あと個人的に一番と言って良いほど気に入ったのがロシア語を話してる時に出る字幕です。強調する単語によって色やフォントが変化してるのがオシャレですごく気に入りました。日本語字幕がそれを邪魔していたので、字幕なしで見た方が楽しめると思います。 最後に、「犬殺されたぐらいでキレすぎ」というレビューを某サイトで見ましたが、犬飼ってる者からするとあれは許せない行為ですよ。同じ状況になったら多分僕もキアヌと同じ行動取りますね。瞬殺されるやろうけど。 【素晴らしき哉、映画!】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-10-20 12:40:08)
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