みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 素直に面白かったと言えるスピンオフ作品。アウトローの冒険活劇。 事前情報のスチールだけならいやこの人ハリソン・フォードに似てないよと思ってましたがどうしてどうして。本編が動き出した途端にハン・ソロの人生劇場開始!と納得できてしまうのはスタッフのオーデション眼力の確かさを感じさせます。サー・アレックギネスを40年若がえらせたらユアンマクレガーになりましたというEP1~3の納得にも匹敵。義理人情に厚く、どんな危機的状況にも知恵と度胸とユーモアを忘れず、裏切った相手に対してまで優しさを向けられる度量の広さがあり、アウトローを氣取っていても実は女性には紳士的で一途なハン・ソロという男の土台となる若きストーリーをきっちり描けています。本編は日本の時代劇をリスペクトしていますがスピンオフたる本作は純粋なアメリカンアドベンチャーですね。『流れモンにゃ女はいらねえぜ。』と無理する美学を貫く日本アウトローに対して『アウトローには愛するオマエが必要なんだよー俺と一緒に行こうぜー』と堂々と表現する欧米流れ者たちが素直でよろしい(笑)。本編を知ってる者には納得の、胸の透く冒険活劇でした。 ・登場した途端に『あーこりゃ悲恋のまま終わるキャラだわ泣く準備しなきゃ』と思わせるヒロイン・キーラ。ちょいと予想外のラストを飾って泣かせてくれてびっくり。てか、本編に繋がってないのでは。 ・厳しく冷たい世間で生きる過程で帝国軍入りしたハン。あれ?、某ファンサイトでは『帝国アカデミーを優秀な成績で卒業』とあるけど、優秀なわりには現場での扱いは酷くないすか? ・オールドファン歓喜のレギュラーキャラとの馴れ初めの描き方も良し。忠誠心の高いウーキー族のチューイが、虐げられた同族を一目見た途端に作戦をガン無視して救助に命張って飛び込む姿はやっぱりね!と胸が熱くなる。 ・【戦士っぽく大活躍する姫様】が多い本編と比し【戦士に成らざるを得なかった悲しい過去を背負った一般女性たち】が大活躍。みんな人間味あり魅力的でした。個人的には一番人間らしく魅力的に思えたのが、人間では無い女性・L-3。いちいちの台詞も行動も最期も美しかったと思います。助演女優賞あげたいくらいだわ。 ・オールドファンを楽しませる設定やセリフも随所にあり。でも個人的には、ハンがランドに『オマエの大事な船だ。傷一つ付けず返すぜ』を言って欲しかったし、ハイパードライブが失敗したかに見えた時、『俺のせいじゃない!』を言って欲しかったです(笑) ・なんだかんだでランドとの因縁ができ、ファルコンを手に入れたハン。再開時に殴りかかるところは本編の伏線と…そのためだったのね(これは言いません。笑)。 爽やかな印象の、良い映画でした。 【毎度お馴染みの蛇足】 L-3 『できるの』。 ↑想像できるが、想像したくない… 【役者の魂】さん [地上波(吹替)] 8点(2021-10-29 05:31:45) 3.《ネタバレ》 前評判がとてつもなく悪かったのですが、なかなかどうして悪くない。 ベタベタなB級ウェスタンをスターウォーズにスライドしてきたなという印象。 スターウォーズのコンセプトがもともと古き良きウエスタンや戦争映画をルネサンスするなので問題なし。 ただ上映時間が長すぎたかな。アクションがくど過ぎた。 もっとスピーディーにしてもよかった。 この映画は演技陣は非常に良かった。 ハンソロは似ていなかったが、若く無鉄砲な夢見がちな青二才らしさがよくでていた。 ヒロインは美人でソロと対極でリアリストという立場をよく演じていた。 しかし個人的にはランド役の人が今回のMVP。オリジナルのランドよりランドらしい。素晴らしい。 奇をてらってグダグダになり過ぎた最後のジェダイよりこちらを評価します。 【CBパークビュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-09-06 02:37:38) 2.《ネタバレ》 2D字幕版で2回鑑賞しました。 1回目は私の期待とハンが違う~と思い、頭の切り替えをしなきゃとチェンジしたが失敗。 でもこれは観かた変えれば楽しめそうと、今日2回目観てきました。 いや~楽しかったです。 一番の見どころはイリディウム山脈を通る列車コンヴェイエクスの強奪シーン。 ベケット一味も魅力的だし上下挟み込む列車も目新しい。 プローブドロイドとヴァルの戦いもSWらしくて素敵。 y45装甲トランスポート輸送船(ベケット一味の飛行船)も右に左に飛び回って、とても私好み。 それまでの暗いシーンから明るくなって、見やすくてワクワクするシーンでした。 本作で私を引き付けたキャラクターはベケット。 生きていくのに一生懸命で真面目なのに嘘もつく。 アウトローの師匠でハンに真剣に指導する。 ウッディ・ハレルソンさんは素敵なおじ様で大好きです。 師匠と弟子がひとりづつというのもSWのお決まりですしね。 そして、ああ!魅力的なドロイドたち。 L3-37も味があるし、DD-BD(L3にどいてと言われたドロイド)も可愛い。 HT-IN-4とか四角くて足あって歩いてるヤツはどれもキュート。 もちろんAT-DTウォーカーもパトロールスピーダーも魅力的。 大画面で観るとしみじみ嬉しいです♪ 本作のパンフレットではドライデン・ヴォス役のポール・ベタニーさんのインタビューが良かった。 私と同じでスターウォーズ愛に溢ているのが良い。 本当に好きなことを演じられる、幸せなお仕事だと思います。 私たちファンも俳優さんや製作者のSW愛を信じて、応援していきたい。 話しは戻りますが、本作はハン・ソロの魅力はいまひとつでした。 もったいないなとそこは残念。 チューバッカももっと見たかった。 ハンは登場人物のひとりとして、SWのスピンオフとして観れば、実に面白いと言うことを実感した2回目でした。 DVDになったらもっと小ネタを楽しみたい、秀作。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-07-18 16:05:32) 1.《ネタバレ》 本作は誰もが知っているあのハン・ソロの(EPⅣの)前日譚。 したがって一番のポイントはハン・ソロがハン・ソロに見えるかどうかで評価は大きく変わるわけだが、 自分の場合は残念ながらそういう風に見えなかった。 確かに顔やしぐさはよく似ているが、あの人を食ったような鼻にかかったニヒルな声でなければハンには見えない。 個人を識別するうえで声というのは重要なわけで、(別な声優でアフレコするなど)もう少しなんとかならなかったのか残念。 だがそこを割り切って、ひとつのSF冒険活劇として観れば、最後まで飽きることなく楽しめたのも事実。 チュウ・バッカとの出会い方は意外だったが、ランドは思ったとうりの食わせ者だし、 有名なケッセル・ランのシークエンスでは、本編のスコアが鳴り響く中、我らがファルコン号が大活躍。 そう、本作の準主役はミレニアム・ファルコンであることは論を待たない。 個人的にはEPⅤの名曲「アステロイド・フィールド」がかかった時はアドレナリンが全開になった(笑)。 そして、ファルコンの操縦席にあの二人が並んだ「銀河の名コンビ誕生」シーンが本作のクライマックスだろう。 逆に言えば、その後のシーンは付け足しといっていいほど盛り上がりに欠け、サプライズで用意されたであろう、あのシスの登場も訳がわからなかった。 (アニメシリーズは知っているが、この登場の仕方は消化不良だと思う) とはいえ、映像や音響は大迫力であり、劇場で大好きなSWの世界観に浸ることはできたため、8点献上。 【田吾作】さん [映画館(字幕)] 8点(2018-07-16 16:04:52)
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