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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 自分でも何故だか良く分からないけど素晴らしい映画だったと思う。物語は基本的に、無軌道な一人の若者が盗みを働いた為に感化院に入れられ、感化院で自分のランナーとしての才能に目覚め長距離走で一位を目指す。それだけです。しかし最後のゴールの手前で主人公は立ち止まってしまう。周りは「走れ!走れ!」と叫んでる中で。何が彼を立ち止まらせたのか?彼の記憶がフラッシュバックする。彼は誰かにマニピュレイトされることが耐えられなかったのだろう。そしてその気持ちは感化院では抑えられていたが、長距離走で極限状態まで追い詰められたとき、彼の原始的な感情として噴出した。だから彼は立ち止まった。その後の院長を一瞥し薄らと笑う表情に彼の生き様の全てを観た気がしました。全く言葉で語ることなく、観客に主人公の心情を理解させる、これこそ本当の"映画"だと思う。 【民朗】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2012-04-15 12:00:30)
1.《ネタバレ》 この物語のエンディングはあまりにも有名で、その後の映画や演劇に多大な影響を与えています。改めて鑑賞してみて、これは青春映画の傑作だと思いました。なんか主人公の心情が痛いほど伝わってくる映画なのです。50年近く前に制作されたとは思えない、21世紀の現代に時代設定を変えても十分通用する普遍性をこの作品は持っているのです。トニー・リチャードソンは、あえて押さえた演技と、早回しを使ったコミカルな演出を使っていて、それが主人公コリンの心象をうまく表現しています。院長は長距離競走に出場する選手たちにまるで競走馬を調教するように接していますが、彼は同世代であるコリンたちの親たちを象徴したカリカチュアなのでしょう。閉塞感に苛まされているのは若者たちだけではなく、社会全体の問題なのだということなのです。本当に良い映画でした。 【S&S】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-05-09 00:16:22)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
9人 |
平均点数 |
7.89点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 11.11% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 11.11% |
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7 | 1 | 11.11% |
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8 | 2 | 22.22% |
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9 | 2 | 22.22% |
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10 | 2 | 22.22% |
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【その他点数情報】
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