みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.《ネタバレ》 前作から10年後の続編。それから更に5年経ってやっと鑑賞。遅れ馳せながらのレビューです。と言っても既に皆さんに書き尽くされている感が無きにしも非ずですね。なので出来るだけシンプルに。 兎にも角にも楽しかったです。ゾンビものの宿命と言いますか、仮令死んでいようとも人型の動く者を殺しまくる(否、既に死んでいるから損壊しまくる?)のですから、罪と言えば罪ですし不道徳極まりないと言えば返す言葉もないところですが、それでも面白い。進化型ゾンビなんて言うけれど、本シリーズ外の先行作品で登場済のものを紹介しているだけ。それでも面白い。前作同様小ネタの連発が愉快ですし、ビル・マーレイ御大がまさかの再登場で「ガーフィールド3」に出演してるかの如くのインタビューに答えつつエンドクレジットの大切さを教えてくれてたりして。(当たり前かも知れませんが絶対席を立たない主義です) 個人的に一番ハマったのは、ネバダ姉さんがビッグフットでバビロニアに乗り込んできて片っ端からゾンビを轢きまくるところ。これはゾンビ映画史上に残る短時間単独大量ゾンビ処理数じゃね?ってぐらい爽快にグロかったです。 皆さんのおっしゃる通り、レギュラー4人のうち男子メンバーは10年経っても不変ってスゴイですね。女子は…それは言いっこなしってことで。ともあれ、再び10年後(今や5年後ですが)、新メンバーを加えての「3」実現を夢見て前作同様8点献上します。(今のところ予定は聞きませんが…) 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-02-19 17:29:45)(良:1票) 4.相変わらずのユルい世界観はそのままだが、でもしっかりとゾンビの恐ろしさも前作以上に味わわせてくれるので、その辺は前作以上に満足だった。 とにかくゾンビがパワーアップ!新種が現れていて、「ワールドウォーZ」 並みの強さを誇る。 しかし、この映画の特色でもある50を超えるルール。それらを実践してきたからこそ生き残ってきた主人公達。なので、それを守っていけば安心のはず…では無かった。ダブルタップ(二度撃ち)効かねぇし!笑笑 それにしても前作からもう10年経つんだね。通りで姉妹の妹の方がふくよかになられていて、あんた誰?状態だった(笑) さらにビル・マーレイの登場の仕方がズルい! これはオススメ! 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-12-02 00:20:07)(良:1票) 3.《ネタバレ》 主要キャスト勢揃いで10年ぶりに制作されたシリーズ2作目。劇中でも10年経過しているため配役に関する違和感はゼロです。普通10年もあれば誰か不祥事を起こしていたり、事務所と揉めていたり、あるいはギャラが高騰していたり、様々な理由で再登板に支障がありそうなものですが、主役4人がちゃんと『ゾンビランド』に戻ってきてくれました。ほぼ「奇跡」と言っていい完璧な続編の在り方だと思います。更に嬉しい事にあのビル・マーレイ(本人役)まで再登場ですよ。つくづく天晴れであります。 変わらないのはキャストだけではありません。世界観も演出も脚本も、何から何までお馴染みの味。続編にありがちなリニューアルやパワーアップなど一切無し。それだけフォーマットが完成されているということでしょう。帰結についても前作踏襲。大切なのは「場所」ではなく「人」。「どこに住むか」ではなく「誰と暮らすか」。勤め人にとっては「勤務地」「業務内容」より「上司」「同僚」「部下」の方が遥かに重要であることに異論は無いでしょう。この主張に基づき明確に存在を否定されたのが「バビロン」でした。モチーフは横山光輝『バビル2世』でお馴染み「バベルの塔」であります(違う?)。バベルの塔=実現不可な絵空事=非武装のユートピア=共産主義の理想郷って感じでしょうか。そりゃアメリカ映画なら完全否定しますわな。どんな理屈でゾンビ蔓延る世界で武器を捨てられるのか理解に苦しみますが、きっと常人では計り知れない崇高な理念があるのでしょう。あるいは単なる現実逃避でしょうか。ただ「安全安心の引き籠り」という指針が非常に危ういのは間違いありません。「籠城」は非常時では有効な戦術ですが、平時に採用する戦法ではありません。ゾンビがいる世界が10年も続けば、残念ながらもう平時です。避難している場合ではありません。おそらく命の次に大切なのは健全な精神を保つこと。生ける屍にならずとも、死せる生き人になっては元も子もありません。そういう意味ではゾンビ狩りをアミューズメントとしてエンジョイしていた4人は「ゾンビ世界の歩き方」を会得していたと言えるでしょう。 実は本作を観て思い起こされたのは、某借りぐらしアニメ。文科省推奨?優良アニメと不謹慎ゾンビコメディを比べるのは筋違いかもしれませんが、案外テーマは似通っているのでは。安全安心は生きていくために欠かせませんが、固執したり、妄信したりするのはいけません。危険を冒しても新天地を目指すのは、人として正しい、健全な精神の在り方という気がします。 【目隠シスト】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-07-10 18:20:11) 2.《ネタバレ》 たとえソレが人間にソックリであろうと、人間にあらざるゾンビなのだから、どんなに銃をブッ放しまくってどんなに残酷に殺しまくっても気にする必要ないよね、と言う露悪路線は今回も健在。 それどころか、ギター片手にフリーセックスと平和を唱えてりゃ全てOK的なヒッピー文化をおちょくりまくって、そんなことしてたってゾンビが襲ってきたら何の役にも立たないよ、と、ひたすら「ゾンビ大量殺戮」に走り、これはもはや、超タカ派の映画なのか、そういうので喜ぶタカ派すら揶揄した映画なのか、すらよくわからず、とにかく、そういう次元を越えちゃってます。それが、痛快。 コメディタッチですが、ホラー映画、というかゾンビ映画としての体裁はしっかり守っていて、時に過激に、時にまったりと、緩急つけたサバイバルアクションとしての魅力。 まるで「ニセ黄門様ご一行」みたいな、主人公たちにソックリなヤツが出てきて、同じようにサバイバルのルール(戒律)を守ってるらしいのだけど、そのくせアッサリとゾンビ化してしまって、この場面の長回しアクションがまた、スリル満点で楽しいところ。 今回も、楽しませていただきました。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-08-07 22:33:38) 1.《ネタバレ》 前作同様、もちろんゾンビ映画のおバカなパロディです。 ドッペルゲンガーとの対面など、色んな “死亡フラグ” を強引にすり抜けて行く痛快さ。 まさに、ネガティブなゾンビ映画の真逆。 超ポジティブな「裏ゾンビ映画!」10年たっても健在でした。 新種ゾンビの命名には大爆笑! さらに今回は《アメリカン・カルチャー》への哀愁と憧憬 (=あこがれ) にあふれてました。 先住民、政治、音楽、ヒッピー、パリピ、銃、ギーク、マーレーまで。全て肯定!!(笑) 同じ日に観た3本、ゾンビランド、ドクター・スリープ、ブライトバーン その中で1番よかった!言い過ぎですか?いえいえ本当に(笑) 【墨石亜乱】さん [映画館(吹替)] 8点(2019-12-03 10:25:01)
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