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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 映画史に残る名作が如何にして誕生したのか。当然ながら『市民ケーン』の視聴は必須であり、'30年代のハリウッドの内幕と政治的背景を知らないと確実についていけない間口が狭すぎる映画である。一見、フィンチャーらしかぬ古風な本作であるが、描かれている内容は恐慌と選挙戦のフェイクニュースという、21世紀アメリカの民主主義の根幹を大きく揺るがす事態が現在進行で起きており、内輪話で終わらせず、その先にある映画の未来を照らし出す。本作の案内人がもう一人の"産みの親"、ハーマン・J・マンキーウィッツ。破天荒でアル中だが、メジャースタジオに属しながらも世の腐敗と権力に屈しないアウトサイダーの側面を持ち、ウィットとユーモアあふれる憎めない脚本家。メディアを牛耳る新聞王ハーストと対峙する凍り付く空気と緊張感が走る。どんなに才能があっても所詮は"オルガン弾きのサル"。権力者に生かされている皮肉に対し、彼は全てを失っても裸一貫で『市民ケーン』を書き上げ、映画史に名を残す過程に胸が熱くなった。なぜ当初の契約を破ってでもクレジットに残したのか。「世界はこのままで良いのか?」という、クリエイターの信念と矜持にフィンチャーと脚本を遺した父親の姿が重なった。ちなみにカリフォルニア州知事選に出馬・落選したアプトン・シンクレアは、21世紀の『市民ケーン』と称された『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の原作者であり、ある種の因果を感じる。 【Cinecdocke】さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-12-24 21:17:15)(良:1票)
1.《ネタバレ》 過去最高のアメリカ映画No. 1に君臨し続ける『市民ケーン』。ハーマン・マンキーウィッツ(マンク)はいかにしてその脚本を書き上げたのか、映画のモデルとなったウィリアム・ハーストとの関係を振り返る回想シーンと並行して描かれる。自分にとって『市民ケーン』は、あまりに有名な作品のため一度は鑑賞したが、ほとんど印象には残っていない。『市民ケーン』がアメリカ映画史においてどういう位置づけにあるかくらいは知っておかないと完全に置いてけぼりになるが、その程度の知識であっても、フィンチャーの巧みな語り口でとても楽しめる。マンクを演じたゲイリー・オールドマンは、全編出ずっぱり。才能があり、信念を貫くも、ユーモアとだらしなさの融合した憎めない役がはまっている。特殊メイクで誰だかわからないチャーチルより、マンクの方がオスカーに相応しい。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 8点(2020-12-02 21:38:15)(良:1票)
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
7人 |
平均点数 |
6.57点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 14.29% |
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6 | 3 | 42.86% |
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7 | 1 | 14.29% |
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8 | 2 | 28.57% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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