みんなのシネマレビュー

ANNA/アナ(2019)

Anna
2019年【仏・米】 上映時間:119分
アクション
[アナ]
新規登録(2021-03-19)【あきぴー@武蔵国】さん
タイトル情報更新(2023-02-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(2020-06-05)


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監督リュック・ベッソン
キャストサッシャ・ルス(女優)アナ
ルーク・エヴァンス(男優)アレクセイ・チェンコフ
キリアン・マーフィ(男優)レナード・ミラー
ヘレン・ミレン(女優)オルガ
アレクサンドル・ペトロフ〔男優〕(男優)
志田有彩アナ(日本語吹き替え版)
藤真秀アレクセイ・チェンコフ(日本語吹き替え版)
津田健次郎レナード・ミラー(日本語吹き替え版)
磯辺万沙子オルガ(日本語吹き替え版)
脚本リュック・ベッソン
音楽エリック・セラ
撮影ティエリー・アルボガスト(撮影監督)
製作マーク・シュミューガー
リュック・ベッソン
配給キノフィルムズ
木下グループ
衣装オリヴィエ・ベリオ(衣装デザイン)
字幕翻訳佐藤恵子
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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6.《ネタバレ》 スパイアクション映画だけど、サスペンス要素あり、ミッションクリアが主題ではないヒューマンドラマという感じ。

アナが自由を手に入れるまでの葛藤が描かれている。

一度足を入れたら、解放されるには「死」しかない・・・そんな設定で任務を遂行し、自由を手に入れていく。

一つ一つのシーンの意味が、回想的に描かれ、謎が解明していく描き方はとてもワクワクさせてくれました。

それと、意外とグロイ。

バンバン容赦なく殺していく、冷酷さが描かれています。
でもどこかリアリティがあります。
実際、スパイの世界ってあんな感じなのかなぁ、と思わせる現実味もあります。

このぶっ飛んでるけど、リアリティがあるというのが、この映画の魅力でもあるのでは。
また見たくもなるけど、ちょっと重いかなぁ。

ラストシーンは、とっても緊張感があります。
そして、助けた人はやっぱりこの人なんだ・・・とちょっと想像できました。

いやぁー、あんな世界ほんと頭良くないとつとまらんですね。
頭がいいというよの、賢いというか、駆け引きというかそういう頭が使えないとダメですね。

絶えず、「命の危機」という状況の中で生活するってすごいストレスだろうな。
普通じゃ無理だね。

同棲してた彼女は、アナにとってどんな存在だったんだろう。
休暇をとってモードとレストランで話すシーンがありますが、その時のアナは素のアナだったのだろうか。

スパイとして、絶えず自分の素性を出せない中で、モードと一緒の時は、素でいられた唯一の存在だったと思う。
食事中に、モードが話しかけるが、アナは上の空でいる。
でもモードはそれに対して、怒ることはしない。
アナの素性は知らないが、唯一の理解者であって欲しい、そんな思いにさせるシーンでしたね。

表向きは、モデルという華やかでキレイな世界、そしてその素性はスパイというとってもダークな世界。
このコントラストが、ドロドロしたものではなく、スタイリッシュな描写に変わります。

おしゃれなスパイアクション、そしてサスペンスもの、ヒューマンでラマものとして男女問わず楽しめますね。
こんな要素を見事に盛り込んだ、脚本がすごいです。

スパイ映画好きの私でも、見応えがあり、テンポもよく飽きさせない展開があります。
この映画の評価の良さを考えた時、スタイリッシュ、サスペンス、ヒューマンドラマ、スパイ要素を見事に盛り込めたところにありますね。

映像にもの言わせてる映画が増えてるなか、やはり脚本が最重要であるということを再確認させられました。 レスポーラーさん [インターネット(字幕)] 8点(2022-01-13 11:27:44)(良:1票)

5.《ネタバレ》 リュック・ベンソン監督の得意ジャンルのようで、『レオン』と同じくらい、『ニキータ』よりは楽しめた。
KGBとCIAの男を両天秤にかけたアナの恋愛模様を入れながら、看板のアクションシーンはクールでスタイリッシュ。
サッシャ・ルスはモデル上がりとは思えないアクションで、スーパーできる女感を出しているが、それを引き立てているのが指南役のヘレン・ミレンの存在。
狸ババアの食わせもの感を存分に発揮して、作品全体を締めている。 飛鳥さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-06-29 08:27:36)

4.《ネタバレ》 痛快娯楽アクション映画という感じ。スピード感や迫力があって、ヒロインは終始クールで、けっこう楽しませてもらいました。ストーリーはやたら強引ながら、窮鼠猫を噛んでよかったんじゃないでしょうか。ラストは昔懐かしい「白昼の死角」みたい。ただヒロインと同棲していた同じくクールな女性、カラクリ満載の映画だけに何か裏があるのかと思っていたら、見事に何もなし。終盤の泣きじゃくるシーンは、ちょっと気の毒に見えました。いろんな意味でショックだったろうなあと。 眉山さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-08-18 23:58:05)

3.《ネタバレ》 美しくて超強い無双のヒロインのアクションもの。ベッソンの十八番だけあって、ベテランならではのこなれた脚本とカメラが流石です。
なにしろ勢いがあるので、3年で無双スパイに仕上がる逸材がヤク中バカ男のところでDVにさらされてたのは不自然に感じるとか、KGBにスカウト(!)されるきっかけが海軍応募フォームだという雑な処理等、細部はほとんど気になりません。まあいいか、という感じです。
時間軸を戻してネタバレしながら展開する話はその都度驚かされて楽しかった。マッチョなKGBとインテリCIAを手玉に取る女殺し屋という構図も小気味よいですが、三者のさらに上を行く御大ヘレン・ミレンがラストをびしっと締めたのにはシビれました。角縁メガネで旧ソ連な髪形。しょっちゅう風邪気味のKGB女上官。この造形がすごく巧い。ルーク・Eが書類を指す手を一々払いのけるんですよね。鼻をすすりながら。酷薄に見えて実は、というのが話の肝です。ああしびれる。
新星サッシャ・ルスはアクションを吹き替えなしで、との志も高く頑張り屋さんのようです。現役モデルだけあって作中の衣装の着こなしやポージングは完全にプロです。この人の顔は角度や動きや服装で別人のように変わるのですね。演技はまだ固いですけどこの顔変化の特性を女優としてどう活かすかが楽しみです。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-06-09 16:33:52)

2.映画が始まって最初、主演女優がそれほど美人にも見えなくて、この女優さんで大丈夫なのか?て変な心配をしてしまいました。ところがモデルをやりだしてから急に綺麗に見えて、めっちゃ魅力度がアップ!一気に引き込まれ・・・出したと思ったら殺し!いやなんとなく来るな~とは思ってたけど、なんかこれって監督の計算なのか? 薄汚いメイクや表情で魅力的にわざと見せないでおいて、観客が彼女の魅力に吸い寄せられた瞬間に殺しを見せる!まるで疑似体験でもさせられてるかのようでした。そこからはもうね、一体この映画はどこへ向かっていくんだろうかって、結末への期待値がうなぎ上りで、こんなにもワクワクドキドキさせられた映画は久し振りでした。

二点三転する展開は、まさにスパイ映画の本懐そのもの。これだよこれ!スパイ映画ってこうでなくっちゃ。アクションシーンもスタントなしでこなしてて凄かった。後半でのアクションよりもやっぱりレストランでのシーンが圧巻だった。嵌められたせいもあって必死さがあったから。ただこの映画はアクションが売りではないので、そんなにアクションのオンパレードではないんですよね。そこがまた良い。そこがまた他の有名なスパイ映画とは違っていて良かった。

本当に久々に良い映画を観た。 ありがとうリュック・ベッソン監督。 Dream kerokeroさん [インターネット(字幕)] 8点(2022-03-12 21:09:44)

1.エログロ要素はそれなりにありますが、恋愛要素は弱め。ただのバイオレンス・アクションに留まらず、視聴者を楽しませるちょっとした仕掛けが盛り込まれているので、頭を空っぽにしても見れるけど、少し考えながら見てもまた楽しい。
見どころはなんと言っても、ANNA役のロシアン・スーパーモデル、サッシャ・ルス!美しくてかっこよくて強すぎるANNAに終始魅了されっぱなしです。キリアン・マーフィーの抑えた演技にも注目。萌えます。リュック・ベッソン監督作品の好きな映画がまた一つ増えました。おもしろかった! めたもんさん [インターネット(字幕)] 8点(2022-01-13 14:45:06)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 7.30点
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515.00% line
6315.00% line
7840.00% line
8630.00% line
915.00% line
1015.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人

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