みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 人に勧められたので見たが、勧めたくなる気持ちはわかった気がする。子どもの生育過程に必要なものを惜しみなく提供する人物像と、自分の存在を肯定できた子どもの姿に反感を覚えそうな人々は見ない方がいい。 事前に絵面を見た限りでは、こんな人物が近くにいれば煩わしい(暑苦しい)だろうとしか思わなかったが、実際は意外に嫌悪を感じさせないキャラクターができている。また映画紹介を読むと社会性が強そうで敬遠したくなるが、見れば意外に嫌味を感じない。暗い場面や寒そうな場面もあるが基本は陽性の物語であって、ちゃんと笑わせて泣かせる作りになっているのはさすがと思わせる。登場人物は年齢性別境遇が自分と違うので直接共感する立場にはないが、問答無用で感情を動かされるものがある。 またアニメらしいファンタジックな作りで可笑しみを出しているのは楽しめる。かつて死ぬ気で働いたという仕事が奇怪なキノコの収穫だったのは子どもの想像の世界だからということか。またその辺の生物とか神社が言葉を発するのも文学少女的な性格の表れかと思うが、あからさまに人の声を当ててしゃべらせていたのが変でユーモラスに感じられる。お嬢様風の同級生の自宅が領主貴族の居館のようだったのはふざけすぎだ(笑)。 主人公の少女は小学5年生の割に達観したところがあり、これは遺伝的資質のせいかも知れないが反面教師が側にいたからとも思われる。またその反面教師の人徳のせいか、頼れる人物のいる生活環境ができていたのも救われる。親はなくても愛はある、ということも含めて、不遇なようでも実は幸運のもとに生まれた子どもだと思っていいかも知れない。 最後の出来事はどう評すべきか困るものもあるが、少なくとも事前にちゃんと祝いの品が用意されていたという点は感動的で、これは神様の特別な計らいだったと取れる。劇中人物の好みそうな品で2人を祝福しようと企んだらしく、エロ神社といわれていた理由は説明されていなかったが、特に女性を贔屓する神様だったからだと思っておく。 【かっぱ堰】さん [インターネット(邦画)] 8点(2023-10-14 17:01:44) 2.明石家さんま プロデュース、期待値上げて 鑑賞..冒頭10分くらいで、わー こんな感じか..なぜかイライラ..観るのを止めてしまった..1か月後、再チャレンジ、今回は二度目なので 無事冒頭を乗り切り、最後まで..なんと 終盤、涙..そして エンドロールの初っ端 「大竹しのぶ」?! 二度見してしまった..しのぶさん、あんた どんだけ上手いねん 笑..まったく気がつかなかった..結論、良作! 弱い人は 泣いてしまうでしょう.. 【コナンが一番】さん [インターネット(邦画)] 8点(2023-02-27 14:15:18) 1.《ネタバレ》 タイトルと看板イメージのせいで、全く見る気ありませんでした。陳謝。 先入観低すぎて、触りだけ見て消そうかと思いつつ録画見始めたのですが、 二宮君の変顔に、ハマり過ぎて、最後まで一気に見てしまった。 娘が母親の肉子と、本当の母親について初めて語り合うシーンがいいです。 11歳の娘が精神的に大人過ぎて、母親の精神年齢と逆転してて笑える。 自信の出生の重い話の時でも、淡々と受け入れていく娘が頼もしい。 小学生親子のありがちな日常風景ですが、不遇な母娘を取り巻く人々の 不器用な愛が溢れていて、気の毒で、可哀想で、愛おしくて、なのに羨ましい毎日。 観終わって、心の中に何かが確実に残る1本です。 後で、原作の小説も読んでみたいかなあ。 【グルコサミンS】さん [地上波(邦画)] 8点(2022-09-25 21:57:41)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS