みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 お世辞にもできがよいとはいえなかったデヴィッド・エアー版に対して、テンポのよさと切れ味鋭い「騙し」で見事に序盤で観客の心をつかみ、ディズニー映画では絶対にできない悪趣味描写を連発させるジェームズ・ガン監督のエンタメ真骨頂を堪能できます。冒頭、監督の盟友マイケル・ルーカーや『サタデーナイト・ライブ』でおなじみコメディアンのピート・デヴィッドソンまで登場しての上陸作戦、まさかの「かませ犬」描写にはもう大笑い。巨大ヒトデによる都市破壊は、『ゴーストバスターズ』のマシュマロマンを思わせるシュールさでした。同作では「真の悪役」ポジションともいえるウォラーが案外あっさりとしていたり、ヒトデ襲撃でみんな死んじゃったはずの町をそれでも助けようとするスーサイド・スクワットの面々の決意の理由が微妙にわかりにくいなど、気になる点もあるとはいえるし、個人的には「残虐描写」は苦手なので、途中までは若干顔をしかめながら見ていたのですが、本作のラスト「もっとも底辺で忌み嫌われている者たちの逆襲」シーンのころには大号泣。自分が大量のネズミ襲撃描写に「泣く」日が来るなんて、夢にも思いませんでした。大作映画がパッとしなかった2021年で、笑って泣けるエンタメのスマッシュヒット。見る人を選ぶのはわかるけど、メッセージは思った以上に普遍的でストレートです。 【ころりさん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-12-28 17:04:17)(良:1票) 2.《ネタバレ》 悪い奴らなクセにやたらグジグジとウェットで見どころと言えばハーレイとカタナくらいだった冴えない前作とは違って今回は面白かったわ。ジェームズ・ガン監督の作品は必ずしも好きとは言い難いのだけど(自分の中で0~10点まで振れ幅大きいわ)。 冒頭、こいつが主役?この連中の話?って思わせてからの意外な展開(いやポスター見てれば別に意外じゃないんでしょうけど、アタシ基本的に映画見る前にあまり情報をアタマの中に入れたりとかしないのよね)にドン引きしたり笑ったり。 メンバーは揃っておバカだし、前作から続く権力側のオバちゃんは今回あんなだし、スタッフもあんなだし、おふざけ度がかなり強くなっていて、でもそれはそれで楽しいので深刻ぶってるよりはよっぽどいいわ。スタッフ達の描写には『レディ・プレイヤー1』の敵側スタッフみたいに愛が感じられたしね。脇役に愛がこもってるのはいいわ。カタナ出てこなかったのは残念。でもハーレイとサメちゃんとで基本満足。あとネズミ姐さんと。 クライマックスは喜ぶ人間超限定的な大映映画リスペクトね。『宇宙人東京に現る』のパイラ人なボスったらフルCGなクセに中に人が入ってまーすって動きで街を破壊するし対抗するのは『大群獣ネズラ』だし。大きくないけど。 人の命の扱いが大変に軽い映画で、街を救おう!ってクライマックスの意志と相反してたりもして、そこはちょっとモヤるのだけれど、基本バカ映画なので『ホット・ショット』みたいなレベルで考えとけばOK、みたいなカンジ? ジェームズ・ガン監督にはあくまで気を許せないケドね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2021-09-06 22:04:13)(良:1票) 1.いい歳こいた大人達が大金使って寄ってたかって、なんとバカで気色悪くて美しい作品を作るのでしょうか。 世評に反してGOTGがイマイチハマらなかった私ですが本作は最高に楽しめました。バーズオブプレイが酷過ぎてハーレイには食傷気味でしたが、撮る人が撮ればやっぱり掛け替えの無い素晴らしいキャラクターですね。ブラッドスポットもカッコいいし、ネズミ子ちゃんは可愛かった。お金を払って観る価値あり。話題にならなかったのが寂しいな。 ありがとうガン監督。 【Kの紅茶】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-11-29 23:52:49)
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