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海がきこえる<TVM>

1993年【日】 上映時間:82分
ドラマアニメTV映画青春ものロマンス小説の映画化
[ウミガキコエル]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-07-18)【イニシャルK】さん


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監督望月智充
演出島本須美(方言指導)
渡部猛(方言指導)
飛田展男杜崎拓
関俊彦松野豊
荒木香恵小浜祐実
緑川光山尾忠志
天野由梨清水明子
金丸淳一岡田
鈴木れい子おかみさん
関智一見習い
さとうあい杜崎拓の母
渡部猛校長
有本欽隆里伽子の父
島本須美
久川綾
山崎たくみ
水原リン
桜井敏治
まるたまり
原作氷室冴子「海がきこえる」
脚本丹羽圭子(クレジット「中村香」)
作詞望月智充「海になれたら」
撮影旭プロダクション
梅田俊之
奥井敦(撮影監督)
製作スタジオジブリ
徳間書店
日本テレビ
企画鈴木敏夫
奥田誠治
制作スタジオジブリ若手制作集団
配給スタジオジブリ
作画マッドハウス(作画協力)
安藤雅司(原画)
近藤勝也(キャラクターデザイン)
近藤喜文(原画)
小西賢一(原画)
古屋勝悟(原画)
中山勝一(原画)
吉田健一(原画)
美術武重洋二(作景)
編集瀬山武司
録音浦上靖夫(音響監督)
その他IMAGICA(現像)
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未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(8点検索)】

別のページへ(8点検索)
1


17.《ネタバレ》 音楽が好き。それが第一印象。

主人公は高知に住む男子高校生、杜崎拓。
高2の夏休み、東京から同じ学年にリカコが転校してきた。
「さすが東京やね」を体現する、美人で生意気なリカコ。
主人公の親友の松野は、転校初日からリカコを追いかけ始める。

年開けの3月、ハワイに修学旅行。拓はリカコに金を貸す。
4月、高3で同じクラスになり、GWに2人きりで東京へ。
同5月、校内で殴り合い。
11月、学園祭で、拓はリカコに殴られ、松野にも殴られる。そして親友の松野と一言も口をきかないまま卒業。拓は東京の大学、松野は京都の大学、リカコは地元の高知大へ。

7月、帰省した拓は、貸切の居酒屋で、同級生たちと再会(未成年です)。
清水明子と話し、リカコが東京の大学とわかる。
そして9月、東京。拓は吉祥寺駅のプラットホームでリカコと再会。
ちょっと大人びたリカコの長髪が風にゆれた。


さて……この『海』のレンタルDVDはメイキング入り(充実の50分)。メインスタッフ五人(高橋望P、丹羽圭子、近藤勝也、田中直哉、そして望月監督)が、ロケハンから11年ぶりに高知を訪れ、当時を思い出しながら歩き、そして和室で座談会(2003年5月収録)。鈴木Pのインタビューが何度も挿入され、和やかでスリリングな50分。もちろん宮崎駿監督の話が何度も(全く関わってないのに)。そして宮崎駿が立腹した理由もわかります。

ところで脚本の中村香は、実は丹羽圭子。『海がきこえる』は初の脚本。この後、ジブリの四作『ゲド』『コクリコ』『アリエッティ』『マーニー』でも脚本を担当(全て共同)。どんな人か、DVDで分かります。

ではデータ。1993年の5月5日午後4時からテレビ放送の、72分のアニメ作品(番組枠は90分)。原作は、月刊アニメージュに2年連載の同名小説。

当時、ヒロインの身勝手さに腹を立てた。
でも美人だからね、好きなヒロイン。
だけど目の前にいたら大嫌いな女(死んでくれ)。

拓、リカコ、松野って、連載誌の読者層とは正反対なんだよね。
リカコの父親も、「愛人と高級車」がキーワードの金持ちだしさ。

音楽が好きな映画で、CD持ってます。冬より、夏に観たい。8点!


【追記 2017年03月23日】
2016-10-05の、ゆき氏の長文レビューを読んで感心した。
この作品のヒロインは、アニメてきでなく、とても現実的な女性だ。自己本位で、他人の感情を考慮しないような最低の女。
そんなヒロインに惚れる主人公は、なぜ惚れたのか。百パーセント、容姿だけである。
ああ、なんて悲しい作品なんだろう。
だが私は、音楽が好きなんだ。作画も演出も好きなんだな。だから8点を付けているんだ。 激辛カレーライスさん [地上波(邦画)] 8点(2014-08-13 10:39:51)(良:1票)

16.《ネタバレ》 まあ合格点をあげざるを得ないか。 承太郎さん [地上波(邦画)] 8点(2011-11-05 21:44:59)(良:1票)

15.《ネタバレ》 子供の頃に、テレビで流れていたのをみていたく感動したのを思い出して再見。

リカコのあのキャラ。そうそう、クラスのかわいい子ってあんな感じだったか。
中高生くらいの時ってなんで、相手の性格に関係なく顔だけで好きになっちゃうんだろうか(笑)

杜埼の朴訥な感じと松野のああいう友人関係って言うのもなんか良いですね。
ずっと続いていきそうな、だんだん疎遠にもなりそうな感じが。
松野がリカコのことを吹っ切れているかの描写はないんですが、かなりの現実路線であることを考えると、
一番の進学校からイケメンが京都の良いとこの学校に進学してりゃぁ、そりゃしばらくすればあっという間に過去のことになってしまうんでしょう。

一方で終わったことが、いきなり駅で始まりになってしまって、いろんな事情を抱えた美人との恋が始まってしまう杜埼の方に、
エンディングの後のドラマ性を感じたりもしますね。

こういう話は色々な嫌な思い出と良い思い出が色々よみがえるからあんまり見たくはないんですが、
受け手の心情を悪い方に引きずらせない見せ方が上手いですよね。

それからちょっと出てきた成城学園駅のあの角度のあの風景。ギュギュギューって締め付けられるような思いが。
吉祥寺駅のあの風景とか、磁気式の改札機とか、ちょっとした風景でいろんなのがわいてきました。
ま、よく考えて見りゃ良い思い出ばっかりでもないんですが(笑) 黒猫クックさん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-04 21:16:42)(良:1票)

14.個人的にはアッサリとしている方が好きなので結構これは好き。特に最近のジブリの自称名作作品達に比べれば100倍良い。耳をなんとかって作品もなかなか良かったけどあそこまで自分の気持ちをベラベラ喋られたり下手に歌を入れられたりすると逆に白ける。なのでこの作品のように淡々としている台詞や音楽、地味だけどどこか温かいストーリーはしつこくなく、観ていて心地よかった。たしかにあのヒロインはわがままで自分勝手な奴だけど強気な態度とは裏腹に所々に見せる弱さや寂しそうな表情を観ているとそれが世間に対する必死の強がりだったのかな~とか思ったりして凄く人間らしさを感じた。他の登場人物達の微妙な心の動きも上手く描けていて繊細な感じがした。今のジブリもあれこれ考え込まずにこれくらいストレートな作品を思い切って作ってみてもいいんじゃないかな。 КОФЕ さん 8点(2004-03-20 13:42:08)(良:1票)

13.完全に嘘だらけなんだけど、つまりあんな女の子はいないんだけども、絶対にいないんだけども、でもひょっとしたら?と思う気持ちをものすごい突いてくる。いや、嘘なんだ。嘘なんだよ。わかってます。でも、ひょっとしたら高校時代好きだったとびっきりの美人の女の子と東京の駅で再会できるかもしれない、という嘘を納得させてくる。でも高校時代好きだったとびっきりの美人の女の子なんていないから無理なんだけど。自分で何言ってるのかよくわからなくなってきました。 コダマさん 8点(2003-12-05 05:21:13)(笑:1票)

12.《ネタバレ》 放送当時は真昼間の一回だけ。
それでも視聴率が二桁いったとか。
やっぱりジブリは凄い。
放送内容も凄かった。
「おもいでぽろぽろ」の高校生バージョン?
と思ったら、ジブリ映画にはまずいないビッチすぎるヒロインの話でした。
取り敢えずそんな彼女を許してくれる友達の心の広さに感動したねー。 すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 8点(2014-12-13 18:28:03)

11.青春を感じさせるいい作品。高知弁・独特の雰囲気・テンポの良さ、こじんまりと良く纏まっている。ジブリらしからぬ作品だけれど、最近の大作感・テーマ性アリアリの商業感溢れる作品よりは余程良い。 もんでんどんさん [地上波(邦画)] 8点(2011-08-12 10:53:13)

10.高知に行ってみたいとつくづく感じた作品。。。

ナラタージュさん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-07-23 23:25:20)

9.ちょうど大学受験を終わった頃に観たので、冷静な判断はできないと思う。でも、この作品を冷静に観るなんてできないというそのことが、僕にはとてもうれしかったりする。故郷を離れて、知っている人が全くいない場所へいくということは、少しずつ、でも確実にすべてが変わっていくことの象徴だ。どうしてかは知らないが、僕たちは変わり続けないといけないらしい。そういう半ば自分ではどうしようもない部分に、いらだちと安心感と悲しみが混ざったような気分で、おまけに世界を相手にしているかのような大げさな意気込みで、とっくみあいを挑む年頃。聞こえますか? 海はいつでも海です。いつでもその時の僕を迎えてくれる。海は友だちです。この作品自体が海になっているのです。←ちと感傷的すぎてるけど。 wunderlichさん 8点(2004-07-24 20:19:12)

8.《ネタバレ》 若手製作集団がつくったということもあり、リアリティのある作品に仕上がっていると思う。男同士の友情はキレイすぎるのでは?と感じたけれど、物語にしやすい体育会系ではなく、文科系の一見淡々と生活してそうな男の子を主人公に持ってきたところがこの映画の爽やかさを引き立たせている。確かにヒロインの女の子は気性が激しく、ちっとも魅力的ではない。特に女の子からは嫌われるタイプ。しかしストーリーが主人公の回想で構成されており、ラストはこれからを想像させる形で終わっているので、二人の恋に嫌悪感を持ったりはしなかった。個人的に若手製作集団に期待大なのだが……再結成されないのかな。 もちもちばさん 8点(2004-05-26 11:52:15)

7.こういうの好きです。もう一度見たい。 よしふみさん 8点(2004-02-20 00:46:46)

6.初見は、20代後半の頃..最近、ふと気になり、改めて観ることに..う~ん 大人です..大人の演出ですね..こんなに登場人物の心情を上手く、リアル且つ高いレベルで演出されている作品だったとは..時間が経ち、年齢を重ねていくと、見えていなかったものが見えてくるんだ..と実感..ところどころ、キザで鼻に付く演出もありますが..物語として、とてもイイ感じです..見直しました! 特に主人公が ビンタ → そして殴られるシーンは必見!..もちろん、アニメとしての作画は合格点、背景も(特に空、雲)きれいです~ さすが、ジブリ ってところでしょうか..良作です.. (ジブリには、このレベルの作品をもっと創ってほしい..)

コナンが一番さん [ビデオ(邦画)] 8点(2003-11-25 16:56:16)

5.まずタイトルがいい。そんで音楽もいい。高知が舞台ってのも「ふーん。」って感じでよかった(笑)他のジブリ作品とはだいぶ感じが違うけど、これはこれでいんじゃない。ヒロインの子が誰からも好かれるようなタイプじゃないのがまた良かった。まあ、高校時代にビデオ借りて観たから面白いって感じたのかもしれないけど。 ブンさん 8点(2003-10-20 18:27:01)

4.高知弁がこの映画の最大のみどころであり、音楽もよく72分という長さも合っている。何度見ても飽きない作品でジブリのなかでも2番めに好きな映画となった。武田真治主演で続編の実写もみたがぜんぜんだめだった。アニメは実写を超えた。 まさるす12さん 8点(2003-02-17 18:29:52)

3.高知弁を直に聞きにいきたいなあ。 マサさん 8点(2003-01-18 10:03:47)

2.夏になると絶対観たくなる映画の一つです。ジブリのイメージを超えて、映画としてかなりいいと思う。淡々とした展開が好きです。 鉄男さん 8点(2002-12-13 22:51:00)

1.かなり好きな作品です。武藤里伽子が女性からはイマイチの人気のようですが、武藤のキャラクターはそもそも同性に嫌われるタイプの女性なので、それはそれでよし。なんだか懐かしい気持ちになれて、久しぶりにドキドキしました。 ニューヨークの恋人さん 8点(2002-09-28 22:05:10)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 99人
平均点数 6.25点
000.00% line
100.00% line
222.02% line
388.08% line
41111.11% line
51212.12% line
61717.17% line
72222.22% line
81717.17% line
955.05% line
1055.05% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review5人
2 ストーリー評価 7.70点 Review10人
3 鑑賞後の後味 8.37点 Review8人
4 音楽評価 7.42点 Review7人
5 感泣評価 6.40点 Review5人

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