みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
6.《ネタバレ》 これは時には甘く、時にはほろ苦い人生という旅のロードムービー。その構成、語り口が素晴らしい。 追い越して後方に遠ざかる車に乗っていたのは若い頃の過去の二人。無視して通り過ぎたヒッチハイカーも若い頃の過去の二人。決して時は逆回転せず、通り過ぎて行った過去には戻れないということだったのでしょうか。 でも短気でドジな青年は短気でドジな成功者になったけれど、若い頃からラストシーンまでいつまでたってもパスポートが出てこない夫。いつまでも出会った頃のままの二人ではいられないけれど、その人間の根底にあるものってそんなに変わらないもの。互いにそれを分かりあっているからラストシーンの後も「これからも2人で」旅を続けていけるのでしょう。 ゆったりとした雰囲気ながらもテンポが良く流れるような構成、演出の妙を見せてくれたスタンリー・ドーネン、そしてマンシーニの本作の音楽には心からうっとりさせられるほど素晴らしい。ドーネン、マンシーニ、オードリーが揃った映画といえば僕にとっては10点を付けた「シャレード」ということになりますが、「シャレード」から4年の時を経たオードリーのいい味が加わった本作もやはり僕にとっては愛すべき映画の一つとなっています。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-12 21:12:57)(良:2票) 5.「会話のないカップルは?」「Married people!」倦怠期の場面をよく描けている。ヘプバーンにラブシーンは似合わない。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-07-07 10:01:20)(良:1票) 4.《ネタバレ》 先日、ある病院のテレビで、”ローマ時代”の彼女からは見る影のない、ヘップバーン作品をやっていた。とくに興味のないわたしは、画面のまえ通り過ぎようとした。次の瞬間!!!、、、!”え!!!?”なんじゃ!?この音楽は!!!!と呆然と立ち止まり耳がダンボになり、画面を凝視する!!、、、、ううううう、、せつない、、、。てなわけでユニオンやハンター(?)やアマゾンやオークションを駆使し、これのCDとDVDを即買いする。数十年に一度のヒット!!しかし、思ったとおり!やはり!このメインテーマは”別離”を表現しているのではなかった!!!よかったよかった!涙ちょちょぎれ。しかしこれは観終わるのがホントつらかったなあ。(何度も観れるからイイってもんではない)映画のふたりはしあわせだが、オレはかなしい。せつない。さびしい。”いつも二人で”なんてよう、、泣かせるなあ。しかしホントなんとも、とおい遠い世界だなあ。 【男ザンパノ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-05-26 00:38:04) 3.なかなか味のある作品でした。 オードリーの娘時代設定はちょっと老けてて痛々しさがあったけど。 若干、時系列が判りにくかったのでまたじっくりと観てみたい。 どんなに激しい恋愛を経て結婚しても夫婦仲は自然と冷めるもの。 それを互いに認めながらも共に同じ道を行く。 進んだり止まったり寄り道をしたりしながら。 根底には愛が確かに流れてるから「いつも2人で」居られるのだろう。 【奈緒】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-02-04 11:11:44) 2.倦怠期の夫婦の過去と現在が混ざり合って、戻ることのできない幸せな過去を引きずりながら、醒めたしまった現実を重ねていく、そんな切ない話です。この映画を見て寝かしすぎて失敗したワインのようだけど、そんなワインでも飲み方次第で飲めないわけじゃないと思ってしまいました。オードリーのために書いたというヘンリーマンシーニの音楽が秀逸です。サントラCDだけでなく、いろいろなヴァージョンを集めて買ってしまったくらい、このテーマソングが大好きです。 【omut】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-02-20 07:47:49) 1.現在・過去・未来と時間が飛び回る手法(←こんな表現で正しいのだろうか?)は珍しくありませんが、それがこれほどまでに効果を発揮した作品を未だ観たことがありません。笑いと切なさが交錯しあい、どんどん引き込まれていきます。いい映画だ。 【nizam】さん 8点(2004-05-18 19:15:28)
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