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【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 恥ずかしながら「ニュー・シネマ・パラダイス」の何十倍も感動してしまった。本作のマルチェロ・マストロヤンニが近視眼的な人物だとは思いません。息子の一人が「何でも直ぐに見抜く」と言っていた様に、子供達を愛してるが故に、わざと騙された振りをしてきたんだと思います。しかしそれ以上に、妻にも先立たれ、自分も先が長くないことを自覚している老人として、一生を捧げてきた子育てが失敗していたと認めたくない思いが強かったんだと思います。親にとっては子供が年老い、幸せに死ぬまでが子育て。「何をしたかも、刑務所の名前も言うな。いつ出てくるのかだけ教えてくれ」という台詞に、親の持つ無償の愛情を感じました。「子供達はみんな元気だ」とは、自分に言い聞かせる言葉だったのです、8点献上。 【sayzin】さん 8点(2005-01-11 01:11:22)(良:1票)
2.まだ若い監督(当時)が分かったような人生論を口にするな、って気もするんだけど、でもとにかく楽しんで作っているの分かってそれが楽しい。子ども五人も必要だったかな、とも思えるが、イタリアを回るにはこれぐらいがいいのかもしれない。『東京物語』を大袈裟にしたような話で、場末の医院ぐらいの幻滅がちょうどいいと日本人なら思える、多血質のイタリア人だともっと大仰な幻滅をしたくなるんだろう。私のノートには良かったカットがこまごま書いてあるが、一つだけあげると、娘が走ってきて階段のとこで(カメラは上にあるので上り始めのところで一度視界から消える)少女時代に代わるの。娘のスピード感がそのままで、実に鮮やかだった。イタリア映画は、フェリーニとかタヴィアーニとか話がどうのこうのより、良かったカットを記憶したくなるものだった、そういう監督のの最後がトルナトーレだったか。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-01-18 09:38:36)
1.親にとって、子供は永遠に自分の宝もの。大きく輝くことを願っているし、子供達も親を安心させたいと繕っている。でも、成人した子供たちにとっては、実生活は甘くはないし、日常に追われていると、故郷の親は過去のもの。触れてほしくない事柄も多いのですね。やはり、それが人生。「東京物語」のような世界共通のテーマを、改めてじっくり考えさせてくれる映画でした。シチリアと都会との社会の違いなども、興味深かったです。 イタリアを代表する男前マルチェロ・マストロヤンニがすっかりおじいさんになっていて、懐かしさを感じました。おばあさん役には、ぜひソフィア・ローレンを登場させてほしかった。 それから、訪ね回る子供たちが多いせいもあるけれど、観ていてちょっとダレました。この監督の作品は、つくりは丁寧ですが、ちょっと長めですね。 【ちくわ】さん 8点(2004-12-12 12:42:54)
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【点数情報】
Review人数 |
10人 |
平均点数 |
6.70点 |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 6 | 60.00% |
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7 | 1 | 10.00% |
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8 | 3 | 30.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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