みんなのシネマレビュー

レインメーカー

The Rainmaker
1997年【米】 上映時間:135分
ドラマ法廷もの犯罪もの小説の映画化
[レインメーカー]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-06-29)【Olias】さん
公開開始日(1998-06-27)


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監督フランシス・フォード・コッポラ
ロマン・コッポラ(第2班監督)
助監督ゲイリー・マーカス(第1助監督)
演出ジャック・ギル[スタント](スタント・コーディネーター)
キャストマット・デイモン(男優)ルーディ・ベイラー
ダニー・デヴィート(男優)デック・シフレット
クレア・デインズ(女優)ケリー・ライカー
ジョン・ヴォイト(男優)レオ・F・ドラモンド
メアリー・ケイ・プレイス(女優)ドット・ブラック
ディーン・ストックウェル(男優)ハーヴェイ・ヘイル
テレサ・ライト(女優)ミス・バーディー
ヴァージニア・マドセン(女優)ジャッキー・レマンシック
ミッキー・ローク(男優)ブルーザー・ストーン
ジョニー・ホイットワース(男優)ドニー・レイ・ブラック
ロイ・シャイダー(男優)ウィルフレッド・キーリー
ランディ・トラヴィス(男優)ビリー・ポーター
ダニー・グローヴァー(男優)判事 タイロン・キプラー(ノンクレジット)
平田広明ルーディ・ベイラー(日本語吹き替え版)
辻親八デック・シフレット(日本語吹き替え版)
小林優子ケリー・ライカー(日本語吹き替え版)
納谷六朗ブルーザー・ストーン(日本語吹き替え版)
小島敏彦ウィルフレッド・キーリー(日本語吹き替え版)
塩田朋子ジャッキー・レマンシック(日本語吹き替え版)
大川透エヴァレット・ラフキン(日本語吹き替え版)
麦人判事 タイロン・キプラー(日本語吹き替え版)
山野史人レオ・F・ドラモンド(日本語吹き替え版)
檀臣幸ドニー・レイ・ブラック(日本語吹き替え版)
久保田民絵ミス・バーディー(日本語吹き替え版)
島香裕(日本語吹き替え版)
原作ジョン・グリシャム『原告側弁護人』
脚本フランシス・フォード・コッポラ
音楽エルマー・バーンスタイン
挿入曲B・B・キング"How Blue Can You Get"
撮影ジョン・トール
製作マイケル・ダグラス
スティーヴン・ルーサー
フレッド・フックス
ジョージア・カカンデス(共同製作)
ゲイリー・マーカス(製作補)
配給ギャガ・コミュニケーションズ
美術ウェイン・フィッツジェラルド(タイトル・デザイン)
衣装アギー・ゲイラード・ロジャース
編集バリー・マルキン
字幕翻訳戸田奈津子
スタントアンディ・ギル〔スタント〕
その他ジョージア・カカンデス(ユニット・プロダクション・マネージャー)
あらすじ
正義感の強い弁護士志望のルーディ・ベイラーは、ロースクールを卒業後、なんとか就職する。しかし、そこは、悪徳弁護士のブルーザー・ストーンの事務所。ベイラーはロースクールの実習時代に相談を受けた白血病の青年の母親の相談をそのまま引き受けることになる。その青年は、骨髄移植の治療費支払いを保険会社から拒否され、余命幾ばくもない状態。しかし、保険会社は、優秀な弁護団を雇い、判事も訴訟に乗り気でない…。ジョン・グリシャム原作の医療訴訟法廷映画。

みんな嫌い】さん(2004-04-06)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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20.豪華メンバーの割にほぼ忘れ去られた感のある本作ですが、私は「ゴッドファーザー」や「地獄の黙示録」よりも好きです。本作のような小さめの映画をきっちり面白く作ってみせることは、重厚な大作以上にコッポラの映画監督としての腕前を表しているように思います。DVに白血病とかなり重いテーマを扱う一方で、新米弁護士の爽やかな成長物語や恋愛要素をぶち込み、かつ両者を水と油にしていないのですから、並みの監督の仕事ではありません。大岡越前か、遠山の金さんかというダニー・グローバー判事の登場シーンや、ジョン・ボイト弁護士からの嫌がらせ、有力な証言者を捕まえてきたマット・デイモンの反撃等々、娯楽的な盛り上げ方も手慣れたもので、最後まできっちり楽しませてくれます。特に、困り果てたところでミッキー・ロークから助けが入る件は最高でした。クライマックス直前に意外な支援が入ることは娯楽映画の基本中の基本なのですが、こうした基本をきっちり見せてくれる映画って実はあまり多くありません。また適材適所のキャスティングもバッチリ決まっており、役者選びのセンスもさすがです。若手でもっとも注目されていたマット・デイモンとクレア・デーンズをカップルにする一方で、ミッキー・ロークやロイ・シャイダーなど「あの人は今」状態の俳優を引っ張り出して一緒に演技させる。枯れたとはいえ、かつてはハリウッドの頂点にいた彼らの存在感は抜群で、作品の重要なアクセントになっています。さらにダニー・デビート、ジョン・ボイト、ダニー・グローバーといった安定した俳優で彼らをグルっと取り囲み、鉄壁の布陣を作り上げています。ここまで見事に俳優を使いこなしている映画って他にはありません。まさに教科書のような映画です。 ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 8点(2010-02-14 20:38:03)(良:1票)

19.《ネタバレ》 ハリウッドというかアメリカ映画のお得意ジャンルでありそれこそ星の数ほど(ちょっと大げさでした)製作されてきた法廷ものだけど、巨匠コッポラもやっぱ撮ってたんですね。彼は『タッカー』でも法廷劇的な要素を後半に盛り込んだけど、法廷小説の大家であるジョン・グリシャムのベストセラーに取り組んで、風格ある映画に仕上げました。原作とはかなり雰囲気の違う出来だという声もありますが、コッポラは脚本家としての力量を見せて観ていて飽きさせないエンタメとしての完成したストーリーかと思います。 やっぱ若い頃のマット・デイモンは、汚れた弁護士の世界に飛び込んだがギリギリのラインを守って成長してゆく姿が瑞々しくて、後年にジェイソン・ボーンみたいにゴリラ化するとは想像できないですね(笑)。悪徳ブラック弁護士のミッキー・ロークも、出番は少なかったけどいい味だしてました。悪徳とまではいかないかもしれないけど、一人で悪役を背負ったようなジョン・ボイドの弁護士も、あの法廷での駆け引きは迫力満点でマット・デイモンじゃ到底勝ち目が無いでしょ。日本じゃ未だに弁護士(とマスコミ)を正義の味方だと誤解している人が多いけど、前半の病院での営業活動なんかを見ていると、やっぱこの職業は他人の不幸やトラブルがないと喰ってゆけないんだなと実感させられます。人の涙や不幸を常に探し求める稼業、まさにレインメイカー(雨降らし屋)というわけです。コッポラの脚本は、“善い弁護士”と“悪い弁護士”をある意味で突き放して並列させている感じで、破産で保険会社が逃げ切った様なラストになってジョン・ボイドに「俺たちはどっちも負けだな」と嘆息させるところにその意図が出ているのかなと思います。 初訴訟で大企業に大勝したマット・デイモンが「これで依頼者は常に勝訴を期待してくる、そしてどこかで自分は越えてはいけないラインを踏み外してしまうだろう」と廃業を決意するラストには、とても共感できました。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-04-24 22:38:46)

18.ここからマット・デイモンにハマった。ヒロインの女の子も好きです。 ジダンさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-10-12 21:35:33)

17.裁判ものや医療ものに弱い私にはたまらない作品。 あるまーぬさん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-01 03:53:43)

16.社会の悪と戦い、困っている人を助けることができるってすばらしいですね。
泣きました。 りえりえさん [地上波(字幕)] 8点(2005-10-28 02:35:24)

15.素晴らしかった。J・グリシャムは好きな作家だけど、映画化したものの中ではこれが最高。 ガッツさん 8点(2004-02-25 02:29:59)

14.《ネタバレ》 さすがにコッポラ。非常に良質の映画ですね。マット・デイモンはやっぱり才能を感じます。新米弁護士で抜けてるところもあるんだが、しっかりした自我と信念を持って肝心なところでは相手を打ち負かす狡猾さも持っている。そんな役柄を見事に演じていました。脇を固めるキャストもまた豪華。名優ジョン・ボイトに、ナインハーフのミッキー・ローク(年取って貫禄増したね。嗄れ声も良かった)、判事役にリーサル・ウェポンのダニー・グローバー、被告役の社長はなんとロイ・シャイダーと来た。これら円熟に達した俳優達に盛り上げられ、そしてそれに負けずにマットの若々しい演技が上手く溶け合っていました。ラストシーン、原告の母親にマットが会いに行って、賠償金が手に入らなくて申し訳ないと謝罪するところで、この母親が「こんな田舎のおばさんが、あの大きな会社を潰したなんて凄いことだわ」と笑顔で誇らしげに言う場面で涙が出てきました。私は泣けた映画には8点以上をつける事にしているので、8点です。あと、クレア・デインズは、このころはすごく可憐で綺麗でしたね。最近の「めぐり合う時間たち」や「ターミネーター3」では見る影も・・あ、これ以上言うのはやめとこ。この作品のクレア・デインズを見て、この1年前のロミオ+ジュリエットもやっぱりチェックしとこうかなという気になりました。 Takさん 8点(2004-01-21 02:17:44)

13.法廷ものに限ったことではないけど話がわかりにくい映画がある中でこれ程法廷ものをわかり易く描いている映画は少ないと思う。しかもマッドデイモンのペーペー役は出来すぎと言うくらい良かった。 taronさん 8点(2003-12-30 05:22:17)

12.マットデイモンのどこがいいのか理解できない人が彼を再評価してみようかな?と思える作品。私はマットデイモンには全くスター性を感じないのですが、この作品は彼らしさが上手く出ていて好きな作品です。 東京50km圏道路地図さん 8点(2003-12-30 03:33:21)

11.たま~にマットデイモンがレオナルドディカプリオに見えちゃったりしてwジョングリシャムが原作の映画はストーリーがしっかりしてていつも満足♪ M・R・サイケデリコンさん 8点(2003-12-23 16:33:48)

10.あなたが堕落したのはいつからですか?というセリフが良かった。この映画ではじめてクレアデーンズを見たが、彼女は素晴らしい! 花守湖さん 8点(2003-10-14 21:07:00)

9.M・デイモンはあまり好きじゃないのですが・・、この作品のデイモンは結構良いかも。個人的には両ダニーの好演とM・ロークの格好良さに◎。それからキーリー(CEO)役はロイ・シャイダーですよ。 aineさん 8点(2003-08-24 08:29:48)

8.思い出しました。私がマッド・デイモンファンになった作品がこれでした。演技派ですよね~。初々しい新米弁護士から、ひとりの男としてたくましくなっていく姿を見事に演じてる!でも2回目観たときに印象に残ってのは、白血病患者のお父さん。あの行動に涙が止まりませんでした。最後、大きな感動を味わえるわけではありませんが、心洗われる作品だと思います。 ポサさん 8点(2003-05-12 00:21:57)

7.「教えてください。・・・あなたたちが何時から堕落したのか・・」を観るだけでも価値があります。このセリフを思い出し、日々真剣に仕事をするように心がけるようにしてます。 たーしゃさん 8点(2003-04-17 23:42:45)

6.素直に楽しめたし感動もしたし見て良かった。ミッキーロークもいい味だしてるし、結構ストーリーもはらはらしながら見れた。法廷モノは苦手な方だが、これはいい。主人公の誠実さを役者の個性がうまく引き出した感じがする。 撃っとこサマーさん 8点(2003-01-04 14:21:50)

5.結構面白かった。白血病の人がかっこいかった。ロミジュリ見てから、クレアデーンズ嫌い。 おうちさん 8点(2002-04-03 23:02:22)

4.レンタルビデオで借りたのですが日本語吹き替え版を見ました、このての派手なアクションや見せ場ない台詞中心の映画は字幕を見ないで英語を完全に理解できる人以外は吹き替え版を見たほうが分かりやすく役者さんの表情や仕草を中心に見ることが出来て楽しめると思います多分評価も変わるのでは。でも見終わった後に気に入ったので字幕版が見たくなりました。 ミスタープリンセスさん 8点(2002-03-14 01:11:11)

3.好き好き!構成なんか上手く出来てるとおもいますよ。基本的に勧善懲悪ものは苦手なんだけどこれは本当に楽しめました。 ななさん 8点(2001-07-11 17:51:17)

2.とにかくマット・デーモンの『あなたたちはいつから堕落したのですか?』がすき。いきなりそれをゆーか!?でも若手弁護士とかそーゆー知的な役はハマってるかも。 やすさん 8点(2001-06-08 14:39:19)

1.結構みなさんの評価低いけど割と好きな方です。これマイケル・ダグラスが製作したですよね。プロデューサーとしての才能もあるのですね。 チャーリーさん 8点(2001-03-09 23:23:10)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 125人
平均点数 6.68点
000.00% line
100.00% line
221.60% line
310.80% line
454.00% line
51310.40% line
63124.80% line
74132.80% line
82016.00% line
9108.00% line
1021.60% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.16点 Review6人
2 ストーリー評価 7.75点 Review8人
3 鑑賞後の後味 6.75点 Review8人
4 音楽評価 5.20点 Review5人
5 感泣評価 6.25点 Review8人

【ゴールデングローブ賞 情報】

1997年 55回
助演男優賞ジョン・ヴォイト候補(ノミネート) 

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