みんなのシネマレビュー

エイリアン

Alien
1979年【米・英】 上映時間:117分
ホラーサスペンスSFアドベンチャーシリーズものモンスター映画
[エイリアン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-03-28)【TOSHI】さん
公開開始日(1979-07-21)


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監督リドリー・スコット
演出山田悦司(日本語吹き替え版【フジテレビ / BD】)
キャストトム・スケリット(男優)ダラス船長
シガニー・ウィーバー(女優)エレン・リプリー
ヴェロニカ・カートライト(女優)ランバート
ハリー・ディーン・スタントン(男優)ブレット
ジョン・ハート(男優)ケイン
イアン・ホルム(男優)アッシュ
ヤフェット・コットー(男優)パーカー
富山敬ダラス船長(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
幸田直子エレン・リプリー(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
榊原良子ランバート / マザー(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】/【LD】)
穂積隆信ブレッド(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
納谷六朗ケイン(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
田中信夫アッシュ(日本語吹き替え版【LD / VHS / DVD / BD】)
郷里大輔パーカー(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
郷田ほづみダラス船長(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
樋浦勉ブレッド(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
森田順平ケイン(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
岩崎ひろしアッシュ(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
大川透パーカー(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
小宮和枝マザー(日本語吹き替え版【DVD / BD】)
西沢利明ダラス船長(日本語吹き替え版【LD / BD】)
田島令子エレン・リプリー(日本語吹き替え版【LD / BD】)
鈴木弘子ランバート(日本語吹き替え版【LD / BD / フジテレビ】)
北村弘一ブレッド(日本語吹き替え版【LD / BD】)
渡部猛パーカー(日本語吹き替え版【LD / BD】)
前田昌明ダラス船長(日本語吹き替え版【フジテレビ / BD】)
野際陽子エレン・リプリー(日本語吹き替え版【フジテレビ / BD】)
青野武ブレッド(日本語吹き替え版【フジテレビ / BD】)
仲村秀生ケイン(日本語吹き替え版【フジテレビ / BD】)
富田耕生アッシュ(日本語吹き替え版【フジテレビ / BD】)
飯塚昭三パーカー(日本語吹き替え版【フジテレビ / BD】)
久保田民絵マザー(日本語吹き替え版【フジテレビ / BD】)
大塚明夫ダラス船長(日本語吹き替え版【テレビ朝日 / BD】)
戸田恵子エレン・リプリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日 / BD】)
千田光男ブレッド(日本語吹き替え版【テレビ朝日 / BD】)
牛山茂ケイン(日本語吹き替え版【テレビ朝日 / BD】)
羽佐間道夫アッシュ(日本語吹き替え版【テレビ朝日 / BD】)
麦人パーカー(日本語吹き替え版【テレビ朝日 / BD】)
佐々木優子マザー(日本語吹き替え版【テレビ朝日 / BD】)
原作ダン・オバノン(原案)
ロナルド・シャセット(原案)
脚本ダン・オバノン
音楽ジェリー・ゴールドスミス
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より引用
編曲アーサー・モートン〔編曲〕
撮影デレク・ヴァンリント
デヴィッド・ジョンソン[撮影](第2アシスタント・カメラ)(ノンクレジット)
製作ウォルター・ヒル
デヴィッド・ガイラー
ゴードン・キャロル
20世紀フォックス
製作総指揮ロナルド・シャセット
制作東北新社(日本語吹き替え版【LD / フジテレビ / BD】)
ACクリエイト(日本語吹き替え版【VHS / DVD / BD】)
配給20世紀フォックス
特撮カルロ・ランバルディ(特殊効果)
ボブ・キーン〔特撮・特殊メイク〕(模型製作)(ノンクレジット)
アントン・ファースト(ノンクレジット)
美術H・R・ギーガー(エイリアンデザイン)
ダン・オバノン(視覚デザインコンサルタント)
ロジャー・クリスチャン(美術監督) / (プロダクション・デザイン)(ノンクレジット)
レスリー・ディリー
イアン・ウィッテカー〔美術〕(セット装飾)
衣装ジョン・モロ
編集テリー・ローリングス
字幕翻訳岡枝慎二
日本語翻訳木原たけし(日本語吹き替え版【LD / BD】)
動物ジョーンズ(ジョーンジー)
スーツアクターエディ・パウエルエイリアン(ノンクレジット)
スタントエディ・パウエル
その他ライオネル・ニューマン(指揮)
あらすじ
「ジョ~ンジィ~、ジョ~ンジィ~......ん?.......ウギャーーー!!!」       宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない。

あばれて万歳】さん(2004-08-06)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(8点検索)】

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114.今さっき改めて見て思い出したことがあるので。。中学校の頃の友達「高橋君」がアンドロイドのアッシュのまねをよくしてました。口から牛乳出しながら「メロメロくりゅくりゅ」ってしゃべりながらぐるぐる回ってました。迫真の演技にそれが始まると私も含め女子中心にみんなキャーキャーいって逃げ回ってました。左手のひらで自分の顔全面を覆って右手で手首の下辺りをもって「フェイスハガー」とか、机を3つ並べてその上に寝て、右手の肘を机の下にぐっと下げてからにょきっとだし、手首を蛇拳のようにしてて「チェストバスター」とか。。。。。(すんません、伝わりにくいと思いますが、みんなそのころテレビで放映されるたびにそんな物まねやってませんでした?俺らだけ?)高橋君!また一緒にいろんな映画みたいなあ。 蝉丸さん 8点(2004-09-07 23:07:51)(笑:3票)

113.設定的にはSFだが、その実、丁寧に基本を押さえたホラー映画である。
「密閉された狭い空間で強く凶暴なものと一緒にいなければならない」という恐怖を、これでもかというほど徹底して描いている。
セットの趣を大きく二種に分け、映像にメリハリをつけている点も良い。
キャメロンのマンガ的なパニックアクションも悪くはないが、やはりエイリアンはこの一作目にかぎる、というのが個人的なつぶやき。 肛門亭そよ風さん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-24 07:13:14)(良:2票)

112.《ネタバレ》 メチャクチャ久しぶりに見たわー。 はじめて見たときの衝撃があまりに凄かったもんで、忘れっぽいおバカなアタシでも内容は大体覚えてたんだけど、それでもこれだけドキドキさせるって…ホント凄い映画よね。 絶え間なく鳴り響く警報、チカチカ点滅する警告灯、耳元で聞こえるかのような息づかい、ブレる画面…正直ちゃんと実物を見たらセットもチャチいんだろうし、モニターなんかもガッツリ時代を感じさせるんだけど、見せ方だけでこんなにもドキドキさせちゃうなんて…リドリーったらテクニシャンね。 終盤のシガニー姐さん渾身のサービスショットは、それまでのリプリーの男前っぷりが邪魔して色気ゼロだったけど…まあご愛嬌ってことで。 あと…字幕で見てるのにどうしても友近がよぎっちゃうのが残念っちゃ残念だったけど(あのネタは大好きなんだけどね)、33年前のSFがいまだに通用するってのがアタシはスゴイと思うわ。 ブラボー! 梅桃さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-27 14:11:24)(良:2票)

111.リドリー・スコットの味。流石に光と影の魔術師で、硬質で野暮な金属の構成体たる宇宙船内部すら、どこか高尚でありながらも色気の漂う映像空間に変えてしまうそのセンス。1つ1つの陰影全てが不敵なまでの計算の下に映し出される。美しい。閉鎖空間で繰り広げられる、これ以上はないというまでの心理戦。「宇宙人との対決」というテーマは、一歩間違えたらB級映画にまで陥落しかねないのに、この作品にはそこはかとなく高貴な雰囲気が漂い、圧倒的なまでに詩的。SFホラーの金字塔とまで昇華されている。ただ1つ指摘するなら、人物描写が物足りないような気がした。登場人物の背景が一切見えず、主人公のリプリーという女性の魅力すら伝わらない。残念ながら彼女は私には、ただ自己中心的で強気の女性、というようにしか見えなかった。まあ、主役はむしろエイリアンだからいいのかな。相変わらず私の好みのテイストの映画ではないけれど、このシリーズには、好き嫌いの範疇を超えた、その功績に対する1つの敬意としての高評価を呈示します。 ひのとさん 8点(2004-01-21 16:14:16)(良:2票)

110.《ネタバレ》  映像派リドリー・スコットの出世作。確かに当時こんな風に陰影を巧みに使うスタイリッシュな監督は殆どいなかったので、新鮮に感じた記憶がある。ギーガーの卑猥一歩手前のエイリアンデザインも、それまでのモンスター像を踏襲することなく、一線を画した個性を際立たせることに成功している(エイリアンの頬の膜のようなものは何とコン○ームだ!)。とは言え、本作が成功した最大のポイントは監督もデザイナーも脚本も当時その才能は一般的に未知数だったことにより、縛りが多く暴走しようにも周囲に抑えられたことにある。「自由奔放」と「好き勝手にやりたい放題」は映画製作に於ては正に「紙一重」。スコット、ギーガー、オバノンと三者三様ながら曲者揃いだったことからも制作サイド(ロナルド・シャセットとかデヴィッド・ガイラーとかW・ヒル)のこの判断は実に的を射たものであったと敬服するしかない。この四すくみの摺り合わせ作業の末に奇跡的な成果として結実したのでは?と考えると色々示唆に富む映画ではある。仮に現在のスコット、ギーガー、オバノンで制作したとしたら、各々譲ることも知らずエゴイスティックに主張し、誰も口を挟むことができずに、恐らく「鵺(ぬえ)」のような滅茶苦茶な代物になって失敗したのではなかろうか。「G.I.ジェーン」や「スピーシーズ」を思い出してもらいたいね。79年作品というのは、そういう意味をも秘めているのである。成功のポイント・その2は、当時でも余りに地味過ぎるキャスティング。イアン・ホルムやトム・スケリット、ハリー・ディーン・スタントン、ジョン・ハートにヤフェット・コットーなんて余程の映画マニアでもない限り顔も名前も知らなかったハズ。つ・ま・り・「一番有名な俳優が生き残る」の法則が一切通用しないので、先が全く読めない。誰かこの中で、ダラスが中盤で呆気なく死ぬ、アッシュが冒頭からどうも怪しい、猫のジョーンズが最後まで生き残る、と予備知識全然なしに序盤で予想できたヒトいる?いたら凄過ぎだけど…一生そのヒト尊敬しちゃいますぅ~ってか出来るわきゃねーだろ!あとコレって原作なんか無いよ、オバノンのオリジナル脚本だし。もし読んだって方がいたとしたら、そりゃ単なるノベライズ版じゃ? へちょちょさん 8点(2002-12-27 02:20:44)(良:2票)

109.《ネタバレ》 公開当時、“WARNING”ばかりを強調するテレビCMがやたら目について、どういう話か知らないまま映画館で見た。alienという言葉はこの映画以降に日本でもよく知られるようになったと思うが、自分としてはwarningもこの映画で初めて知った。憶えるべき英単語に含まれていなかったのか勉強不足だったのか。
実際見ると導入部がいきなり得体の知れない不安感から始まり、その後にいったんほっとさせてから、また緊張感を高めた上で最後に開放感を生じる構成になっており、これでホラーとは思わなかったがスリリングだったのは間違いない。ただ初見時には、エンディングに入ってからもこれで本当に終わりなのかと不安が残る気分だったが、それは結果的に2に送られた形になったらしい。
当時の感覚として斬新だと思ったのは、まずは国連宇宙軍とか惑星連邦とかではなく民間企業の所有する産業用の宇宙船が出て、化学工場のようなごつい設備がむき出しのまま宇宙を飛んでいたことで、内部に薄汚れたような暗い空間があるのも町工場じみて産業用らしい。また電子機器の稼働に付随する騒音が耳に残るのと、「ロボット」であるのに金属製の部分が見えない(白い液体がおぞましい)ことに素朴な驚きがあった。
そのほか何よりこれ以降、宇宙というのは夢のフロンティアとか希望の大洋とかいうよりも、何が出て来るかわからない怖いところ、というイメージが生じた気がする。侵略宇宙人のようなものなら昔からいたが、こんな得体の知れないのは初めて見た。

今回見て思ったこととして、コンピュータに文章で適当に問いかければそれなりの答えが返るというのが当時は安易な発想に思われたが、2019年の現在ではすでにそういう感じのものが実現しており(それも音声で)、ここは40年間の人類文明の進歩を実感した。
また宇宙船に愛玩動物を乗せていたのは乗員のメンタル対策として有効だろうと思った(ネズミ駆除用という話もあるようだが)。ネコ嫌いの乗員はいなかったのかとか放し飼い状態はさすがに運行に支障があるというような問題はあるが、とりあえずネコが最後まで生き残ったのはこの映画としてのささやかな良心を感じた。
現代と違ってエンドクレジットが延々と続くようなこともなく、ラストシーンの雰囲気を引き継いだ穏やかな音楽のまま終わっていたのはかなり好印象だった。 かっぱ堰さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-06-22 23:21:04)(良:1票)

108.《ネタバレ》 SFホラーとはよく言ったもので、まさにその通り、宇宙貨物船乗組員がその密室を舞台に未知の生物モンスターから追い詰められるホラーです。そのUMAエイリアンの造形が秀逸であった事が今なお語り継がれている要因でしょう。あの不気味な卵から生まれ、その体液は強酸で、脱皮を重ねてのあのフォルム、素晴らしいです。また全貌がなかなか明かされない感じも恐怖心を煽られます。ただ最後リプリーに撃たれ宇宙船から宙ぶらりんになった時、その全貌が普通に着ぐるみみたいだったのが残念で仕方ない。ホラーが苦手でSF好きな者としては、本作より「2」の方が実は好みです。 ちゃかさん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-12 22:18:06)(良:1票)

107.《ネタバレ》 いやーーーたまんない、、、もう顔に張り付いた虫みたいなやつぐらいから、もうかなり気持ち悪い。すんごくこういうのは苦手、、、でも一番ビックリしたのは、科学者がロボットだったこと。のたうち回って暴れる様にマジで絶句…。宇宙船の造形はものすごく良く出来てるね~1979年制作とは思えないよホント、あんまりはっきり見せないエイリアンの造形も今改めて考えれば先駆的で造った人は天才だね。のちにいろいろなエイリアン物を世に出すきっかけになった本作の功績は大きいですよ。シガニー姐さんが若いし、最後にサービスショット有り★ちなみにパーカー役はヤフェット・コットー、どっかで見たことあんなーと思ったら「ミッドナイトラン」のモズーリFBI捜査官役で出てます。そんなところも意外な発見でゴザイマシタ Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-01-03 14:06:25)(良:1票)

106.《ネタバレ》 結構ハードSFしている。設定そのものは映画然とした物なのだが、この監督はそう見せるのが非常に巧い。
この映画を子供の頃洋画劇場で観たとき、未来はこうなるんじゃないかという確信めいた物を感じた。当たり前だが、そんなわけはない。けど、リアリティがある。宇宙にはこういう生き物がいるかもしれない、それで人間をこうやって襲ってくるかもしれない。で、助けてもらえる方法はない。

閉鎖された空間で説明不能な恐怖に追われるというのは結構セオリーではあるけど、それを感じさせない斬新さは本筋以外のところにつぎ込まれた工夫の数々で成り立っている。その無数の技巧が文字通りエイリアンに喰われているあたり、演出が冴えまくっている。 黒猫クックさん [地上波(吹替)] 8点(2012-03-20 17:18:01)(良:1票)

105.《ネタバレ》 ドラマの性質上、何度も鑑賞すると衝撃度は低下するけど、初めて観た時は【宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない】というキャッチコピーの通り、どぎまぎして鑑賞した記憶があります。

印象深いシーンが多く(卵から飛び出して顔面に張り付く、幼体が腹を食い破って出てくる、アッシュが実はアレで狂ったように暴れる等)、中でも当時ガキだった私には、終盤のリプリーの下着姿が刺激的かつ衝撃で・・・

映画のチラシなんかも集めていた、あの頃・・・
エイリアンのチラシの裏にも、リプリーの下着姿が載っていて、私にはお宝だった訳です・・・失礼。

何はともあれ、SF映画の名作のひとつであります。 ぐうたらパパさん [DVD(字幕)] 8点(2011-10-10 17:58:52)(笑:1票)

104.《ネタバレ》 SFホラーの金字塔。疑う事無き傑作の一つ。LDやDVDで自宅観賞の機会は今迄数多く有ったが、劇場での観賞は1980年の初見時以来、実に31年振り。 前日にアバターをIMAX3Dで観賞した事も有り、シガーニー・ウィーバーの容姿の変化から時の流れを痛感した次第。 それにしても、本作が映画というジャンルを飛び越えて後年の様々な作品に与えた影響は計り知れないとつくづく感じた。 例えば船体爆破を無機質に伝えるアナウンスや、狭い通路を登場人物を追う様に撮影するカメラアングル等々、「どこかで観た事が有る」と思う描写のオリジナルは本作だったと言う事を実感。 思えば31年前、錦糸町のお世辞にも綺麗とは言えない映画館で本作観賞の際、前の列のお方が有ろう事かゲロを吐き、まだ少年だった私は注意する事も出来ず、でも映画の雰囲気とその強烈な臭いが妙に調和していた事を思い出した。対して今回の観賞は綺麗なシネコン。最新の設備で名作を鑑賞する事が出来る我々は幸せだ。 たくわんさん [映画館(字幕)] 8点(2011-09-11 13:02:29)(笑:1票)

103.《ネタバレ》 奇怪で恐ろしい造形にネバネバの体液、強酸の血液。よくもこんなとんでもないモンスターを考えたものです。口の中から口が出てくるなんて・・・
ドラキュラ、フランケンシュタイン、狼男をモンスターの古典とするなら、エイリアンはまちがいなく近代モンスターの傑作でしょう。ただ、当時はここまで後世に影響を与えるキャラだとは思っていなかったけど。
後にエイリアンはぞろぞろと大量発生するのに比べて、この一作目はひかえ目ですが、狭い宇宙船という密室に加えて、乗組員にも反逆者が出るなど心理面でグイグイ迫ってくる作風は真に怖いです。 きーとんさん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-07-17 00:01:49)(良:1票)

102.わっ 成長早い… リーム555さん [DVD(字幕)] 8点(2010-05-11 23:26:33)(笑:1票)

101.《ネタバレ》 27年前にテレビで初めて見た(当時中2)頃は先に「エイリアン2」を見ていたせいか、すごく地味な印象しかなかった記憶があるのだが、かなり久しぶりに改めて見る(ノーカット版を見たのは初めてかもしれない。)と、エイリアンの直接的な怖さよりも、冒頭、信号をキャッチしてからの得体の知れない不安感や、それによる心理的な怖さのほうがすごく、緊張感もありこの時点でかなり引き込まれてドキドキさせられる。それにノストロモ号内部の閉塞感なども独特なものがあり、そこで繰り広げられる密室劇としても面白く、飽きることなく見ることができた。乗組員たちのまとまりのなさや判断力の欠如といった部分は初めて見た当時はそこまでとは思わなかった記憶があるのだが、改めて見て考えるともう少しこのクルーに冷静な判断力があればこういう事態を防げたのにと思ってしまう。エイリアンはなかなか出てこないのだが、いざ初登場となるケインの体を引き裂いて出てくるシーンは今見てもなかなかインパクトがあって良いし、そのエイリアンを直接的に画面に出すのが全体のほんのちょっとの時間という演出も利いていて、これがエイリアン登場後の緊張感につながっていて、これがアクション映画という傾向の強くなる続編群に対して1作目である本作はやっぱり純然たるホラー映画だと感じさせてくれる。それに、このシリーズの主人公であるリプリーも最初のほうはあくまで乗組員の一人という描かれ方をしていて、クレジットもシガニー・ウィーバーよりも先に船長役のトム・スケリットが来るのは2以降を先に見ていると異質に感じる部分かもしれない。ノストロモ号の乗組員たちがコールドスリープから目覚める始まってすぐのシーンをはじめ、格調の高さを感じさせるシーンもあり、そういう部分も印象深い。それともう一つ、調べて分かったのだが、この1作目は今からちょうど100年後が舞台の映画なんだなあ。(2022年4月30日更新) イニシャルKさん [DVD(吹替)] 8点(2005-09-09 20:18:33)(良:1票)

100.映画の内容とは全く関係が無いのですが・・・今から25年前この映画を同級生の女の子と見に行きました。その頃はホラー系がダメダメなわたくしでしたが、彼女がどうしても見たいと言うので、泣く泣く、今は無きテアトル東京と言う映画館に付き合いました、この映画館ときたらスクリーンが大迫力で更に恐怖心をあおるもんだから、彼女の手を握りながら力が入っちゃって、「痛いから離せ!」と鑑賞中に怒られる始末。スクリーンで点滅する光が跳ね返ってきて、彼女の怒った横顔を照らした時はそこにエイリアンが居るかと思うくらい怖かったです。今となっては懐かしい思い出ですが、最近25年ぶりに見直してみてもエイリアン以上に彼女の顔が怖いです。 みんてんさん 8点(2004-09-09 00:38:26)(笑:1票)

99.多分ギーガーは”本物”のエイリアンを見たことがあったのだろうと思う。でなきゃあんな素晴らしい造形をデザイン出来ないだろう。 tetsu78さん 8点(2004-07-19 12:00:50)(笑:1票)

98.旅館でゴキブリを発見した時私はノストロモ号の船員と化す。どこかに潜むゴキブリにピクリともせず恐れ慄き、ひたすら眠らない。本当のノストロモ号の船員たちと違うのは、私は戦わない。誰かに戦ってもらう。それか自ら外に出ていってくれるのを期待して待つ。そんな私ですからこの映画、怖くないわけがない。映画館での初見もかなりショッキングだったが、その後テレビ放映を一人で見たときも負けず劣らず怖かった。「ジョーズ」の如き見せない恐怖。そして「遊星からの物体X」よりも感じる閉塞感。そしてついに現したその造形はジョーズのようにただ大きいだけでもなく、物体Xのようにグロテスクなだけでもない。少しの灯りから垣間見られるその精密に造られた造形は大きくてグロテスクで、恐ろしくて気持ち悪いが、美しくもある。ギーガ-の造りあげたこのとんでもないエイリアンの魅力(と言っていいのだろうか?)をR・スコットが最大限に活かしきっている。 R&Aさん 8点(2003-12-10 13:29:05)(笑:1票)

97.《ネタバレ》 70年代に打ち立てられた、SFホラーの金字塔です。
今でこそ、気色の悪いバケモノ映画が毎年のように作られているし、
SFを舞台にしたホラーやサスペンスというものも全く目新しくないんだけど、
そういう映画群の、一番最初の作品がこれなわけです。
この作品から全てがはじまった。そういう「創造主」みたいな映画なわけだけど、
初めてにして、もうすでに頂点に達しちゃってるわけです。
H.R.ギーガーによるエイリアンと宇宙船の造形は、魔性的な美しさを放っているし、
79年の作品なのに、今見ても一切のチープさを感じない、驚きのクオリティで作られている。
その完成度とか、怖さの演出とか、そういうのは多くの人が語っているから割愛するけど、
一つ特筆したいのは、乗組員がエイリアンに襲われた時に、次のカットでは引きの画で環境音だけとか、
あの一連のモンタージュが本当に素晴らしいわけですよ。
それはつまり、エイリアンに襲われているときはもの凄く孤独なんだということを現していて、
より一層の恐怖を引き立ててるわけです。
設定もジャンルも美術も造形も、そしてこのモンタージュも、
なにからなにまでパニオニア的な作品、それがこの「エイリアン」なわけです。 あろえりーなさん [DVD(字幕)] 8点(2001-08-12 02:40:53)(良:1票)

96.やはりシリーズの原点とも言うべきこの作品が一番だろうと思う。 BOBAさん 8点(2001-03-06 13:13:35)(良:1票)

95.《ネタバレ》 これまでのSFで出てくる宇宙船にはあまりない、メカメカしく、油臭い、黒鉄色をベースにしたメタリックな内観。陰鬱な気分を引き立てるとともに、エイリアンの保護色にもなっていて、ホラー的にもいい感じです。リプリー以外のキャラクターのキャラ付けは薄く、たんたんと殺られていく感じですが、サバイバルホラーとしてシンプルで無駄がなくストイックです。私は好きです。ジョン・ハートが若い。しかも相当おいしい役(笑) camusonさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-06-11 17:02:26)

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【点数情報】

Review人数 394人
平均点数 7.88点
000.00% line
100.00% line
210.25% line
341.02% line
492.28% line
5174.31% line
6287.11% line
78120.56% line
811428.93% line
97819.80% line
106215.74% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.13点 Review30人
2 ストーリー評価 8.50点 Review40人
3 鑑賞後の後味 8.28点 Review38人
4 音楽評価 7.94点 Review34人
5 感泣評価 4.57点 Review21人

【アカデミー賞 情報】

1979年 52回
視覚効果賞H・R・ギーガー受賞 
視覚効果賞カルロ・ランバルディ受賞 
美術賞ロジャー・クリスチャン候補(ノミネート) 
美術賞イアン・ウィッテカー〔美術〕候補(ノミネート) 
美術賞レスリー・ディリー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1979年 37回
作曲賞ジェリー・ゴールドスミス候補(ノミネート) 

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