みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
2.たまたま深夜放送でやってたのを観ました。いや~、これは掘り出しモンですよ。ダイナーに集まる青年たちの友情に懐かしい思いを感じます。マニアックな話題で熱く議論しあったり、女の事、仕事のこと、家族のこと等々…こういうのって家族や恋人では無いんですよね、やっぱり男友達と話すから楽しいし、分かり合える。キャラクタが数人印象薄でしたが、婚約相手への結婚条件としてアメフトの試験を出したり、友達のために疎遠の家族へ金を借りたり、いろんなエピソードが盛り込まれていて、それぞれが印象的でした。ラストでは結婚式のスピーチで「僕は彼とは結婚する気は無いですが、彼と結婚できる人は幸せです!」と語る友人の言葉に彼らの信頼関係がよく現われていて感動しました。悲しい物語は無いんですがどこか切ない感じがしたんですが、全体的にこういった物語にありがちなクサ過ぎる演出も無く、淡々としていてそれが返ってよかったですね。若かりし頃のミッキー・ロークやケビン・ベーコンもいい味でした。青春万歳!ってとこでしょうかね。 【さかQ】さん 8点(2002-09-30 06:08:28)(良:1票) 1.80年代のアメリカの青春映画。 と言えば、一世を風靡しブラットパックどと呼ばれた青春映画のスターを数多く産み出した、 例えば「ブレックファスト・クラブ」のような映画を思い浮かべるところですが、 本作には彼ら、彼女らが起用され大ヒット作が続出した80’S青春映画のような華やキラキラした感じがありません。 でも、本作のどこかくすんだような青春群像、これもまたいいんだな。 本作で描かれるのは1959年のアメリカ。どこにでもあるようなダイナーに集う、どこにでみられたであろう青春群像。 その時代にヒット曲にのせて。そういう意味では「アメリカン・グラフィティ」に近いようだけど、やはり違う。 大したストーリーも無く、気が付けばいつものようにダイナーに集い、他愛もないことをだべっている。 キラキラした感じが無い、それこそが本作の味なのではないかと思う。 そんな中で、ちょうどこの頃から頭角を現すミッキー・ロークが異彩を放っている。 やはり他の誰とも違う個性、存在感のある人なんだなと再認識。 仲間の1人が結婚する。その結婚式のラスト。「今までのように遊べなくなってしまう。」 誰もが少しずつ大人になっていかなければならない。 やはり同時期の青春映画の秀作「ファンダンゴ」のラストにも似た味わいがあり、 結婚式のラストにはしては静かに作品が終わる。その静かなラストも印象的です。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2021-08-30 20:17:22)
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