みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
67.流石は、キャラクタ設定やストーリーに1年以上の時間を掛けるピクサー社。今回も安定感ある作品っすね。特にキャラクタ設定は、メインのマーリンやドリーよか、脇のギルの方が良いぐらいの良さ(良いのか?)それでいて、CGのクオリティは作品を重ねる毎にパワーアップしていっていて、今回は特に素晴らしい。なんかの番組で、CGを作成する際に、実際の魚とそっくりに作ってるクリエイタがいて、ラセターさんが「実物どおりに描いては駄目だ。もっとデフォルメしろ。実際にないものをあとかもあるように見せるのが我々の仕事だ」と言ってたのが印象的だったです。楽しめる事の関してのプロ集団。それがピクサー社なんでしょうね。絶賛しっぱなしですが、ストーリーの展開がやや弱いかな?と思う点が少し減点材料です。 【シネマレビュー管理人】さん 8点(2004-01-19 12:46:06)(良:3票) 66.鮮やかな珊瑚に彩られた海底のオープニングから冒険の旅へと展開されるこの物語は、主要なキャラクターたちが魚ということもあって、その舞台のほとんどが海に限定されている。それだけに視覚的にはどぅしても単調になってしまいがちだが、光が射し込む明るい海の中と暗黒の深海とを対比させたり、遠くかすかにしか見えない薄ぼんやりとした海底などといった、様々なバリエーションを用意して見せ方に工夫を凝らしているのが良く解かる。そして水槽といったもぅひとつの“海の世界”を用意する事で、遠く離れているという距離感を感じさせると共に、ドラマに振幅をもたらせている。さらに終盤活躍するペリカンの登場で、海から空へと空間的な広がりをも感じさせてくれ、実に贅沢なヴィジュアルと見事な構成力で堪能させてくれる。それぞれのキャラクターたちの自然な動きの滑らかさも、これがアニメーションだと感じさせないほどリアルで完成度は高い。ただ余り必要性を感じないキャラも多く、またマーリンとドリーとのシーンになると、話の流れが止まってしまうような印象を受けるのは残念だ。「モンスターズ・インク」のような感動味は薄いが、それでも、溜息の出るような海の中の物語を見せてくれ、これはこれで満足のゆく作品ではないかと思う。 【ドラえもん】さん 8点(2003-12-15 18:17:39)(良:2票) 65.海の中のとても綺麗な景色、魚の一つ一つの動きが見事に作成されてます。東京国際映画祭のクロージング招待作品だったのですが、その舞台挨拶を見て、点数が上がりました。監督・脚本・キャスト(亀)であったアンドリュー・スタントンさんがお話されたことですが、ワールドプレミアに、ある有名なプロデューサー(だったかな?)がお子様を連れて観にいらっしゃったときのこと。映画の最後の方で、あるシーンを見てそのお子様が父親の膝に座り、『Ilove you.』と言って何事もなかったかのように席に座り直したそうです。そのプロデューサーのかたは、監督のところに来て「息子はこの出来事を忘れてしまうだろうが、私は一生忘れない、ありがとう。」と言ったそうです。マリーンがニモを、ニモがマリーンを思う親子の絆が暖かさをくれる様な作品でした。 【にゃん♪】さん 8点(2003-11-09 23:27:46)(良:2票) 64.現時点で、映画が始まってから泣くまでの最短時間記録を樹立。開始から数分で、もう涙がぁ~。グスン。成長したニモは、お父さんが大好きなんだけれど、同時にうざったくも感じている、ちょっと負けん気の強い普通の子供。懸命にぴよぴよ泳ぐ姿がかわいくて、よしよしってナデナデしてあげたいくらい。その他の魚たちもとても愛らしくて、どのキャラにも親しみが持てるから不思議です。イヤな奴がいないの。魚の世界では(笑)。特に好きなのは、水槽の中のギルかなぁ~。いろいろ知識がありそうなのに、抜けているところがツボです♪ 唯一恐ろしかったのは、あのあの悪魔のようなダーラ(人間の子供)!!! ブリッジをつけた歯をニィ~って誇示しながら登場するシーンなんぞ、こわいのなんの。ニモじゃなくてもオロオロしてしまいます。登場の音楽がこれまた恐くて(汗)。悪役の貫禄充分でした。とにかく、笑いあり、涙あり、冒険あり、愛ありの楽しい映画でした。エンドクレジットの音楽は、『普通じゃない!』でユアンとキャメロンが唄った歌と同じだったので、それも嬉しかったです♪ 映画館を出たとき、手すりにカモメ軍団のオブジェが並んでいたのには、クスッと笑ってしまいました。皆さんも書かれていますが、あの「エサ、エサ、エサ……」が頭を過ぎって(笑)。あーー楽しかった♪ 【元みかん】さん 8点(2004-01-01 06:29:18)(良:1票) 63.大冒険で楽しめた。 ドリーが少しイライラするけど。 【へまち】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-12-06 22:37:45) 62.《ネタバレ》 さすがピクサー、素晴らしい映像技術。今から14年前にこの映像が出来ているということに、もはや言葉が出ません。 ストーリーは、人間に連れ去られたニモを父親マーリンが助けに行くという一般ウケするアドベンチャー。 道中ドリーやアオウミガメのクラッシュ、ペリカンのナイジェルといった協力者の助けを借りるため、一本調子になりがちなロードムービーを、実に面白くアレンジしています。 また、我を失うサメ、アンコウ、クラゲの大群、クジラ、カモメ、ダイバー、子供など、小魚目線ならではの脅威の描き方が実に上手い。もはやホラーと言っても過言ではないくらい、手に汗握ります。 ピクサーは『おもちゃ』、『魚』、『恐竜』、『動物』とさまざまなものを擬人化しますね。 擬人化が極端になりすぎるとオリジナルの良さを損なうし、あまりにリアルを追求しすぎると夢がなくなりそうです。そういった意味では、この作品の擬人化は適度なバランス感覚で実によくできていると言えそうです。 また、擬人化をキーワードに考えると、『バラクーダ』『アンコウ』『カモメ』など、作中言葉を発しない、もしくは発しても意思疎通のできない生き物が出てきます。コミュニケーションの喪失。そして明らかな敵意のある存在。現実世界に例えるならば、テロリストや北朝鮮のようなものでしょうか。その一方で、本来魚にとって脅威であるはずのペリカンやサメでさえも、コミュニケーションが取れれば、友達や仲間になりえることが描かれているのですが、それは深読みのしすぎでしょうか。 サメのエピソードだけは、あってもなくても本筋のストーリーに影響を与えるものではありません。初めはムダだと思ったものですが、このサメのボス、ホオジロザメは、もしかしてアメリカの隠喩なのかなーって。 我を失い、仲間のサメたちから押さえつけられるホオジロザメ。自国への警告であり、自戒なのか。それともただの私の考えすぎなのか。 『クラゲ』や『クジラ』は自然災害を象徴しているように感じるのです。 魚群の忠告を無視し、結果クラゲの大群につっこみ、その脅威にさらされるマーリンとドリー。 クラゲやクジラに明確な敵意はなく、ただ存在しているだけ。 クジラに飲み込まれ絶体絶命のピンチだったにも関わらず、結果シドニーへとたどりつくことができたマーリンたち。それも、ドリーの言うように、『クジラ』という『自然』に逆らわず、身を任せた結果事態が好転してゆくのです。 脅威にもなれば味方にもなる。まるで自然の厳しさと恩恵を体現しているように感じたものですが。いったいどうなんでしょう。 考えすぎですかね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2017-03-31 15:05:29) 61.《ネタバレ》 恐ろしく平和な「プライベート・ライアン(大嘘)」。 魚の親子がひょんな事で離れ離れ、愛する息子を探すために何度も死に掛けながらありとあらゆる彼らにとっての“海”を泳ぎ続ける。現実の魚やら水の性質の違いで死ぬのかも知れないが、彼らにはギャグ補正やアニメパワーがあるので死なないのです。 それでも、マーリンの子供たちは厳しい自然の洗礼を生まれる前から受けてきた。マーリンも愛する女性と別れ、独りで息子のニモを育ててきた。たった一人の、掛け替えのない家族を。様々な苦難や良き友人たちとの交流を経てニモもマーリンも成長していく。「トイストーリー」でおもちゃに命を吹き込んだピクサーだ。表情の豊かさはいつ見ても楽しい。そこはディズニーから受け継いでリアリティとデフォルメのバランスの良さ。 魚たちは個性豊かで、人間に好かれる哺乳類のイルカにサメが嫉妬しているというジョークには笑った。人間にとってはジョークだが、彼等の中には心からそういう嫉妬や憎悪を燃やして海の中で殺し合う者もいるのだろうか。ただ、そのサメも嫉妬を見せるだけであまり悪い奴に見えない。人間のガキにしても、その無邪気さが魚たちにとって恐怖に見えるだけだもんなあ。 とにかく海の映像は超魅力的だ。本当に海に行きたくなるね。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-28 19:24:33) 60.《ネタバレ》 これが流行ってた頃、水族館で「ニモを探そう!」みたいな便乗企画をやっていました。 「見て見て!お母さん!ニモが居るよ!!」楽しそうにハシャぐ子供たちの声を聴きながら、 「そのカクレクマノミも、父親と離れ離れになっているのかもね」なんて、思っていたのは内緒だ。 まぁ、でも単純で何の捻りのない話ですが、良かったと思いますよ。 吹き替えも個人的には良かったと思います。 【バニーボーイ】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-04-14 20:25:16) 59.《ネタバレ》 向こうは擬人化したアニメってのが基本ですよね。やはり人種がたくさんあるとそうならざるを得ないのかな?カクレクマノミ親子の成長物語でしたが、うまくできてたと思います。 鮮やかな色彩、愛嬌のあるキャラクター、散りばめられたユーモア、どれもクオリティが高くて安心して家族で楽しめる作品だと思います。 木梨さんの吹き替えも良かったんじゃないかな。 【ろにまさ】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-06-14 10:08:36) 58.《ネタバレ》 オヤジと子どもの成長を同時進行に描くという離れ業を見事に見せつけられた気がします。キャラクターの愛らしさはピクサーで一番好きですかねー。ドリーを見て最初は「なんだこのイカれた魚は」と思っていたのが、終盤には愛すべき登場人物となっている辺に脚本の妙を感じます。あと個人的にこの映画はピクサー映画の中でも小ネタに凝っていて好きですねー。ヒッチコックの「サイコ」「鳥」のオマージュや、スパイ映画さながらの水槽からの脱出劇、AA(アルコホーリクス・アノニマス)みたいな鮫達の会合なんかは腹抱えて笑いました。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-10-10 23:33:03) 57.絵が美しいし、ストーリは安心して楽しめる内容と非常に完成度が高い。 【たこちゅう】さん [地上波(吹替)] 8点(2011-02-02 23:14:05) 56.映像がきれい。 冒険もののストーリーもいいし、笑いも感動もバランスよく含まれている。 これを観てからピクサーが好きになった。 子供が見ても大人が見てもとても楽しい映画だと思う。 【Yu】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-31 00:53:25) 55.ピクサーは外れないよ。ドリーおもろい。 【承太郎】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-05-04 11:24:22) 54.なかなか良くできた作品だと思う。特に、サメやアンコウなど、魚の特徴、性質などがちゃんと描かれていたのは感心した。映像も綺麗で楽しめる。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-28 23:10:45) 53.《ネタバレ》 吹き替えも字幕もないUSA正規ビデオで観た。ファイティング・ニモだと勘違いし"ああ、オレンジの魚が決闘するんだな…"と誤解。ニモの鰭が片方小さいのは、そのせいか?とか、ヒヤリングで辞書引いてると、どうしても画面に目をおえず、エイの先生が格好いい声で優しいし頼もしいとか、ニモパパは、背の低いオッサンの声だな、、、とか歯医者はオーストラリア人の野太い声だよ!クラッシュの子亀の声は、めちゃキュート!そういえば五月蠅い健忘症なババァって何処の国にもいるよな…などと突っ込み倒していた。もちろん、その後日本語バージョンを買い、改めてストーリーを理解したが、子供英語さえ出来ない自分にトホホ。まぁ、でもなんか誤解も楽しかった。 【成田とうこ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-07-25 16:03:11) 52. 映画館でも見ましたが、DVDで最近見直しました。子供から大人まで全ての層が楽しめる映画なんて、そうたくさんはないと思います。その点、この作品はやはり最高水準にあると思います。絵の美しさはもちろんですが、やはりストーリーがよ~く出来ていますね。 【海牛大夫】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-02-03 17:49:19) 51.繰り返しますが、僕は魚が大の苦手です。ブリキの太鼓のレビューでも書いていますが。 だからこの映画は僕にとってソドムの市に等しいです。そんな僕でも感情移入できたのだから良い映画なんだと思います。亀がいいですね。 【no_the_war】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-08-11 01:20:26) 50.楽しかったし映像も綺麗だった。良質なアニメだと思います 【リーム555】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2005-11-24 15:34:54) 49.結局気に入ってしまい、映画館で2回観てしまいました。一応コレでもダイバーなんで、海物には弱いです。海中の表現は見事です。まるで自分が潜っているかのような錯覚にとらわれました。元からクマノミちゃんは大好きな魚でしたので余計に感情移入しちゃいました。そういえばこの間行ったハワイの水族館で現地の子供達が「ドリー!」とか「ニモ!」って言ってるのがスゴク可愛かったです。さすがディズニー映画。影響力大ですね。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-08-06 09:50:11) 48.《ネタバレ》 癒されたくて借りたDVD。満点をつけたい位に癒されましたが、私はもう邪気が回った歳なので、多少減点しました。矛盾を無視できない年頃です・・。 【紅】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-07-24 01:11:05)
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