|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
4.どことなく「風の谷のナウシカ」。伝統文化が民族に活力を与えくれる事を如実に示す映画。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-06 00:31:26)
3.とても力強い映画でした。民族や宗教の話には、理解できないことが多くありますが、マオリ族を扱っているこの映画では、万国共通の問題である、個人の尊厳や、男尊女卑社会への批判が含まれています。こういった社会問題を取り上げたくて作ったのではないのでしょうが、短い上映時間の中で、深く掘り下げられています。部族に伝わる伝説と、現代社会の状況の差が、この物語の1番のポイントではないでしょうか。 【shoukan】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-09-02 23:24:45)
2.本作は、島の族長を男が継承するという伝統と古い因習の残る島で、女として生を受けた少女パイケアの「男として生まれたかった」ことへの苦悩と反撥を描くと共に、自ら運命を切り開いていき、やがてアイデンティティーを確立するまでの闘いの物語と捉えたい。ここでの女性たちは皆それなりに自己主張を貫き、決して男尊女卑といった単純な図式としては描かれてはいない。あくまでも島の伝承にのみ拘っているのだが、パイケアが島の他のどの少年たちよりも、族長を継承する能力に優れているかが痛快なほどに示される。それだけに「男として生まれてきて欲しかった」と、孫娘パイケアをこよなく愛する祖父の無念さもまた胸に迫るものがある。映画は島の人々の生活を現実感溢れた描写をする一方で、ファンタジックな味付けをも施している。終盤のエピソードがそれなのだが、このあたり宮崎アニメにでもなりそうなドラマツルギーではないだろうか。まさに1000年の時を経ての「鯨への恩返し」と相成った訳で、島の人々の思いと願いとが十分に伝わってくる感動的な幕切れであった。 【ドラえもん】さん 8点(2003-11-13 23:54:55)
1.登場するマオリ族や伝統文化が身近にない存在だから余計神秘的に見えました。原作者にもそれが憧れとしてあったと思います。だから主人公が生まれた時の状況や祖父の存在が、すべて神秘的で運命を感じさせる演出材料という価値的なものに見えてしまった。でも出演者達の落ち着いた演技のおかげで最後は揚げ足をとるような見方を消す事が出来ました。純粋に伝統文化を忘れないでいようとする彼らが好きです。 【tomomi】さん 8点(2003-11-09 20:18:54)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
46人 |
平均点数 |
6.33点 |
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 2 | 4.35% |
|
4 | 4 | 8.70% |
|
5 | 5 | 10.87% |
|
6 | 11 | 23.91% |
|
7 | 17 | 36.96% |
|
8 | 4 | 8.70% |
|
9 | 3 | 6.52% |
|
10 | 0 | 0.00% |
|
|
【その他点数情報】
|