みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
36.うちの父親は無類の競馬好きです。私が中学生のとき、家にいながらにして馬券が買えるとかいうシステムに当選し、それだけのためにデスクトップのパソコンを買ってきて家族の度肝を抜きました。それ以来、休みの日には日がな一日テレビの前に座って競馬の中継に見入る父…ひそかに、呆れてました。でも、この映画のラストシーンで、シービスケットの疾走を見ながら、心の中で父に謝りました…。馬が、ロマンを乗せて走るっていうのは、本当なんですね。騎手の人生、馬主の人生、調教師の人生、馬自身の人生(?)、そして観客の人生を乗せて、馬は駆ける…これをロマンと言わず、なんと言うでしょう。驚嘆しました。馬の持つパワーに。そこにかける人々の熱意に。お父さん、これからも競馬楽しんでください。でも、身を持ち崩さないでね…。 【こんぶ】さん 8点(2004-03-03 15:14:41)(良:3票) (笑:1票) 35.一頭の馬と三人の男たちと社会の再生。ストーリーも感動的だけれど、俳優が皆好演していて快い。J・ブリッジスがこんなに味わい深く年をとるとはなんだか感激だ。包容力があって、レッドのささくれた心を癒してゆく場面にはこちらの心も温まる。“my son,何を怒っているんだ?”と心の根っこを指摘されたときのT・マグワイアのちょっとうろたえた表情が良かった。C・クーパーの職人気質ほとばしる名演技や、W・H・メイシーの箸休め的な存在も印象的。 演出も巧く、レース序盤はラジオに聞き入る人々の姿を被せる等、時折傷ついた米国の社会情勢をも織り交ぜながらシービスケットの走りと皆の元気をリンクさせてゆく。ビスケットがゴールする際はワタシの右手も高々と突き上がるのだった。 ラストは怪我からの復帰があまりにドラマチックすぎて、ちょっとやり過ぎかなと思ったのだけど実話と聞いてもうびっくり。この世の驚異に思わず1点UP。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-20 00:45:07)(良:1票) 34.《ネタバレ》 競馬や馬が好きならば評価も変わるんでしょうね。 それぞれの登場人物の逆境を描き、未来は死んだものに見えましたが、 そこで徐々に未来が明るく見えてくる感じが良いです。 何度も逆境に襲われ、誰もが不可能だと思ったところでまた希望の光を少しずつ見出してゆく。 余談ですが「生きてるものを怪我したってだけで殺すことは無いだろう」そんなこといってますが、 これは映画でも「比較的よく出来た映画を、特定の価値観だけでその価値を殺すことは無いだろう」ってことなんだと思います。 温かみのあるノスタルジーなアメリカの感じがなかなかいいなと思います。 この映画のなんともいえないアメリカンドリームな感じは男心をくすぐります。 しかし追い抜かれても気持ちいという心境に至れるというのはなんか素敵です。 最後のあれは友情ですか。最高ですね。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-02-24 01:22:18)(良:1票) 33.ストーリーがすごく素敵。実話という事で、非常にリアルでわかりやすく、簡単にのめり込む事が出来ました。レッドとシービスケットの絆の深さに感動する気持ちと、動物とあれほどまでに心を通わせる事が出来る事に、羨ましさと驚きを憶えました。さらにストーリーだけでなく、映像も非常に良かったです。ダイナミックな自然の風景や初めて見る馬の美しさや気高さなど、様々なものがとてもが新鮮で綺麗でした。他にも、馬に乗った状態からの視点は、今まで一度も見た事のない映像で、新鮮と言うか驚きでした。まるで、その場にいて、レースに参加しているような臨場感を味わいました。この映画は、そんな様々な素晴らしい要素の詰まった作品であり、スパイダーマンで一躍スターの仲間入りしたトビー・マグワイアの熱演が光る素晴らしい作品です。頑張れ、ハルウララ! 【ボビー】さん 8点(2004-12-29 20:47:00)(良:1票) 32.随分前に原作を読んで、自分の中で映画の際の人物イメージが出来上がっていたのですが、本作品を観る限り、どれもぴったりという感じです。厳密に言うと、主人公のトビー・マグワイヤよりも自動車王のジェフ・ブリッジスの方が、イメージと同じでした。内容は、原作が実話であり、形式がドキュメンタリーであるため、何をどう脚色して見せるのかと、気にはなりましたが、やはり馬の躍動感、つまりはレースシーンにダイナミックなアクセントをつけたことが、映画として成功した一因だと思います。 あきらめない、希望を捨てない。馬と人間が何度も立ち上がり、 困難に立ち向かう姿は、やはり熱いものがあります。単純でありながらも、こうした話には拍手を送らざるをえません。でも、これが実話ということが一番の感動かも。 【映画小僧】さん 8点(2004-02-18 14:40:52)(良:1票) 31.《ネタバレ》 見終わっての率直な感想としては、まあまあ&ちょっと長いかなって感じ。 三人と一馬の半生を描くという相当に長い話を集約したということで、前半部分の話の進みの早さは驚くべきものがありました。ハワードが新しい奥さんと知り合って数分で結婚、っていうところは思わず「おーいッ」って言いそうになりました。それから、前半部分でハワードとレッドのおやじが区別つきにくくて、ちょっと混乱・・・。 一番のつっこみどころとしては話のテンポの悪さかな。 ここをもう少し短く、ここをもう少し長くすればいいんでないの?と思うところが多々あります。 映画なんだもの、もう少しドラマチックにしてもよかったんじゃないかなーと思いました。(あまりにも淡々としすぎてる気がする。) 特に、ウォーアドミラルとのマッチレースの部分は、なんだかこれで映画おわりかい?と思わせるような盛り上がりで、もうちょっとだけ簡潔にしてもよかったのではと思いました。 という不満はありますが、映画前編を通しての清々しさや、ところどころにある台詞など素晴らしい要素が満載です。馬と走る映像はとっても気持ちいいですね。映画館で見てよかったと思います。 そしてやっぱり台詞がいいです。ホントに泣きました。 あきらめずに立ち向うことは美しいですね。久々に夢と愛と感動を感じた映画です。 ”It's better to break a man's leg than to break his heart.” 【悪徳商人嘉三郎】さん 8点(2004-02-01 13:31:29)(良:1票) 30.風景が綺麗だし、競馬のシーンも迫力がある。まさに優等生的な映画。 実話を基にしているが、多少の違いはあるようだ。若干の間延び感もある。それでも、時々はこういった作品が登場して欲しいし、観たいとも思う。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-10-17 19:28:21) 29.ただの勝ち負けだけじゃなく、様々な人間ドラマが織り込まれていて、非常に感動的な作品に仕上がっていると思う。 映像も迫力があり、見応えがあった。 実話ということもあり、結末はわかっているんだけど、なんだかハラハラさせられました。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-03-26 22:26:47) 28.疾走する競走馬の美しさ、その美しさを見るだけでも一見の価値アリ。ヤサグレ馬のシービスケットを成長を、やはり恵まれない境遇の若き騎手の成長に転写し、ダブらせて描くことによって、ワカリヤスイ成長記として描いたのが成功、物語の基本的な軸は「騎手の成長の物語」のハズなんですが、それでもナゼか、「馬の成長物語」を観たような気になってくる。どんな馬でも(つまり、どんな人でも)、必ず誰かの役に立ち助けとなることができる、というメッセージ性がクリアに示されており、故障し殺される運命にあった馬が調教師に命を救われ、後に、気難しいシービスケットをなだめる役をこなす、なんていうエピソードがうまく物語を支えています。というわけで、判り易い分、例えばラストなどには「オイオイそんなんでいいのかよ」と思っちゃう都合のよさを感じたりもするのですが、この映画は、そこに至る経緯と、それを描く圧倒的な映像、これが重要なのであって、もうラストはどう終わってもよかったのかな、と。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-06 23:01:17) 27.TVのCMを見てから、これはいい映画っぽいと思い見た映画。やはりよかった。ここでの評価は高くはないが、自分の中ではこの点数。1つの映画に泣き所が3箇所くらいあった。確かに前半はだるい場面もあったが、これは良かった。 【ばっじお】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-29 01:24:36) 26.《ネタバレ》 いや~、久しぶりに観ていて心が震えました。確かに前半部分はかったるい、その余りのかったるさに思わず「これじゃオスカーを貰えなかったのも当然だな」等と偉そうなことを考えてしまいましたが、観終った後には「せめて撮影賞ぐらいはあげたかった…」とこう思いました。いくら後半が面白くても前半がつまらなければ意味がない、という定説は明らかに間違っていますね。映画は最後まで観なくちゃ分からない。特に最終レースとウォーアドミラルとの対決シーンには胸が打ち震えました。それから人間の傲慢さが嫌いという批評も見かけたけど、少なくとも僕はそう感じませんでした。それどころかこの映画は最後の台詞からも分かるように、寧ろ馬の方を優先させているような気がします。シービスケットと共に暴れていたところを見出された騎手のレッド・ポーラッド、最後に二人仲良く足を怪我しているところからも、この一人と一頭は最初から運命で結ばれていたのかなと思いました。ところで今のハリウッドは30年代ブームなのか今度はボクシングをテーマにした『シンデレラマン』が公開されますが、監督のロン・ハワードとはどうも反りが合わないのですが、こちらも同じように前評価が高いので観てみようと思います。 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-10 00:56:31) 25.同名の大ヒット小説の映画化。大作を短い映画に纏めた弊害か、原作を見ていなかった自分には導入部がわかりにくく、登場人物の整理に途中で初めから再び見始めることになったが、あのクリス・マッキャロンが協力したという競馬シーンも非常に迫力があり、また恐慌時代のアメリカの哀愁の漂う空気をうまく書いている。名セリフも数多く原作ファンの期待には十分応えているだろう。ただ纏めすぎたか今ひとつ深さはなかった。期待されながら大きな賞を取れなかったのはそのあたりが原因か。競馬ファンはウルフ役(主役級)のゲイリー・スティーヴンスにも注目 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-27 16:44:29) 24.捨てられたペットや売れ残ったペット屋の動物が処分されてるのとオーバーラップする。骨折した競走馬は、人間が手を下さなくても死が待ちうけているのは常識だが、結局は馬主次第。いい馬主にめぐり合えばその後の人生(馬生)は保証される。それだけのこと。そこを見誤ると、歪んだ評価になってしまう。 素晴らしいリスタートのドラマだ。 【k】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-25 22:22:12) 23.競馬はただの賭け事ではない。そこにドラマがあるから、あれだけ大勢のファンがいるのだ。日曜日、あれだけの老若男女が熱狂するのはただ金だけのためではない、ドラマを期待し、夢を叶えるために熱狂するのだ、そこに奇跡が起こるから・・・。だけど、馬は監禁されて調教されてレースではムチで叩かれたりもするんだから・・・走れる間は虐待みたいなものだから可哀想なのかもしれない。とにかく、馬モノは犬とかより感動しちゃう。 【taron】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-16 21:46:19) 22.感動!!勇気もらいました。 【ゆきむら】さん 8点(2005-01-26 17:10:51) 21.クリス・クーパー渋すぎ。トビーもいいけど、その他出演陣の色んな人生が重なって1つのいい映画になってるという意味でとても心地のいい映画だと思います。 【Andrej】さん 8点(2004-12-10 17:35:44) 20.《ネタバレ》 とても面白かったです。感動度合いは満点ではないけど、馬もかわいくて、よかった。あと、馬主の世界が珍しいせいもあるけど、よかった。最初の30分ほどわけがわからなかったけど、気にはならなかったし。単なるサクセスストーリーでないのもいい。 東部の富豪がなぜか元巨人オーナーのナベツネに思えたのはワシだけでしょうか? 【ボビーK】さん 8点(2004-12-04 23:40:30) 19.前半のテンポの悪さを除けば、非常にいい作品です。 【アオイ】さん 8点(2004-10-17 00:05:03) 18.馬が出てくるまでが長すぎて一度目は途中で寝てしまいました。あとレッドの両親はどうなったの?てっきり親孝行するものだと思っていたので気になります。でもそれを差し引いても余りあるほど後半に感動しました・・・!逆境や一度や二度の失敗になんてめげず希望を捨てずにがんばろう、などと素直に思ってしまいました。レースシーンの緊迫感はたまらないし、観たあと気分爽快になれるいい映画です。とくに馬好きにはたまらない。 【ROMY】さん 8点(2004-10-05 12:51:00) 17.予備知識なしで見たので、前半は車を売って大もうけするおっさんの話だと思ってみてました。あまり競馬とか詳しくないし、馬好きってわけじゃないんですが感動しました。特につまんなくなって眠くなるようなことも無く、久々にしっかりと見させてもらいました 【マキーナ】さん 8点(2004-09-27 19:50:58)
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