みんなのシネマレビュー

悪魔の墓場

DON'T OPEN THE WINDOW/LET SLEEPING CORPSES LIE
1974年【伊・スペイン】 上映時間:94分
ホラーゾンビ映画
[アクマノハカバ]
新規登録(2003-12-03)【へちょちょ】さん
タイトル情報更新(2013-12-22)【イニシャルK】さん


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キャストレイモンド・ラブロック(男優)
アーサー・ケネディ(男優)
弥永和子(日本語吹き替え版)
津嘉山正種(日本語吹き替え版)
大木民夫(日本語吹き替え版)
阪脩(日本語吹き替え版)
広瀬正志(日本語吹き替え版)
増岡弘(日本語吹き替え版)
千葉耕市(日本語吹き替え版)
鈴木れい子(日本語吹き替え版)
塚田正昭(日本語吹き替え版)
藤城裕士(日本語吹き替え版)
村松康雄(日本語吹き替え版)
二又一成(日本語吹き替え版)
巴菁子(日本語吹き替え版)
製作エドモンド・アマティ
特撮ジャンネット・デ・ロッシ
字幕翻訳岡枝慎二
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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3.《ネタバレ》 B級ながらに格式の高い感じがします。
結構 重厚な感じで、重い雰囲気が漂います。
ちょっと調べてみたら、日本で始めてゾンビを知らしめた伝説的な名盤のようで、
こりゃB級なんて安易に行ったらゾンビたちに呪われそうです。
最近のゾンビホラーなんて表現方法が定着したのか、みんながやっている事をまねしてやっている感じですが、
やはり初期のゾンビ映画にはその表現方法をまだ探っている状態なので、
オリジナリティがあり、メッセージ性のようなものがあり、(いろんな意味で)重みがあり、リアリティ(本気度)のようなものがあります。
未知な存在を扱う責任、根底にはそれに対する恐怖心と敬いが確かにあります。
ゾンビとは何ぞや?ということを真面目に問うているのです。
そんなゾンビだから不気味さがあり説得力もあります。

写真に写らないなんてドラキュラみたいですが、幽霊とゾンビの中間のようなところも面白いです。
古い映画なのでレトロでいて、本場のオカルト映画のような雰囲気も感じられ、
ヨーロッパの大自然がまるでタルコフスキー映画のように映えます(違ったらすんません)。
フクロウ(ミミズク?)のいるホテルが素敵でした。
そこはまるで神秘主義的な人の喜びそうな雰囲気が満点です。
ドゥーム・メタルバンドのエレクトリックウィザードの語りが
まさかこの作品から使われていたとは驚きでした。

道路を横断するストリーキングを見る限り、アートもこめられているようです。
安易な捉え方ですが、、、ま、自然破壊への警鐘のようなものも感じます。

また音で恐怖を伝えようとしているところも素晴らしく、死臭が漂ってきそうな音像です。
話はあくびが出るほどにスローテンポだけど、込められたものが面白いです。
本当に悪いものを誰も知らない、、、それは恐ろしいことだと思います。
(あ~復刻されたのですね、、、ちょっと高いお金を出してレンタル落ちを買っておいたのに、、、) ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-10 23:37:31)

2.邦題が『悪魔の墓場』なんていうベタなタイトルで、ちょっと「恐怖の味噌汁」とか「悪の十字架」とかに通じるものがありますが(悪魔の人形。あ、クマの人形。ってのもありましたね)。だいたい、悪魔の“墓場”ってんだから、すでに悪魔が退治された後のような。それはともかく、ロメロのあの名作(タイトル略。笑)をパクッて、青い顔のゾンビに人間を襲わせて食べさせてみました、ってな趣向の作品ですが。ロメロ作品の、ただただゾンビが人間を襲うという身も蓋もない感じ(だからこそ画期的なんだけれど)と比べれば、本作はそこにオカルト色を加えていて(ゾンビが変な儀式してたりするし)、いかにも「恐怖映画らしい映画」というか、まあ折衷的な作品になっております。要するに日和ってるんじゃないか、と言われそうですが、そういう中途半端なところがまた面白かったりするわけです(ロメロならこういうのは作らない、作れない)。しかもそこに「害虫駆除の超音波が、死人の蘇る原因なのだ」みたいな無意味な合理性を持ち込んでみようとする、思い切りの悪さ。つまり、オカルト映画とパニック映画を両方やってみました、という訳ですね。スバラシイ。主演の男優のヒゲ面がまた、私にとってはいかにも“これぞ70年代映画のヒーロー”ってな感じで(ごく一部の映画のような気がするけど)、ものすごーくカッチョよい。不自然なほど警察と対立するのも良いし、とりあえず「立て篭もり」をやってみせてくれるのもサービス満点。ただ終わりの方は、何もそこまでロメロ作品(タイトル略)を踏襲せんでもいいでしょうに、とは思いますけど・・・。亜流作品だ、こういうのこそ映画の墓場みたいな作品だ、という批判も当然あるでしょうが(まあ当然ですよね)、わたしゃ結構好きです。 鱗歌さん [DVD(字幕)] 8点(2010-04-04 07:51:14)

1.《ネタバレ》 日本ではじめて公開されたゾンビ映画は本作である(ロメロの『ナイト~』は日本未公開、『ゾンビ』は79年公開)。今では『ナイト~』のイタリア版カラーリメイクという評価で落ち着いているようだが、当時の観客には相当なショックを与えたことだろう。ジャネット・デ・ロッシの特殊メイクは本家『ゾンビ』をも凌駕するリアリティで、生々しい手術跡のゾンビや、人間のハラワタを引き裂いて貪り食うショック描写は吐き気をもよおすほど。ストーリーはいかにも70年代らしい陳腐なものだが、イギリスの寒村を舞台にすることで醸し出される怪奇ムードは絶品(ヒロインが可愛いのも好ポイント)。ここのレビューでは評価が低いようだが、『ナイト~』にも匹敵するゾンビ映画の傑作だと思う。 フライボーイさん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-26 20:53:14)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 5.59点
000.00% line
100.00% line
215.88% line
3211.76% line
4211.76% line
5317.65% line
6423.53% line
715.88% line
8317.65% line
915.88% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 1.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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