みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.《ネタバレ》 ほとんどが凄惨な戦いのシーンですが、飽きずに観れたのはリアルさと迫力のせいでしょう。戦闘人数もそんなに多くなくある意味小規模なのに、観てるうちに知らずと手に汗を握るカンジ。こんなに砂と埃りと汗のニオイがする戦いは初めてです。人物の性格描写もじっくりとはいかないけどツボを押さえていて、脇役(通訳さんとか敵の大将とか)にさえちゃんと「個々」を与えており、それがラストに向けて効果を発揮しています・・・いやー、しかし、なんだかんだ言っても主役二人が(役柄込み)ホントにかっこいい!書かずにおれないくらいかっこいい!たぶん女性なら絶対チャン・ツィイー(姫)気分に浸れること間違いナシ!重みがありながらもミーハー気分で観れる映画?かな。 【そうしょくみ】さん 8点(2004-01-16 15:48:24)(良:2票) 4.皆さん書かれているとおり、戦闘シーンの迫力は真に迫ったものがあります。何もそこまでリアルに描かなくても…と一瞬引いてしまう程。でも、それが刃物を使った殺し合いの真の姿なんですから、そういう意味ではとても正直な作品だと思います。 ストーリーとしては、フィクションと割り切れば十分楽しめるのではないでしょうか。歴史背景に詳しい方がご覧になれば、きっと突っ込みどころも多いのでしょうけれど、武侠モノとして楽しむ分にはいいんじゃないかと。 それにしても、最近目に付く死に急ぐ男達のドラマ。「ラストサムライ」しかり「HERO」しかり… お国柄で描き方は違うものの、主人公達は国のため名誉のため散っていきます。ある意味、死を美化しているようでその部分は好きではありません。 【タコ太(ぺいぺい)】さん 8点(2004-06-20 08:05:35)(良:1票) 3.チャン・ツィイーの出てる映画だってめっちゃ宣伝してたから、 香港映画かと思ったら韓国映画でびっくり。 でも、予告で観たイメージどうり楽しかったです。 個人的に奴隷だったヨソルがお気に入り。 みんなが戦いで死んでいく中で、ヨソルには死んでほしくないと思ってしまいました(笑) チャン・ツィイーていっつも戦う役ばっかりみてたけど、こういうお姫様も似合うなぁ。 【法子】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-04 12:39:54) 2.愚かな男達が愚かさに殉じて死んでいく。そんな話です。でもそんな話にやっぱりしびれてしまいます。『七人の侍』はもちろん、たぶんそれよりもっと『ワイルドバンチ』に対する深い想いを感じた映画でした。死んでいった男達が想いを傾けていたものの善し悪しを生き残った者の価値観で評価することを頑として拒否する。そんな映画です。理不尽でも時代遅れでも間違ってても傲慢でも、何かを頼んで絶望に向かう。その行為をうたいあげない。けれど、絶望に立ち向かうちからが沸き上がる瞬間の訪れをしっかりとらえる。ゴロッと重たいまま転がしたような重量感のあるアクションシークエンスは素晴らしい作りだと思います。ただ、音楽はちょっと上滑りかな。それは残念。一歩間違ったらものすごく理不尽なお話ですが(というか十分理不尽なお話なんですけど)ぎりぎりでチャン・ツィイーの魅力で踏みとどまってる感はあります。彼女に魅力を感じられないと、なんでそうなるのよ!って話になりかねないんですけどね。幸い僕はある程度この映画の時代背景を了解していたのですんなりいったんですけど、予備知識ゼロで乗り出すとこの微妙な三つどもえ感はいまいち実感できないまま進んでしまうかもしれません。でも僕はすごく血がたぎりました。雄叫びをあげて突進する。たとえもう遅くても。その無意味な輝きをやっぱりどこかで追い求めてしまうのです、男の子は。 【am】さん 8点(2004-11-21 02:50:07) 1.凄すぎます。限界を越え目を閉じなければならないシーンが多すぎます。戦いの映画は普通善玉悪玉、または敵国=悪玉だが、三ヶ国が平等で全ての国に魅力ある役柄と俳優は珍しい。ストーリー、テンポ、音楽は非常に面白い。映像は殺しの特撮、戦闘のカメラワークは凄すぎる程だが、HEROのような美しさが無く、ちょっとハードにしすぎでかなり疲れる。鑑賞後の快い余韻がなく、ずっしりとした重さが残る。 【ご自由さん】さん 8点(2004-08-06 18:20:36)
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