みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
13.どうでもいいようなアホな話なんですけど、転がり出したら止まらないような感じが、好きですねえ。意味も無く凝った映像が、さらに荒唐無稽さを強調して、見る側の下世話魂に火をつけます。何となく、この映画自体が「UターンOK」、嫌なら観ないでいいよ、ってな感じで突っ走ってて、気持ちいい。 【鱗歌】さん 8点(2003-10-11 23:47:24)(良:2票) 12.《ネタバレ》 ~U Turn~進行方向の完全な逆行…良かれと思ってやること成すこと、全部悪い方へ行ってしまう。そして“引き返”せない。って意味かな。 ペギー・リーの陽気な歌『イッツ・ア・グッド・デイ』で始まるが、すでに指がないボビー。盲目の男に呼び止められてソーダを買ってやったり、ダイナーで変な女の会話に付き合ってやるなど、案外人が良い。でも要領の悪い小悪人らしい。 ラジエータートラブルでスペリアの町(実在する)へ。ここがまた、いかにもって感じの田舎町。田舎のメインストリートの、らしさが丁寧に描かれていて、ジワジワとした暑さと居心地の悪さを感じる。 住人たちと絡むたびに体力や精神や財産を削られて弱っていくボビーが気の毒で笑える。 真面目な映画監督って印象のオリバー・ストーン。まさか彼の映画で吹き出してしまうなんて、思っても見なかった。 最後はちょい重たいけど、ラジエータートラブルでスペリアを抜けられなくなるのもシャレが効いてる。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-03-20 18:35:15) 11.面白さという点で言えば、オリバー・ストーン監督作品中でも一、二を争う出来だと思います。開始30分で主人公にとって最悪な状況が完成し、そこから先はひたすらに落ちていく。笑わせ、呆れさせ、適度にハラハラさせながら最悪のクライマックスへと突き進んでいき、その過程では観客をアっと驚かせる展開をいくつか仕込んでおく。スタンダップコメディアン・ジョン・リドリー(後に『スリー・キングス』や『それでも夜は明ける』を手掛ける)による脚本を買い取り、それをストーンがブラッシュアップしていったらしいのですが、気鋭の新人脚本家による若々しく刺激的な部分は残しつつも、自身の熟練した手腕でこれを丁寧にまとめあげる。当時流行していたタランティーノ風のグロい犯罪コメディ映画の一種なのですが、無数に作られた当該ジャンル作品群の中でも、あらゆる点で本作は突出していたように思います。。。 役者の使い方も面白いと感じました。男の中の男を演じてきたニック・ノルティに人として最悪のことをさせたり、瑞々しいアイドル女優だったクレア・デインズと、兄・リヴァーの清純なイメージに引きずられていた当時のホアキン・フェニックスに田舎のバカップルを演じさせたり、ジョン・ヴォイトに分かったような分からないようなことを喋らせたりと、豪華な俳優陣を他では見られない形で使い、かつ、それぞれを適役にしてしまっているのですから、このキャスティングセンスには恐れ入りました。また、ショーン・ペンのカメレオンぶりにも恐れ入るところであり、あらゆる点で見所が多い作品となっています。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2014-02-24 00:41:25) 10.《ネタバレ》 オリバー・ストーン作品で唯一マトモな作品ではないだろうか。 と、爆笑しながら見ていた。 なんという豪華なキャスト。ソーントンの行っちゃってる演技、ジョン・ボイト(!)の意外な使い方、とてもいいです。 クレア・デインズとホアキン・フェニックスも笑わしてもらいました。大変いいです。 ショーン・ペンのリアクション芸が光ったと思います。リアクションするときのテンポの取り方いいですね~。尻まで出して体当たりで。 ニック・ノルティはもともとこういう感じだからあまり驚きはないのだが。 さんざ笑わしてもらってすっかりいい気分になっていたら、やっぱりストーンの病気が出たというか。 いやあ、ここまでいい感じで笑わしてきたのに、どうしてもそういう感じで終わらないと気がすまないというところが、病気っすね。 最後までスカして終わっても別にいいんだよ。 今さらなんだけど、ストーンって、根が暗いですわ。 変にインテリぶってしまうというか、意味ありげに終わらないと気がすまない、ああ病気。 こないだ見た「レスラー」とかもそうだけどなあ、私は爆笑したまま見終わることを求めているのだ。 笑わす→笑わす→気持ち悪く意味ありげに終わる、ではなくて、笑わす→笑わす→笑わす、で終わってもらいたい。とりあえずオリバー・ストーンはやっぱり病気だと思う。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-21 17:19:48) 9.オリバー・ストーンの作品はどうも苦手意識が強いんですが、これは特別で一癖も二癖もありそうな濃い役者が多数揃っている中、なぜかショーン・ペンだけが変に真面に見えましたけど・・・ とにかくおもろい!! 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-17 00:16:05) 8.アホなカップルには笑わせてもらいました。裏切り、裏切られの怒涛の終盤、オチでもう一回大笑いと来たもんだ。2時間フルに楽しめて、大いに満足。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-06-19 14:04:02) 7.これでもかという騙し合いがおもしろかったです。予想のつかない展開、ラストまでハラハラドキドキ。この映画を見てたらショーン・ペンに感情移入してこっちまでものすごくイラついてきましたよ。とにかくあの村で車だけは絶対に故障させちゃだめですね。あんな整備工にあたったらそれこそ血管ぶち切れちゃいそうです。ビリー・ボブは今回も変な役で大満足でした。彼は本当にカメレオン役者ですねー。あと、あの若いカップルが存在感大。二人ともオクスリ飲んでください(^_^;)ジェニロペはセクシー&子悪魔な幼な妻の役がマッチしていました。腹黒加減がナイスです。 【およこ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-20 23:50:59) 6.好きなタイプ。ちょっとイライラするくらい、思うように事が進まないけど「疑いたくなる気持ち」も良くわかる。案外、私の人生もそうだったりして。少し重くなる。 【紅】さん 8点(2004-01-01 06:31:40) 5.イヤな映画でしたねぇ(爆)。こういうおバカな後味の悪さってボケ防止に良いんじゃないですか?神経を逆撫でする面白さというか、人間って可哀相な生き物だなあとつくづく思わされましたね。そもそも明るい泥沼系って私は大好きなんですが、明るく素直に前向きに生きて行こうとする普通の人にはあんまりお勧めできません。とにかくあらゆる意味で腹黒い笑いに満ちた映画。特にニック・ノルティやビリー・ボブ・ソーントン、今や国民的スターになったジェニファー・ロペス、もうみんなとことん腹黒くてステキです。我こそは腹黒いぞ、という方には是非お勧めしたいですね。 【anemone】さん 8点(2003-11-29 17:14:55) 4.かなり危険な映画ですな。個人的にはかなり好きだけど。それにしても奴がB・ボブだとは最後まできずかなかったよ。リブ・タイラー出てた?これもきずかなかった。 【タコス】さん 8点(2003-01-26 17:32:48) 3.まぁ俺的には 全てのキャストが全てはまり役 こう言う映画も珍しい。オリバー・ストーンらしからぬ作品ではあるがかなりイケテルゾー。 一見の価値あり それにしてもジェニファーは好い女だよなぁ~。 【東京JAP】さん 8点(2002-04-10 19:54:45) 2.キツイ内容にキツイストーリー。しかしとことん飛躍した展開がまた楽しめました。それにしてもこのキャスティングは凄い!リブ・タイラーがちょこっと出ているのも悪趣味で良い。 【☆】さん 8点(2001-04-02 00:43:27) 1.個性的なキャラ、アウトローな街、そしてストーリーとも個人的に好み。 【びでおや】さん 8点(2000-05-17 04:01:16)
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