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麻雀放浪記

1984年【日】 上映時間:109分
ドラマモノクロ映画小説の映画化
[マージャンホウロウキ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-10-17)【イニシャルK】さん


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監督和田誠
キャスト真田広之(男優)
大竹しのぶ(女優)まゆみ
加賀まりこ(女優)ママ
内藤陳(男優)おりん
笹野高史(男優)鈴木
加藤健一(男優)ゼゲンの達
高品格(男優)出目徳
鹿内孝(男優)テディ
天本英世(男優)はちまき
鹿賀丈史(男優)ドサ健
名古屋章(男優)上州虎
木村修(男優)設計士
須賀良(男優)眼鏡の男
原作阿佐田哲也「麻雀放浪記」
脚本和田誠
澤井信一郎
音楽高桑忠男(音楽プロデューサー)
石川光(音楽プロデューサー)
主題歌岡晴夫「東京の花売娘」
撮影安藤庄平
製作角川春樹
東映
角川春樹事務所
配給東映
KADOKAWA(2021年リバイバル)
美術中村州志
編集西東清明
照明梅谷茂
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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28.《ネタバレ》 最近の若い人たちは麻雀をしなくなったと聞きます。4人揃わないと出来ない麻雀より、一人で充分に楽しめるTVゲームがあるからでしょう。お金を賭ける前提が不健康に見えるのかも。でも、麻雀は素晴らしく良く出来た遊びです。配牌とツモによる多彩な展開、自分の手が成長して行くワクワクと役満をテンパった時のドキドキ、相手の性格と危険牌の読み、一発逆転の可能性、そして運。断言します。麻雀は卓上ゲームの王様です(笑)。学生時代によく徹マン(徹夜で麻雀をすること)をした私たちにとって本作はかなり話題になった映画でした。高品格の「あっ、また天和(テンホー)だ」の口調を真似て、ボソボソと「あっ、また平和(ピンフ)だ」なんて言って打ってました。麻雀に家を賭け、女を賭け、最後は九蓮宝燈(チューレンポウトウ)で命まで燃やし尽くす。昇天した高品格を身ぐるみ剥がしてから「家に帰してやろうぜ」と言って運び、土手から転がすシーンが鮮烈です。心臓が止まっていても卓を囲んだ相手は「敵」であり、また、同類への憐れみと親近感、そして自分たちの人生への諦観が見られる名シーンだと思います。一芸にのめり込むと、それが生き様になってしまうのは間々あることですが、麻雀にもそれだけの深さがあると思います。彼らの人生はやさぐれていますが、それでも本作はこの遊技を愛して止まない麻雀讃歌です。 アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 8点(2012-02-06 05:34:50)(良:2票)

27.《ネタバレ》 ○俳優陣の濃い演技もあり、時代を生きていたんだなというのがひしひしと伝わってくる。○もちろん分かるに越したことはないが、麻雀をそんなに知らなくても十分楽しめる。○出てくる女性陣も加賀まりこと大竹しのぶの対比。加賀まりこの魅力もモノクロに映えるものであった。 TOSHIさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-01-04 20:55:57)

26.《ネタバレ》 死んだお袋とこの女には迷惑かけたってかまわねえんだ。ドサ健のセリフはどれも印象に残ります。最後の出目徳転がすシーンも印象深い。何で、憧れも肯定もできないこの手の生き方に眩しさを感じてしまうんでしょうね? 東京ロッキーさん [DVD(邦画)] 8点(2013-11-02 13:16:17)

25.《ネタバレ》 時代背景と博徒の生きざまがうまい具合に描かれてて、良かったですねー。
どいつもこいつもろくでなし!
でもなんだか捨て置けない魅力があるんですよね。
こんなヤツラ同士で凌ぎを削ったところでいわゆる『誰得?』っぽいかもしれませんが、公営ギャンブルと違って『その場の人間で獲り合う』ってのがここでいうギャンブルの醍醐味なんですよね。
なもんで、賭けの対象の大竹さんや権利書があっちいったりこっちいったり(笑)
タイトルからして男の闘いに目がいきがちですが、大竹さんの役のいじらしいことといったら!!
ドサ健にその身を獲り返してもらったときの笑顔にキュンキュンきました! ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-05-21 21:39:34)

24.《ネタバレ》 麻雀をしない人にはきついかもしれないですが、終戦直後の焼け野原の東京でたくましく生きる人々がすごくいきいきと描かれています。卓を囲み家の権利書に絡む人々に加え、冒頭でチンチロリンをやっている連中がまたいい味出しているんですよ。この時代のこの世界観にモノクロがよく似合いますね。

肝心の麻雀もシビれるシーンがしっかり用意されています。特に2の2の天和2連発の時の怒り狂うドサ健とそれを静かに睨み返す出目徳。あの場面は最高です。また、序盤の哲と出目徳の最初の出会いの卓での大四喜字一色も鮮やかでしたが振り込んだおじさん、あの状況で字牌は絶対切っちゃいかんでしょう(笑)

初めてTVで見たのが二十歳頃だったかな。大学生だった当時、仲間と卓を囲みながら、役満が出た時に「ふざけるなァ!」とか、この映画のセリフを真似しながら打ったこともあったなあ。2の2の天和や燕返しといった伝説の積み込み技の数々。雀荘に全自動卓しかない現代にはもう無い・・・。 とらやさん [地上波(邦画)] 8点(2008-11-20 00:06:02)

23.《ネタバレ》 観たくないのに、首に縄つけられて渋々観たのは良いが、劇場でほとんど爆睡してしまい、同行者に顰蹙を買い、しかたがなくテレビ放映でリベンジ。当時は男の子は誰もがジャパンアクションクラブに憧れ、女の子は松田聖子や中森明菜が良いとされた時代に、なんで麻雀ですか!?なんて思ったもんだ。雀牌が卓に擦られる音を聞くと爆睡する得意技を持つ私にはかなり苦痛な映画ではあったが、この20数年での日本映画の中では群を抜いており、かなり良い作品かな。久々にじっくり高品格を観たい。 成田とうこさん [映画館(邦画)] 8点(2008-06-28 05:43:16)

22.《ネタバレ》 アホみたいに勝負事にムキになる野郎共の馬鹿げた行動をここまで讃美して映画を作ってくれたってだけで泣けるじゃないですか。モノクロで撮ったのも正解だし、ラストシーンの気怠い朝の風景も実に美しいです。何よりも素晴らしいのは、牌を混ぜ、積み、取り、切るといった指の動き、そしてそれに向けた各打ち手の集中感やそれがぶつかる空気感といったものまできっちり撮り切っていること(しかもそれが、主要な人物だけでなくて、端役の1人1人まで行き届いている)。前に見たときは、加賀や大竹の色恋沙汰はそこまでいらないんじゃないか?とも思っていたのですが、再見したら気にならなくなりました(加賀が中盤以降登場しないのも良いし、大竹が上州虎に押し倒されたときの表情なんて、ぞくっとします)。 Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-02-02 03:12:54)

21.《ネタバレ》  いい映画ですね。モノクロの絵のトーンが、ストーリーと見事にマッチしています。 そしてセリフの一つ一つが、かっこいい。 あと、登場人物が、すべて魅力的です。みんな憎らしくて、それでいて、憎みきれないろくでなしで、よかったです。 コウモリさん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-04-26 13:21:32)

20.ドサ健に痺れた。云うこと無し。 静葵さん [DVD(字幕)] 8点(2006-04-15 18:13:31)

19.久しぶりに借りてきてDVDにて拝見!面白いですね。このいかにも男の世界て雰囲気と昭和の匂いたっぷりのまたモノクロによる映像、更に俳優陣がみんな、個性的で良いです。主演の真田広之は特にこれというものはないけど、何と言っても脇を固める俳優陣、鹿賀丈史に名古屋章の上手いこと。それ以上にもう一人、忘れてならないのが、イカサマ名人役の高品格の上手さは群を抜いてます。その演技は圧巻です。そんなこの作品の監督、和田誠監督のその語り口、構図の美しさも見所の一つで、全編をモノクロで撮ったことがより良い雰囲気をかもし出してます。やはり映画は良い脚本と上手い俳優と美しい構図によって良いか悪いか決まると私は思います。そういう意味でもこの映画は見応え十分の面白い映画に仕上がっています。 青観さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-15 22:31:55)

18.配役ピッタリ。真田広之は、アクションの無いこの作品で新境地を開拓した。モノクロ、という点も評価できる。渋い!! なおてぃーさん 8点(2004-03-09 23:33:17)

17.《ネタバレ》 マージャン映画の代表作(と言っても他にないか)。チューレン・ポウトウを積もった高品格がリヤカーに乗せられ崖から落とされるシーンは悲しくもあり、印象的。 カイザー・ソゼさん 8点(2004-01-21 02:00:07)

16.ドサ健,出目徳はピッタリの役。哲は...。阿佐田哲也の原作に非常に忠実な作品で,当時の荒んだ男の世界がうまく表現されていたと思う。特にラストで死んだ出目徳を蹴り落とす場面などは,勝負の厳しさと勝負人達なりの仁義・思いやりを強く印象付けた名シーンだと思う。ちなみに阿佐田哲也のペンネームは「朝だ,徹夜だ」から来ているそうだが,そういう原作者の麻雀モノであるからして,小説ほどではないにせよ,麻雀の知識がある程度なければ楽しめないことは観る前に知っておいたほうがよいだろう。哲の存在感が希薄なのが映画としては難だし,麻雀の知識も必要だけれど,日本映画の中では群を抜いた作品のひとつといっていいのではないか。 veryautumnさん 8点(2004-01-17 12:48:10)

15.高3で麻雀を覚えてしまいサクっと浪人した私にとって、なんとも忘れがたい作品。鹿賀丈史、高品格、女衒、大竹しのぶ、みんな個性が強くて良かった。そうそう名古屋章もいい味だしてました、合掌・・・。 ん?そういえば主人公は真田広之だったかな・・・ じゃん++さん 8点(2003-07-21 02:06:11)

14.麻雀好きだからかもしれないが、もう一回見たい作品! ペンギン5号さん 8点(2003-07-12 01:20:20)

13.イイ。白黒。高品さん。好きな一本。 KINKINさん 8点(2003-07-01 19:52:59)

12.戦後の上野界隈で出目徳、ドサ健、女衒など生き生きしてます。もともと戦争で何もかも無くした彼らは金、女、命、賭けられるもの全てを麻雀に賭けて生きる。こんなに生々しく荒々しい野生の博打打ちって今はいないだろう。 亜流派 十五郎さん 8点(2003-05-29 00:15:42)

11.ロケハンとか大変だったのかなぁ。。戦後の焼け跡のシーンなど、どこで探したんだろう。ストーリーは阿佐田哲也氏の原作にほぼ忠実に基づいています。白黒映画に、カメラの変わった撮影方法など、細々としたこだわりが随所に現れています。 たかくんさん 8点(2003-04-27 05:59:09)

10.花を召しませ~召しませ花を~。出目徳が非常にイイのよ。「あれ、ちょっと待ってテンホーだ」。 たーしゃさん 8点(2003-04-15 23:18:22)

9.高品格=出目徳、ドサ健=加賀丈史、はイメージにぴったり。前編に漂う雰囲気がgood! エアロさん 8点(2003-02-14 01:52:12)

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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 86人
平均点数 7.29点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
422.33% line
566.98% line
6910.47% line
73034.88% line
82832.56% line
9910.47% line
1022.33% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.33点 Review3人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

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