みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
56.《ネタバレ》 核攻撃に関する命令文が途中で切れてしまった事で、攻撃すべきとの艦長と慎重な副長が対立し、仲間内で銃口を向け合う事態に発展していくサスペンスアクション。緊張感があり、また名優の共演という事もあってとても面白かった。実際の軍事的なシステムや米軍規は知らないけど、この映画の中では副長が艦長を解任するところまでは正当。その後、艦長に同調する者が反乱を起こし、武力で副長側を制圧していく。規則で厳しく縛っていても、このような極限の状態では最終的には銃であり、それを持つ者の数で意思が決定される…みたいなことも絶対に無いとは言えないのかなと。それぞれの正義がぶつかりあうが、どちらが正しかったかは結果論になってしまう。「永遠のジレンマ」とはよく言ったものだ。そして、つくづく人類は恐ろしい兵器を作ってしまったのだと思わずにはいられない。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-16 15:03:22)(良:1票) 55.面白い!リアル感あって緊張感あるし。なんせジーンハックマンDワシントンのキャラにバッチシ合った熱演。素晴らしいの一言。でも艦長の性格の前振りが効かせ過ぎかGハックマンが傲慢キャラが行き過ぎていたのは少し残念。Dワシントンはこんな役やらせたら天下一品だよねえ。自分的な二人の行動に関する結論は最後の海軍本部の委員長が言ってくれた。誰にでも勧められる万人受けする良作だよね。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-30 22:02:37)(良:1票) 54.ロシアの内戦に伴う反政府軍による核兵器施設の占拠のために米国等が核攻撃への脅威にさらされている中で それに立ち向かうために派遣された原子力潜水艦での電気系統の故障に伴う指揮命令系統の混乱が非常に上手く描かれている。 やはりこの映画の肝はハックマン、デンゼルともに正しい選択をしているということだろう。 ハックマンは一度正式なルートで核ミサイル発射の命令が下っている以上、その命令に従うべき。 不明確な命令を時間の関係上確認している暇はなく、無視してもこの際は問題はないという考えは理解できる。 一方、デンゼルは、双方の核攻撃による被害の拡大、戦争の勃発の恐れがあるため、コトの大きさと周りにいる他の潜水艦の状況も踏まえて、より慎重に命令を確認すべきと考えている。 戦争そのものが敵と考えているため、デンゼルの慎重さも充分理解できる。 そして、二人のどちらに従うべきかを、命令、規律、それぞれの個人的な関係などの間で揺れ動く周りの乗組員達の不安、あせり、緊張なども感じられた。 面白いのは二人の描き方だろう。 単純で融通は利かないが、経験豊富で作戦命令・目標を遵守することが第一と考える、性格はきついが嘘は言わない、いわゆる海軍の上官らしいタイプと 物事を慎重かつ冷静に考える、ハーバード大に通った経験を持つが実戦の経験は少ない、戦争に対して否定的なタイプと相対するように描かれている。 モノの考え方は訓練一つにも出ていて、混乱しているときにこそ訓練をする意味があると考えるハックマンに対して、まずは危険を除去することを優先すべきと考えるデンゼル。 この二人をハックマンとデンゼルに演技させたのも面白い組合せ。 特にハックマンはかなりはまっていたし、もの凄いいい演技をしていたなと思った。 デンゼルの方も感情を押さえつつ、部下を軽い冗談で和らげたり、謀反を犯した奴らの目を一人一人じっと見る姿は迫力があった。 トニースコット、ブラッカイマーの中ではなかなか良い良作だろう。 【六本木ソルジャー】さん 8点(2004-12-18 20:00:38)(良:1票) 53.《ネタバレ》 実は良い人なのでは、何か裏があるのでは、と思わせてくれて何もなかったジーン・ハックマン演じる艦長。大きく間違っているわけではないが、自分がもはや正常な判断力がないことに気づけない老人の姿、と見ることもできる。ジーン・ハックマンとデンゼル・ワシントンの対称的なキャラが、迫力を生み、リアリティはないのに、緊張感が続く映画で面白い。潜水艦の中での黒人と白人の待遇の差や、それぞれのポストでの意識の違いなど、描き込みが丁寧だ。すべての鍵を握る存在である管制室のウェップス(この名前自体が「武器を持つ者」 の意味)が、上司と親友の間に立たされ、「軍人として正しいことがしたい」と苦悩し逡巡し続ける様子は、秀逸だった。1人の潜水艦乗りとして艦長のやり方を理解しようとしてきたウェップスと部下に、言葉でなく銃を突きつけた瞬間、艦長は艦長としての資格を失ったのである。副艦長が正しかったことを知ったときウェップスの小さなガッツポーズも、印象に残った。その親友に甘えるわけでもなく、自分の理論を貫き通す副艦長は、考えようによってはかなり冷徹で危険であるが、デンゼル・ワシントンは、その存在感だけで彼を正義としてしまいたくなるようなところがあって、素晴らしい。 ちょっと理屈っぽいけど、良い映画だと思う。ただ、不満を言うなら、鍵を握ったウェップスが、私にはどうしてもドイツ人に見えてしまって、非常に違和感があった。 【ルクレツィアの娘】さん 8点(2003-06-26 22:23:27)(良:1票) 52.上層部の派閥争いに巻き込まれた。 【TERU】さん [DVD(字幕)] 8点(2024-08-04 19:36:45) 51.《ネタバレ》 軍隊に限らず、組織であれば上層部の意見の食い違いによる命令系統の乱れなんてどこにでもある。故に何らかの組織に属しているである観る者を惹きつける。ただ、下の者にとってはコロコロと指揮官が変わり180度の方針転換は勘弁して欲しいものである。潜水艦映画の全ての要素がこの1本に詰まっています。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-22 02:26:29) 50.20年近くも前の映画ですが、ロシアを取り巻く国際環境は今また繰り返しつつありますね。最後までハラハラドキドキ感たっぷりのサスペンス映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-08-14 21:07:12) 49.《ネタバレ》 とにかく映画の最後までずっと緊張感を持って映画に引き込まれてしまうストーリーがお見事。 頑固でたたき上げの艦長とエリートでインテリの副長のキャラクターがあまりに類型的すぎて鼻につくレベルなのがちょっとアレなんですが。 最後に副長にだけ事情聴取してないのは、彼のキャリアに傷をつけないように…という配慮からだと思うんでけど、違うんでしょうか? まさか本当に「彼は30年間付き合いがあってうそをつかない男だから」という理由で反対側の意見を聞いてないんだったら、そんな裁判怖すぎるわ… 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-08 00:29:49) 48.本当の敵は外ではなく中に居たということか。皮肉めいている作品。キャラの描写が上手く頑固な艦長の行動にもリアリティがあって、サスペンス風味の人間ドラマという感じ。閉塞的なだけで終わらないのがエンターテイメントとして秀逸。 【Sugarbetter】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-10-08 02:21:41) 47.ジーン・ハックマンの艦長と指揮権をめぐって対立するデンゼル・ワシントンの白熱した奪い合いはどちらも信念を持っての行動がゆえの実に緊迫感にあふれて見ごたえありました。結果はどうであれ、どちらも間違いとはいえないところにこの映画の現実にも起こりかねないゾッとする本当の怖さがあります。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-10-29 23:12:44) 46.《ネタバレ》 内容は典型的なアメリカ映画という感じで、ラストもお決まりの展開。それでも役者の演技の素晴らしさと、物語の核となる対立模様を序盤から上手く描いていたこと、そして決定権を持った人間が担う責任の重さを見事に表現していたことで、息詰まる緊迫感が味わえました。ジーン・ハックマンのいつも犬を連れてるという設定も、叩き上げの艦長の絶妙な性格付けになっていて面白かったです。 【Trunk】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-10-17 00:05:22) 45.潜水艦映画はやっぱり面白いね。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-01 00:32:31) 44.当時の原子力潜水艦の艦長の肩にのしかかる責任とプレッシャーは尋常じゃなかっただろう。デンゼル・ワシントンの好演も光る。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-08-01 01:34:04) 43.《ネタバレ》 これは非常に面白い映画です。全編に緊迫感が漂い、25年間潜水艦しか知らない艦長と、エリートで現場経験の少ない副長との対立を軸に、よくここまで引っ張れるなあと感心しました。今ではすっかり大物扱いのヴィゴ・モーテンセンが、デンゼルと旧友でありながら艦長側に付いた時のあの戸惑いと申し訳なさそうな目の表情!そしてデンゼルの正義感溢れる行動に男惚れしました。でも皆さん仰るように、これは一歩違えばジーン・ハックマンの言ってる事が正しく全面戦争だったかもしれないんだよなと後々考えるとぞっとしましたが、どっちみち発射すれば戦争になる場面を、回避を信じて艦長を更迭し部下をまとめるデンゼルのあの男っぽさに鳥肌が立ちました。2大スターとハンス・ジマーの音楽も相まって、密室劇でありながら全く安っぽさを感じさせなかったのも良かったです。期待しないで見るといい方に裏切られます。期待して見るとやっぱりハマります。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-01-24 13:44:58) 42.結末は読めるが、それにしてもこの緊張感の維持はすごい。演出や脚本が良いのもあるが、やはりデンゼル・ワシントンとジーン・ハックマンの演技のおかげだろう。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-21 23:45:33) 41.何度見ても臨場感が楽しめます。有能な上司になりたいものです。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-01-20 13:56:07) 40.これは面白い!! 当時劇場で観たけど興奮しまくりだった。やはり潜水艦映画って女性にはとっつきにくいのかな、館内は5~6人ほどおっさん達がいただけだった。こんなに面白いのになんで?って疑問に思ってたのを覚えている。戦争映画とか潜水艦モノという概念捨てて、人間ドラマとして観てほしい。緊迫感がすごいっす。 【のりぱぱ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-04-16 23:08:16) 39.とてもスリリングで飽きがこなかった。敵艦をやっつけるアクションものかと思っていたけど、ちょっと違った。 かなり楽しめたのだが、実際にこんなこと起きてほしくはないな。 【ジェイムズ・ギャッツ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-22 22:01:20) 38.面白い! もしかしたらジーン=ハックマンの判断が正しくて、あっちがヒーローになってても全然おかしくないんですよね。 この緊迫感はなかなかないですよ! 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-02 20:07:30) 37.閉鎖的な空間で繰り広げられる艦長と副艦長とのやりとりにドキドキでした。潜水艦ものって苦手かもという先入観があったのですが、この作品を観て変わりました。 【MINI1000】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-15 20:44:10)
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