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阿部一族(1938)

1938年【日】 上映時間:115分
ドラマ時代劇モノクロ映画歴史もの小説の映画化
[アベイチゾク]
新規登録(2004-05-10)【彦馬】さん
タイトル情報更新(2019-09-02)【イニシャルK】さん
公開開始日(1938-03-01)


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監督熊谷久虎
演出加藤泰(演出助手)(クレジット「加藤泰通」)
安達伸生(演出助手)
キャスト河原崎長十郎(四代目)(男優)柄本又十郎
中村翫右衛門(男優)弥五兵衛
山岸しづ江(女優)登枝
堤真佐子(女優)お咲
原ひさ子(女優)一太夫の妻
市川莚司(男優)多助
伊藤智子(女優)長十郎の母
市川笑太郎(男優)阿部弥一右衛門
榊田敬二(男優)家老
伊東薫(男優)長十郎の弟
河野秋武(男優)林外記(名義「山崎進蔵」)
原作森鴎外「阿部一族」
脚本安達伸生
音楽深井史郎
撮影鈴木博
配給東宝
美術北猛夫(装置)
平川透徹(装置助手)
録音神谷正和(録音助手)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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1.森鴎外原作の“武士たるもの”を描いた作品です。かなり手間隙とお金をかけているのでは、、、とうかがえます。カメラは縦の構図やフォーカス送り、深度の浅い銃口や井戸をはさんで2人が対峙するシーンなど見所たっぷり。セットも燃え崩れる屋敷などたいしたもんで、編集も丁寧です。どうしても台詞が聞き取りづらいのは仕方ないですね。内容は、阿部一族を真ん中にどかーんと据えて、多助と竹内数馬なる人物を脇に置き、武士の潔さを描きます。追腹うんぬんは少し時代背景を知ってから見たほうがいいです。息子の殉死の申し出に嬉々とする母親や白装束の晴れやかな老侍が白のまぶしい階段を登って行くシーンなど、どこまでもカラッとしており、逆に痛々しさを感じました。それはラストの滅び行く一族が煙に包まれていく白のまぶしさでもそうです。殿様の「すがすがしい朝じゃの」という台詞が輪をかけています。「犬死一番」と焼け跡に一人たたずむ女の姿が私には救いでした、、、。 彦馬さん 8点(2004-05-10 20:24:42)

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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.67点
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