みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
26.この映画を語る時に絶対外せないのがジョージ・ミラー監督だと思います。今振り返ると明らかにジョージ・ミラーの生き様こそがマッド・マックスであり、マッド・マックスの全てがミラー監督の分身であるという前提で映画を見る必要がありそうです。 1作目の印象としてはやはり少々作りが粗く、ストーリーの流れが散漫で観客を退屈させるような嫌な長さを感じさせる作品に仕上がっています。初監督のジョージ・ミラー自身も1作目は失敗だったと語っていたりします。 しかし各シーンの描写自体は極めて完成度が高く、監督が見せたかったシーンは正しく記録されており、そういった意味では極めてセンセーショナルな映画だったと評価できると思います。例えば子供を挟んでの猛スピードでのチェイスシーン、目玉が飛び出るシーン、グース(カワサキZ1000)の爆走シーン、道路を舐めるような低いカメラ位置から生まれるスピード感や派手なクラッシュシーンの連続、黒いV8インターセプター、トッカータ―を筆頭に暴走族の気味悪さ・・ マックス(メル・ギブソン)を世に知らしめたという意味でも、ミラー監督のデビュー作としては驚異的な作品だったと認めざるを得ない完成度です。しかし世の中の評価はキッパリと二分されていて、いわゆる”カルト映画”という意味では非常に人気が高かったものの、バイク・ファッション・バイオレンス等に興味がない人々には全く響かない作品だったのもまた事実です。 少し辛口でしたが「マッド・マックスは三部作で1つ」と考えると1作目もかなりの高得点ではないかと思われます。多少は制作された年代を考慮する必要はありますが、歴史的な意味でもアイコンとしてきちんと機能しており、やはり総合的に考えるとかなり素敵な映画だと思います! 【アラジン2014】さん [DVD(字幕)] 8点(2022-08-01 18:14:47) 25.シブめの演出とシンプルなストーリー..そしてリアルな カーアクション & オートバイの激走! スピード感がたまらなく、大好きです! (撮影はオーストラリアだったとか..しかも低予算!) メル・ギブソンがメジャーになるきっかけとなった作品です(初々しいメル・ギブソンが見れます)..ちなみに「マッドマックス2」「サンダードーム」は、これが同じシリーズか? と見まがうほどの駄作..観る価値なし! お気をつけを.. 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2017-11-23 19:02:32) 24.《ネタバレ》 荒涼とした世界。カーアクションの高揚感。バイオレンス描写による痛み。そして復讐のカタルシス。混然一体となって胸を締め付け、心を揺さぶります。不快と爽快が同時に胸に宿る快感。本作の特徴は、復讐劇よりもアクションの娯楽性に重きを置いている点にあると考えます。痛ましいエピソードにもそれなりの配慮を感じたからです。しかし最後で、この解釈が誤りであった事に気づきました。エンターテイメント性を強調するならば、ラストの制裁は不要でした。そこまで徹底する必要はありません。しかし復讐の本質とはそういうもの。仇の親玉を倒してもなお、心は晴れません。毒を食らわば皿まで。不当な暴力に対抗する制裁という名の暴力は果てが無いのでしょう。いや、そもそも“不当な暴力”なんて概念は存在しません。暴力は常に不当であり、理不尽なもの。でも感覚的には正当な暴力が存在するのも、また事実なのです。社会ルールではなく、自身の心のルールの話。続編では、文明が滅んで社会規範という枷(かせ)が外れました。本作はまだ社会の枠組みが残っている分、自身の心のルールのみに従うわけにはいきません。そのジレンマが本作の魅力だと思います。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-05-08 01:41:24) 23.《ネタバレ》 もう何度も観てますが、マックス、カッコいいの一言。後出てくる悪役はキャラがどれも強烈で、殆どマンガ(笑) ま、面白いです。1度は観て損なし。ちなみに、2は更にキャラが強烈で面白いです。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-11 00:20:56) 22.《ネタバレ》 当時カワサキに乗っていた私にとって垂涎の映画だった ゼットワン ゼッツー グースのZ1R プロテクター付きのライダース 断ち切りのGジャン 松葉杖で乗るKH250 スーパーチャージャー付きのV8 なによりも驚いたマックスターン 今見直しても不良ライダーだった私のバイブルのような映画 Z1に乗るグースがめちゃクールだが見直すとさほど活躍するシーンは無かった 冒頭から完全にぶっ飛んだナイトライダーを追跡するM.F.P.のメンバーもかなりのキチガイ達で、彼らのキャラクター一人ひとりも、もう少しじっくり見たかった しかし冒頭のカーチェイスも掴みは抜群で、主人公マックスの紹介パートとしてはすべてのアクション映画のお手本のような巧さがある 対する暴走族達も妙にカワイイのはオーストラリアの風土か 適度に世界が荒れていて終末感もほどよい 乾いた黄色い大地にドライな衝撃を見る 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-09-18 14:13:51) 21.《ネタバレ》 北斗の拳の元ネタとして有名な映画だ。 とてもカッコいい映画なのだが、とても生々しく血生臭い場面が印象に残る。 特筆すべきは世紀末感丸出しな悪党ども。 この悪党どもが非常に素晴らしく、とくにボスが儀式というか哲学を持っていてこいつはただ者ではない。 カーアクションとしては真っすぐな道をただ走るだけの場面が多いが、 破壊とスピード感があって心地よい。 カーチェイスのシーンは獲物を捕らえるかのような迫力がある。 警察署はボロすぎて世紀末感が出ているが、病院は結構新しいのでまだちゃんと世界が機能しているようだ。 ヒロインが超セクシーだった。 主人公とヒロインは結婚していて赤ちゃんもいるのに、赤ちゃん完全スルーしてる場面が多いです。 普通の映画では絶対に取らないような行動がみられる。そういった行動パターンがおかしいところがまた逆に面白い。 自分は数ある映画の中で最も粗野だと思えるこの映画の作風が好きですが、 またエンジン好きの人にはたまらないんでしょうね。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-06-01 21:51:07) 20.《ネタバレ》 とにかくメル・ギブソンが若い!(撮影当時23歳ぐらい?) とっても低予算でつくられたそうですが、そのチープさと映画の作風がマッチしていて独特の世界観をうまーく醸し出してますね。そしてもうさんざん語りつくされてるとは思うのですが、登場する車・バイクのカッコイイこと! 改めてひさびさに鑑賞いたしましたが、オーストラリアの荒々しい台地にカワサキのバイクがよく似合っているわ(感心)。リアタイヤをスピンさせて円を描くのをマックスターンと呼ぶのもこの映画からでしょ?(確か)なにげにいろんな方面へ影響力が計り知れない名作であるとオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-07-16 07:40:20) 19.《ネタバレ》 妻投稿■2と違い核戦争は起こっていないが、終末観はいろんな意味で1の方が強い気がする(車暴走させて大喜びしている親父と警官双方)。こういう指摘は野暮なんだろうけど、「核戦争後に街が荒廃したら秩序がなくなり暴力の巣窟になる」という設定は、広島や長崎や福島の人を見る限り嘘っぱちに見える(無秩序なのは国だけだろ!)。むしろ秩序がある中での暴力や暴走こそ、等身大の破滅というか、そういうのを感じさせるんだよねえ。■この映画、等身大の破滅という点では、物凄い容赦ない。糸鋸を渡すシーンなんて、ああ、もう主人公は完全に壊れたなって感じ。パニッシャーなんてもんではなく、秩序がある中でそれと別離させられた主人公が、罰という概念すら感じさせずボンとやっちゃうところは、「モロ破滅」。私のマッドマックス・ザ・ベストです。わーい。 【はち-ご=】さん [DVD(吹替)] 8点(2011-09-17 00:34:39)(良:1票) 18.《ネタバレ》 この映画が今までの“カーアクション映画”と決定的に違うのは、この映画に出てくるすべてが「異形」だからであるッ!舞台となる「荒廃した大地」を疾走する暴走族はボロ着をまとったギャングのような姿!(トゥーカッターの顔も異形すぎるww)対するマックスの愛車、V8インターセプターといえば、ボンネットに武骨なメカを剥き出しにした「異形の車」。その剥き出しにされたスーパーチャージャーが「ギュイーーーーーーーンッ!」と怒りの咆哮をあげてトゥーカッターを喰いちぎらんとするクライマックスは、何度見ても魂が震えるのであるッ!ラストシーンの炎を背に去ってゆくマックスは、すでに「世紀末救世主伝説」の風格をたたえているであるッ! 【幻覚@蛇プニョ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-15 12:03:27) 17.《ネタバレ》 過去に観た車が走る映画で最もスピード感を覚えた作品がこれ。ローアングルに流れる路面を背景に、奥から手前へ、手前から奥へと駆ける車体の描写だけで、ここまで緊張に溢れたスピード感を演出できるものかと感心した。過去に誰もやらなかった表現は強い。近未来と云いながら、とてもいい加減な設定は車やバイクを走らせる都合を適当に整えている以上の意味は無い。その割り切りは、切れ味の良い疾走感へ変わって画面から発散される。今作のバイオレンスとはスピード感だ。ジョージ・ミラーがハリウッドへ進出する契機にもなったこの作品には、狂気じみた才気を覚える。メル・ギブソンはどうでもよろしい。惜しむらくは、2・3と続いたシリーズも今作と同じ調子でやって欲しかったこと。 【アンドレ・タカシ】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-05-27 22:35:01) 16.《ネタバレ》 黒塗りのインターセプターの格好良さにシビれました。車好きの人にはかなり楽しめる内容ですね。MFPのパトカー、オートバイにもかなり惹かれるものがあります。映画全体に流れる殺伐とした雰囲気。さすが本職の暴走族を起用したというだけはあります。ただ、終盤はかなり暗くなりますね。マックスは見事に妻子の復讐に成功するんですが・・・かなり後味の悪い終わり方ですし・・・。 【カロ】さん [地上波(吹替)] 8点(2009-05-28 15:14:04) 15.逃走車両の警察無線を聞きながら、ゆっくり身支度を整える男。この俳優のその後の成功を思い巡らすたびに、この登場シーンは鳥肌が立つ。特別に演技が上手いわけでも、セックスアピールするタイプでもない。ましてや女性を虜にするジャンルの映画でもない。でも彼は羽ばたいた。ジョージ・ミラーとの出会い、オーストラリアへの移住などまさに偶然かもしれない。だからこそ、この登場シーンは星の誕生に立ち会った気分になるのだ。この気分は「燃えよ!ドラゴン」の練習試合シーンにも通じるのは私だけであろうか。 【やしき】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-22 15:53:23) 14.《ネタバレ》 復習劇の直球勝負で実にわかりやすい。個性的な刑事達に暴走族。暴走族も主要メンバー以外は本物とか。たしかにアクションの限界に挑戦していると思う。ラストのほうで橋の上で転倒したバイクがスタントマンの後頭部を直撃してるけど、ここで実際に亡くなっているらしい。しかし実際に亡くなったことを宣伝に使うとは商魂たくましいというか・・・ でもインターセプターのデザインは最高。 北斗の拳に似ていますが、北斗の拳がこの世界観をパクっている?ので酷使していて当然なのです。一応マッドマックスの名誉のために言っておきます。 【キャラハン】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-25 13:12:24) 13.初見は小学生の頃。それはそれはもう凄い衝撃でした。プラモデルでインターセプターを作り、TV放送も何度も見ました。以来メル・ギブソンが好きです。広大なオーストラリアの大陸を、圧倒的なスピード感で疾走するバイク&車。明らかに知能が低いんだけど、何をしでかすのかわからない暴走族は恐い。 【C・C・バクスター】さん 8点(2004-06-09 14:59:15) 12.この作品だけで止めておくとさらに評価が上がるのでは・・・ 【ボバン】さん 8点(2004-03-27 00:55:38) 11.ずっと前に見たきりでもう筋もロクに覚えていないが,でっかいカワサキのバイクと,インターセプターのタイヤとエンジンのでかさ,そしてこれまたでっかいソウドオフのショットガンはメチャクチャ荒々しくみえた。暴走族も恐ろしかったなー。メタリックで乾いた,ハードな世界・男の世界を感じさせてくれた映画だったと思う。2以降とは別物。 【veryautumn】さん 8点(2004-01-09 19:02:10) 10.KAWASAKIの名車が見れます。インターセプターもかっこいいです。 橋でのクラッシュシーンはほんとに「痛い」。 【ぐれーん】さん 8点(2003-12-03 18:37:26) 9.《ネタバレ》 スピード感があって面白かった!暴走族も怖い。グースは後半活躍するのかな?と思ってたんだけど、案外早い退場で意外だった。むぅ。 【ゆうろう】さん 8点(2003-08-01 16:36:34) 8.荒廃した世紀末にうっとり。当時は僕も大人になったらインセプターに乗るんだとあこがれたもんである。(後にナイト2000に変わったが...)ブロンソンわけー。 【tantan】さん 8点(2003-04-15 07:09:58) 7.映画やファッションはもちろんですが、今もなお(えっ?こんなところにも?)と、一見結びつかないような分野に この映画の影響を見出すことができます。それだけの衝撃がこの映画にはありました。ただ、映画館の大画面で見てない人にはわからないかもしれません。 【ぴよ】さん 8点(2003-04-12 23:31:07)
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