みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
4.ごく普通の、いえいえ、おそらくは超の付くぐらいの主人公は善人でしょう。舞台となった時代が悪かった、最初の判例としていい見せしめにされたにすぎない余りにもかわいそうで不条理な刑に気の毒としかいいようがありません。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-27 21:54:55) 3.《ネタバレ》 1950年の英国では堕胎は非合法だった。人工妊娠中絶は、医師が判断した特別な場合に限られ、それも相当な高額費用を要していた。(映画の中でも親に内緒で100ポンド用意した女性が医師に泣きついていた)従って貧乏で医師の所へ行けない女性は、ヴェラのようなもぐりの堕胎に頼るほかなかったのだろう。 ヴェラは金儲けで堕胎をやっていたわけではない。年老いた母をいたわり、孤独な住人は訪問したり、家に招いて夕食を共にする。困った人をそっとしておけない善意の人でだった。だからと言って許されるはずはなく禁固刑になってしまう。 映画はこういう実態を暴いた社会派映画ともとれるが、私は人間愛に着目したい。彼女が行ったこと、彼女の行為を知った者の接し方などなど・・・。考えさせられる映画でもある。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-04-06 18:36:01)(良:1票) 2.《ネタバレ》 軽妙なテンポで喜劇的な要素すら感じさせる前半(喩えとしては不適切かもしれませんが「必殺仕事人」を思い出してしまいました)とひたすらシリアスな後半のギャップが非常に印象に残りました。 しかしまあ、この重いテーマをここまで上手く料理してしまうマイク・リー監督の手腕はお見事としかいいようが無いですね。余計なナレーションや説明書きが無くても、ストーリーを追っていくだけでほぼ理解できるようになっているのですから。ラストのまとめ方も巧かったです。 【TM】さん [DVD(吹替)] 8点(2008-11-06 16:18:09) 1.《ネタバレ》 ラストだけ見れば倫理的に判断の難しい問題に取り組んだ社会派映画ということになりますが、途中までは家族ドラマとして十分見応えがあったので、そのままドラマで終わってくれれば、と、個人的にはちょっとだけ残念。ただ、この映画への私の評価はイメルダ・スタウントンの素晴らしい演技に与えるものであり、話の内容はもうなんでも良いかも。レビューとは関係ないですが、私の亡くなった祖母に表情がどことなく似ており、ちょっと泣いてしまいました。 【あおやん】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-11 06:35:45)
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