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ライフ・アクアティック

The Life Aquatic with Steve Zissou
2004年【米】 上映時間:118分
コメディアドベンチャーファンタジー
[ライフアクアティック]
新規登録(2004-12-21)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2010-07-29)【マーク・ハント】さん
公開開始日(2005-05-07)


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監督ウェス・アンダーソン
キャストビル・マーレイ(男優)スティーヴ・ズィスー
オーウェン・ウィルソン(男優)ネッド・プリンプトン
ケイト・ブランシェット(女優)ジェーン・ウィンスレット・リチャードソン
アンジェリカ・ヒューストン(女優)エレノア・ズィスー
ウィレム・デフォー(男優)クラウス・ダイムラー
ジェフ・ゴールドブラム(男優)アリステア・ヘネシー
マイケル・ガンボン(男優)オセアリー・ドラコーリアス
ノア・テイラー(男優)ウラジミール・ウォルダルスキー
バッド・コート(男優)ビル・ユーベル
セウ・ジョルジ(男優)サントス
シーモア・カッセル(男優)エステバン
ノア・バームバック(男優)フィリップ
脚本ウェス・アンダーソン
ノア・バームバック
音楽マーク・マザースボウ
撮影ロバート・D・イェーマン
製作ウェス・アンダーソン
スコット・ルーディン
タッチストーン・ピクチャーズ(共同製作)
バリー・メンデル
製作総指揮ラッド・シモンズ
配給ブエナビスタ
特撮ジェレミー・ドーソン視覚効果スーパーバイザー
ヘンリー・セリック視覚効果(水中シーン)
美術マーク・フリードバーグプロダクションデザイン
グレッチェン・ラウセット装飾
衣装ミレーナ・カノネロ
編集デヴィッド・モリッツ[編集]
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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4.《ネタバレ》 彦摩呂が映画評論家なら、「豪華俳優陣の玉手箱や~。これは、好きな人にはタマラン味ですなあ~」と宣いそうな映画だと思いました。要するに、コメディとして微妙な出来だと。日本人には馴染の薄い笑いの体裁ですから。例えば、ドリフターズ、ひょうきん族、吉本新喜劇、ごっつええ感じ。私世代の日本人なら、これらが代表的な笑いの教科書でしょうか。あとオールナイトニッポンかな。ボケがあってツッコミがあり、フリがあってオチがあり、スカしあり、天丼あり、ナンセンスあり……。笑いのスタイルは刷り込まれています。学習済みのオモシロ信号なら、何時だって受信感度抜群です。バッチコイ。ところが未知の笑いはチューニングが大変です。巨人がルーキー投手を打てないのと同じ理屈。中盤まで球筋を観察するのに必死でした。ついにリズムを掴んだと確信した瞬間は、研修生が斬られる場面。爆笑でした。結論。とっつきは悪いが、コメディとして十分笑えるという評価です。演出面でのお気に入りは、船の断面描写。もう無条件でワクワクです。宮崎駿監督が撮りそうな画だと思いました。音楽は文句なく一級品でしょう。音楽が素敵な映画は、それだけで採点が甘くなってしまいます。しかし、それ以上に心を掴まれたのは、主人公ズィスーのパーソナリティでした。自分勝手な目立ちたがり屋で、家来を従える裸の王様。彼の根底にあったのは孤独感だと感じました。一人ぼっちで海の中に潜っているような。降って湧いた息子に肩入れしたのも、寂しさゆえのこと。それにしても、まさかあんな別れが待っていようとは。運命とは無慈悲なものです。でもズィスーは遂に手に入れました。いや既に手に入れていたのです。どうしても欲しかった家族を。孤独極まれる深海で、そっと寄り添ってくれる仲間は、紛れもなくファミリー。富や名声よりも、ずっと価値があるはずです。エピローグも素晴らしい。お揃いの赤い帽子と制服で、今日も冒険を始めよう。一人ぼっちじゃないライフ・アクアティック。息子ネッドの魂と共に。 目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-31 18:59:26)

3.新進の映画作家が生み出す奇妙で愛らしい世界観と人物像に魅了される。ストーリーは極めて破綻気味で、定石など端から期待してはいけない。そんなものはこの映画にはナンセンスそのものだ。
ハチャメチャなストーリーなのに、この映画が破綻せず、しっかりと成り立っているのは、この監督の確かな創造性と、ビル・マーレーをはじめする集結した俳優たちの高い能力との融合故であろう。
可笑しく、感動的な、大人のためのアドベンチャー映画だ。素晴らしい。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-03 08:16:32)

2.《ネタバレ》 同監督の「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」や「ダージリン急行」は乗れなかったんだけど、この映画は何故だかツボった。音楽の使い方が巧くって、海賊の居るうらびれたホテルに潜入するシーンなんて面白すぎる。潜水服が宇宙服に見えるこの不思議。また豪華な俳優陣が揃いも揃って良い演技を見せてくれている。ビル・マーレーはこういう役はもうお手のものだろうから置いといて、何より笑わせてもらったのがウィレム・デフォー。一人短パンで頑張ってる姿が可笑しくて可笑しくて。それからオーウェン・ウィルソンも今までとは異なるキャラクターを見事に演じてたと思います。最後のほうのサメのシーンはバカみたいだけど美しかった。 ピカレスク。さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-22 16:45:07)

1.「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のテイストなんだろうなあ、と思いながら見た。うむ、同じだ。この監督、徹底してますね。そして、私はこっちの方が好きです。ていうか、ウィレム・デフォーのクラウス。このキャラにノック・アウトされました。前半は「えっ、ウィレム・デフォーがこんな役を!?」で、後半は「クラウス、いいよ、クラウス!!」って、出てくるだけで笑ってた。好きなんだよねー、こういうキャラ。あの顔で、ポンポン赤帽子と半ズボン。半ズボンのウエットスーツの懐から、おもむろに帽子を出して被った時は爆笑でした。それから、クラウス、燃えてるよ、クラウス! でもカットされてるよ、クラウス! 特典のメイキングを見るとデフォーは「一日の撮影で、二行しか台詞がないときも」と少々不満げでしたが、あの押さえ気味な雰囲気が最高でした。ビル・マーレイのたるたる水着姿もいい。ゴールドブラムが、銃で背中まで貫通してて血が出てんのに、だかだか走ってるのもいい。それから…。あ、いかん。この映画、好きかも。 ちゃいちゃいさん [DVD(吹替)] 8点(2005-12-05 20:48:48)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.00点
000.00% line
100.00% line
229.09% line
3313.64% line
400.00% line
5313.64% line
6522.73% line
729.09% line
8418.18% line
929.09% line
1014.55% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 3.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.25点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review3人
5 感泣評価 5.50点 Review2人

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