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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 アベル・ガンスの「ナポレオン」ほどじゃないが、かなり見応えのある大作。大作といっても、「戦争と平和」の200分超ではなく、2時間弱で締めてきた事に関心を覚える。オリジナルの200分を見ても悪くはないだろうが、ボンダルチュクの場合は上映時間が短い方がありがたい。 といっても、シュトロハイムの「グリード」が4時間でなく2時間弱しか残っていないように、この映画も「ワーテルロー」であって「ワーテルロー」ではないのだ。 ただ・・・ドラマの厚みと達成感はやはり「戦争と平和」の方があるだろう。それでも、ドラマはボンダルチュクらしく重厚すぎて退屈な部分もあるが、ナポレオンが復帰するドラマや雨の中で復讐の闘志を燃やすシーンなど、ふつふつと総てが決する“ワーテルロー”へのエネルギーと緊迫感を高めていく演出は中々。 戦闘シーンのスペクタクルは圧巻。大砲の轟音と共に時計から時計に繋げるショット、クローズアップがしばらく続き衝撃が中々コチラまで届いてこない徐々にコチラに迫ってくるスリル。早朝から夕方までの戦況の変化を刻々と描いていくシーンも緊張感を増して良い。 現地に居ればそれを肌で感じられるのだろうが、画面越しでもそのヒリヒリするものを感じられるのが凄い。 包囲陣形で押していく圧迫感、騎兵が一気に目の前になだれ込んでくる迫力とスペクタクル!・・・をいちいちスローにして落とす演出が無ければ良いのになあ。「戦争と平和」でも感じた事だが、どうして肝心なところで余計なものを挟むのだろうかこの監督は。それが無ければ文句のツケどころがないというのに。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-02 23:35:56)
1.《ネタバレ》 ナポレオニック映画としては、いまだに本作を超える映画は製作されていないんじゃないでしょうか。監督がセルゲイ・ボンダルチュクでソ連陸軍全面協力とくりゃ、その映像のド迫力は想像をはるかに超えるもので、観ていただければ決して大げさな賛辞でないことはご理解いただけると思います。とくにネイ元帥率いる騎兵が方形陣を組む英国歩兵に突っ込んでゆく有名なシーンは、あまりの迫力に鳥肌が立った記憶があります。この映画を大スクリーンで観たのは、実に幸福な経験でした。登場人物では私はナポレオンよりウェリントンの方が好みで、クリストファー・プラマー、一世一代の当たり役です。なんでも、上映時間4時間のロシア語版が存在するそうですが、なんとかして観てみたいものです。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-01-13 00:04:46)
マーク説明 |
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【点数情報】
Review人数 |
20人 |
平均点数 |
6.65点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 5.00% |
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5 | 3 | 15.00% |
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6 | 3 | 15.00% |
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7 | 10 | 50.00% |
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8 | 2 | 10.00% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 5.00% |
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【その他点数情報】
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