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インベージョン

The Invasion
2007年【米・豪】 上映時間:99分
ホラーサスペンスSFリメイク小説の映画化
[インベージョン]
新規登録(2007-04-25)【.】さん
タイトル情報更新(2023-04-14)【TOSHI】さん
公開開始日(2007-10-20)


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監督オリヴァー・ヒルシュビーゲル
ジェームズ・マクティーグ(追加監督)(ノンクレジット)
キャストニコール・キッドマン(女優)キャロル・ベネル
ダニエル・クレイグ(男優)ベン・ドリスコル
ジェレミー・ノーサム(男優)タッカー・カウフマン
ジェフリー・ライト〔男優〕(男優)スティーヴン・ガレアーノ医師
ヴェロニカ・カートライト(女優)ウェンディ・レンク
ジョセフ・ソマー(男優)ヘンリク・ベリチェク医師
ロジャー・リース(男優)ヨリッシュ
ジェフ・ウィンコット(男優)交通警官
マリン・アッカーマン(女優)オータム(ノンクレジット)
冬馬由美キャロル・ベネル(日本語吹き替え版)
小杉十郎太ベン・ドリスコル(日本語吹き替え版)
中田和宏タッカー・カウフマン(日本語吹き替え版)
清川元夢ヘンリク・ベリチェク医師(日本語吹き替え版)
さとうあいリュドミラ・ベリチェク(日本語吹き替え版)
長嶝高士リチャード・レンク(日本語吹き替え版)
嶋村侑(日本語吹き替え版)
原作ジャック・フィニィ「盗まれた街」
脚本デヴィッド・カイガニック
音楽ジョン・オットマン
編曲ジョン・オットマン
撮影ライナー・クラウスマン
製作ジョエル・シルヴァー
ワーナー・ブラザース
製作総指揮ブルース・バーマン
ダグ・デイヴィソン
ロイ・リー
スティーヴ・リチャーズ
スーザン・ダウニー
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクエド・フレンチ
トッド・マスターズ
特撮CAスキャンライン・プロダクション(視覚効果)
コリン・ストラウス(視覚効果)
グレッグ・ストラウス(視覚効果)
美術ジャック・フィスク(プロダクション・デザイン)
衣装ジャクリーン・ウェスト
編集ハンス・フンク
ジョエル・ネグロン
録音ジョン・T・ライツ
グレッグ・ルドロフ
スタントダニー・アイエロ三世
ジャック・ギル[スタント]
スティーヴ・ホラデイ
バディ・ジョー・フッカー
ミック・ロジャース
デヴィッド・リーチ
その他ビル・ドレイパー〔その他〕(プロダクション総指揮)
リチャード・H・プリンス(プロダクション・マネージャー)
あらすじ
帰還中のスペースシャトルが突然爆発、破片が広範囲に散乱する。しかも、謎の生命体を付着させたまま…。やがて、奇妙な「伝染病」が発生し、感染者たちは感情を失ったかのように変化していく。精神科医のキャロルは友人の医師ベンと協力し、この伝染病が地球外のウィルスによるもので、感染後の睡眠中に遺伝子を変異させることを突き止める。また、感染しても発症しない者がいることを発見する。彼女たちは無事ワクチンを作り上げ、人々に感情を取り戻すことが出来るのか? 古典的SF「盗まれた街」が4度目の映画化。

タコ太(ぺいぺい)】さん(2009-01-03)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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4.《ネタバレ》  どっかで見た映画だと思ったら、『SF/ボディスナッチャー』のリメイクだったのか。なるほど。どーりで。
 個人的にはこちらのほうが好き。『SF/ボディスナッチャー』より上映時間が短く、テンポがよく、それでいて見所が多い。前半の雰囲気作りがとても上手い。
 序盤にちょいちょい街の様子をさりげなく挿入しているのが大事。自分が知らない間に少しずつ変わっていく街。日常。マジョリティーだった『人間』という種がいつの間にかマイノリティーへとすり替わっていく恐怖。これぞホラー、これぞSFでしょう。
 巷の評判は厳しいみたいですが、私は好きです。とっても。ゾンビやモンスターと違ってぱっと見は人間。外見ではその脅威に気付けない恐怖。オリジナルのもつ最も重要な核となる恐怖が引き継がれているのが大事。そこさえ変わらなければ、『免疫』や『睡眠』なんかの追加設定やアレンジがされていても全然問題ないわけです。
 オチは賛否両論ありそう。『SF/ボディスナッチャー』のバッドエンディングも嫌いではありませんが、丸く収まっちゃうこちらのほうが好みです。点数低かったから期待していなかったのですが、リメイクだから低かったのですね。オリジナルより点数が低くなりがちなのはリメイクものの宿命。納得です。
 迷っている人がいたら、この映画に関しては平均点をあまり気にせず鑑賞することをオススメします。 たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-09-12 01:05:11)(良:1票)

3.《ネタバレ》 原作未読、1956年版未見、1978年版・1993年版は鑑賞済です。
おおよそ15~20年毎に映画化され、それぞれの製作年代の社会背景を色濃く反映するこの企画ですが、私が過去に鑑賞した1978年版・1993年版と比較して世相がもっともストレートに反映されたのがこの2007年版だという印象です。
「自我を捨てれば暴力も混乱もない平和な世界が待ってるよ」と言う侵略者に対して、「自我を失えば私は私じゃなくなる。そんな平和に価値は見いだせない」として断固抵抗するのが主人公なのですが、ここで興味深いのが、侵略者側の理屈ってアメリカ合衆国がイラクやアフガンでイスラム教徒に対して言ってることで、「民主主義は良いよ。男女平等は良いよ。欧米の価値観でみんな幸せになれるよ」と宣伝して回り、一見不合理であるイスラム教徒の価値観を頭ごなしに否定して紛争国を無理矢理にでもハッピーにしてやろうとする姿そのものだということです。一方、それに断固対抗する主人公は、「私たちには私たちの価値観があるのだ。それは何ものにも代えがたい」と言って一歩も引かないイスラム教原理主義者の姿と重なります。
思想による侵略の恐怖を描いた1956年版に始まって、この企画はアメリカ社会を被害者の位置に据えることが暗黙の了解となっているのですが、本作は初めてそこを逆転させ、アメリカ合衆国が他国に対して行っている侵略行為をSFというフィルターを通して描く企画となっています。SFを現実社会の合わせ鏡として考えると、これは最高のSF映画ではないでしょうか。さらには、過去の映画化作品を利用して観客の側に先入観を抱かせ、それとは正反対のものを見せてくるという裏切り方もよく、観客の知的好奇心を刺激するという点で、きわめて優れた作品だと思います。この驚天動地の発想の転換は、第二次世界大戦後にアメリカによる占領政策を受け、前世代のやってきたことを全否定する代わりに平和と繁栄を得たドイツ人監督ならではのものではないでしょうか。
ただし、上記の趣旨が上層部の逆鱗に触れたのかどうか分かりませんが、本作は完成後にワーナーから大幅な撮り直しを命じられ、それを拒否した監督は解雇。当時『Vフォー・ヴェンデッタ』でワーナーと仕事をしていたチームがピンチヒッターとして雇われ、ウォシャウスキー兄弟が脚本を、ジェームズ・マクティーグが監督を担当して後半部分をまるまる撮り直すという措置がとられました。その結果、スケールの大きな見せ場は追加されたものの、社会的な考察は薄められたように感じます。前半と後半で作風がまるで変わってしまうことの違和感は相当なもので、これだけ不自然な映画はブライアン・ヘルゲランド監督が解雇された『ペイバック』以来です。オリヴァー・ヒルシュビーゲル監督が最初に完成させたディレクターズ・カット版を見てみたいのですが、興行的にも批評的にも大敗した本作では、それも難しいのでしょうか。 ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-01-19 15:01:08)(良:1票)

2.自分的には最初から最後まで緊迫感が有って良かった。折りしもただ今、豚インフルエンザの影響で世界的にウィルスに敏感になっている時期なのでなおさら恐怖が沸いた。 みんてんさん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-13 15:06:09)

1.地味だけどなかなか面白かった。ニコチャンが綺麗なのでプラス3点で。 まんせるさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-01-06 22:24:23)

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【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 5.40点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
3911.54% line
445.13% line
52937.18% line
62329.49% line
7911.54% line
845.13% line
900.00% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.85点 Review7人
2 ストーリー評価 4.66点 Review9人
3 鑑賞後の後味 4.33点 Review9人
4 音楽評価 4.50点 Review4人
5 感泣評価 3.00点 Review5人

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