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クローズZERO

Crows Zero
2007年【日】 上映時間:130分
アクションシリーズもの青春もの学園もの漫画の映画化
[クローズゼロ]
新規登録(2007-11-10)【ボビー】さん
タイトル情報更新(2021-11-07)【イニシャルK】さん
公開開始日(2007-10-27)


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監督三池崇史
キャスト小栗旬(男優)滝谷源治
やべきょうすけ(男優)片桐拳
桐谷健太(男優)辰川時生
遠藤憲一(男優)矢崎丈治
渡辺大(男優)阪東秀人
深水元基(男優)林田恵
伊崎右典(男優)三上学
伊崎央登(男優)三上剛
松重豊(男優)牛山
塩見三省(男優)黒岩義信
岸谷五朗(男優)滝谷英雄
高岡蒼甫(男優)伊崎瞬
山田孝之(男優)芹沢多麿雄
黒木メイサ(女優)逢沢ルカ
上地雄輔(男優)筒本将治
大東駿介(男優)桐島ヒロミ
森廉(男優)
橋爪遼(男優)本城俊明
小柳友(男優)杉原誠
遠藤要(男優)戸梶勇次
高橋努(男優)牧瀬隆史
寿美菜子(女優)
鈴之助(男優)
舟山弘一(男優)
脚本武藤将吾
撮影古谷巧
製作東宝(「クローズ ZERO」製作委員会)
TBS(「クローズ ZERO」製作委員会)
ハピネット・ピクチャーズ(「クローズ ZERO」製作委員会)
毎日放送(「クローズ ZERO」製作委員会)
企画濱名一哉
プロデューサー山本又一朗
配給東宝
特撮坂美佐子(CGIプロデューサー)
OLM(CGI)
美術林田裕至
編集掛須秀一
録音柴崎憲治(音響効果)
藤丸和徳(録音助手)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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10.《ネタバレ》 原作は未読。この映画は、私にとっては大変危険な作品だ。何故なら、私は本作で自らの動物的本能に気がついてしまったからである。

暴力が良くないのは周知の事実。けれど、拳一つでのし上がっていく男と男のぶつかり合いに、魅入ってしまう私。強い男を見た時、思わずドキッとして『あぁ…私も守られたい…』と思ってしまう心理。これではまるで、弱肉強食の世界で勝ち抜いたオスに憧れるメス…本能で生きる動物。危険だ…危険すぎる…。なのにDVDを購入して何度も鑑賞してる私は、もうダメかも分からんね。

話を作品内容に戻すと、山田孝之が素晴らしい。主役の小栗旬を完全に喰っていた。背も小さいし小デブなのに、山田孝之が最高の男前に感じられるから不思議。これが所謂「カリスマ性」ってやつなのだろう。申し訳ないけど、小栗旬からはそれが感じらなかった。もし私が「雌としてどちらの雄を選びますか?」と訊かれたら、迷わず山田だ。最後は小栗旬に負てしまったけど、それでも私は、彼に心を奪われっぱなしなのだ。男性としても人間としても、とても魅力に溢れている。…って、あれ?また雄雌の話に戻ってしまった…すみません(猛省)。

「てっぺん獲る」という単純だけど至高な目標。いつの時代でも、向上心と冒険心と野心を持って突き進む男性は素敵です。やっぱり、男性は中身だ!

三池監督ならではの雰囲気があってとても好きなのですが、あの血糊はどうにかならないものか?あれじゃまるで、口の周りにケッチャプを付けた子供みたいなんだもん(笑)

脇を固める役者さんたちが皆個性的なのに違和感がなく、愛すべき存在となっている。しかし、鑑賞後はいつも「黒木メイサはやっぱり必要ないよなぁ」と思う。 港のリョーコ横浜横須賀さん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2018-12-02 14:52:46)(良:2票) (笑:2票)

9.単純に面白かった!
原作はちらっと読んだことがある程度で、特に各キャラクターへの思いいれがないので違和感が全くなかったからでもあるけど、山田孝之の悪っぷりもけっこうはまっていたのが好印象。小栗旬もいい役者ですね。
ちょっと脇役の扱いが雑な点もあると思うけど、それを上回るパワフルな演出で一気に観れる。色んなジャンルに手を出しすぎな三池監督は、こういう作風の方が上手いと思うけどな~。 シネマブルクさん [映画館(邦画)] 8点(2012-12-25 20:46:11)

8.原作「クローズ」を高校生の頃から愛読してきた者としては、「映画化」という話を聞いた時、「ああ、また人気漫画の安直な映画化」かとしか思えなかったし、生身の人間が演じてあの「クローズ」の良い意味で漫画的で、“タフ”な世界観を描き出すことは不可能だと思った。

そうして、特に劇場公開時も興味を示さず、イケメン俳優目当てに長蛇の列をなしている女性客を横目で見ながら、尚更興ざめしてしまった記憶がある。

そのせいか、三池崇史がメガフォンを執っているという情報を得ても、「相変わらずこの監督は作品選びに節操がないなあ」という印象が先行してしまっていた。

しかし、実際に今作を見始めると、その冒頭で、「ああ、クローズを映画化するなら、実際問題、三池崇史しかいないな」と即座に思い直してしまった。

有り得ないような極限の不良世界を、現実のビジュアルで描き出そうとする試みには、生半可なクリエイターでは、「容量」が追いつかない。
ほんの少しでも「常識」という言葉の介入を許してしまえば、中途半端で酷い映画に仕上がっていたと思う。

そこには、ヤクザ映画だろうが、アクション映画だろうが、SF映画だろうが、ギャグ映画だろうが、ロマンス映画だろうが、アイドル映画だろうが、問答無用に撮り切ってしまう圧倒的なクリエイターとしての“パワー”が必要だったのだと思う。

そうなれば、日本の映画界に三池崇史ほどふさわしい人材はいない。

詰まるところ、自分の浅はかな想像を遥かに越えて、相当に面白い映画だったと言える。

原作漫画では描かれていない「鈴蘭」を描き出すことで、原作ファンのしがらみを巧みにかわすとともに、ファンをも納得させる新しい「鈴蘭」を描き出したと思う。

それと同時に、原作のキャラクターたちが共通して持つ「男気」や「野心」、様々な「葛藤」を、映画のキャラクターたちにもしっかりと持たせ、原作にはないエピソードでありながら、まさにこれは「クローズ」だと納得させるストーリー構成も見事だったと思う。

人気漫画を安易に映像化するのではなく、その根幹を汲み取り、映像を漫画的に仕上げた快作だと思う。 鉄腕麗人さん [DVD(邦画)] 8点(2012-10-08 22:43:24)

7.《ネタバレ》 原作は未読。多分読まない。暴力者嫌いだから。
パートナーに勧められ見たけど、何はともあれ、面白かった。パートナーが元チーマーなので、こんなもんなん?と教えてもらったり。転校したけど、1学期だけ行った中学がまさしくこの世界だったと聞いて、驚いたり。普通の公立なんですけどね。
まあ、ケンカにあけくれる荒れた学校同士で繰り広げられる世界。ウダウダしてないのが小気味よかった。
一言言えば、あーゆー学校に受験してまで入る生徒の気持ちが分からなかった。高校卒業資格は欲しかったのか?(笑) べるぜさん [DVD(邦画)] 8点(2011-01-12 12:48:04)

6.日本の現代アクション映画の傑作。 LORETTOさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-12-09 17:24:25)

5.ヤンキーだとか、不良だとか、喧嘩だとか、その類のものには全然興味がなく、ダンナがDVDを借りるというので「仕方がない…」という感覚で観ていたのですが、、、面白くて完全に見入ってしまいました。配役もよかったと思います。みんな喧嘩強いなぁと感心さえしてしまいました。勝ってばかりではないですし、キレイな流ればかりでもないので、フェアでいいなぁと思いました。観てスカっとしました。2もぜひ見たいです。 カナブンさん [DVD(邦画)] 8点(2009-06-05 02:02:53)

4.《ネタバレ》 原作読んでみたくなりました。配役がいい。やはり映画って魅力的な人物をいかに描くか?ってことだね。観てて、派閥嫌いな自分には目からウロコでした。なんか、この映画を観終わると、自分も強くなった気がしていいね。久しぶりだよ、こんな気分。「ストリートオブファイアー」以来かな。三池崇史は日本のウォルターヒルだ! トントさん [DVD(邦画)] 8点(2009-03-31 14:11:20)

3.《ネタバレ》 漫画が原作ということで、非常に熱い展開が多い。ご都合主義だろうが、古きよき熱い少年漫画が好きな人ならはまること間違いない。挿入歌だけがほんとに邪魔 みーちゃんさん [DVD(邦画)] 8点(2008-07-24 02:12:30)(良:1票)

2.オリジナルのキャラクター達は主役を始め脇まで、よくここまでクローズの世界観を壊さずに出来たな、と思わせるほどよく練って出来ている。年代によるんだろうけどヤクザの下っ端の拳に共感、感情移入した人は多いんじゃないですかね?原作を映画化せず、オリジナルで勝負したのは結果的に大正解。原作キャラも多数出てきますが、性格や扱い方をよく理解しているので原作ファンとしても満足です。特に孤高の男リンダマンにはシビレましたよ。映画「デビルマン」の主役コンビが出てますが、良い感じにグレちゃってるのには笑った。こっちの方が似合ってるなぁ。 ロカホリさん [映画館(邦画)] 8点(2007-11-14 20:06:45)

1.《ネタバレ》 この作品は速攻で撮影を行う事で有名な三池監督の作品であるが故に、多くのことを無視している。学校以外の世界の映写をせず、閉鎖的な世界にしており、まるで世の中に彼らしか存在していないような印象を受ける。理屈で考えれば、様々な事が理解出来ないし納得も出来ないが、それでもこの作品はこの世界でしっかり完結しており、違和感を覚えることはない。ストーリーと登場人物たちの設定がとても単純明快で、非常に理解しやすく、余計なことを考えなくてすむのがいい。この作品の主人公は一見小栗旬君のように見えるが、実際この作品の中で最も葛藤を抱え、最初と最後で大きく変化しているのは、小栗旬君のそばにいたヤクザのおじさんだろうと思う。大きな葛藤をいくつも抱え、それを解決しようとジタバタもがき、最終的にはヤクザの道からも足を洗う形になっている。最も弱く、不器用で、ダサい。そんな男だが、最も現実味があり、最も魅力的な人物として描かれている。僕はあの男の変化を見ているだけで、人間を見たという気持ちになった。それだけで十分良かった。 ボビーさん [映画館(邦画)] 8点(2007-11-12 02:07:14)(良:1票)

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【点数情報】

Review人数 61人
平均点数 6.07点
011.64% line
100.00% line
200.00% line
323.28% line
4914.75% line
51016.39% line
61321.31% line
71321.31% line
81016.39% line
911.64% line
1023.28% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review4人
4 音楽評価 6.83点 Review6人
5 感泣評価 6.00点 Review1人

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