みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
14.《ネタバレ》 とにかくもう、終盤における「真実の申告」の件が素晴らしい。 ボールは動いていないと訴えるキャディーの少年に対し「動いたよ」と告げて、自らペナルティーを背負う主人公ジュナの姿が、実に恰好良かったですね。 ゴルフは最高のスポーツだと笑顔で語った少年にも、自分自身に対しても、嘘なんて吐きたくないという毅然とした態度に、惚れ惚れさせられました。 優勝を争うライバル達も、そんな申告に喜んだりはせず「きっと君の勘違いだよ」と言い出して、堂々たる決着を望むものだから、もうたまらない。 戦っている三人が三人とも誠実で魅力的な人物である為、観ているこちらとしても、非常に爽やかな気分になれるんですよね。 「動いていない」と言えば、周りはそれを受け入れてくれる、誰も自分を嘘吐きと責めたりしないと承知の上で、それでもフェアプレーの精神に則り、真実を告げる主人公。 その姿を、ごく静かに、淡々と「ゴルファーであれば当然の事」とばかりに描いているこのシーン、本当に大好きです。 プレッシャーに耐え切れず、一度は逃げ出そうとしたジュナが「街の為に頑張ってくれ」と人々に声援を送られ、出場する事を決意するシーンも良かったし、ギャラリーが街中の車を集めてライトでゴルフ場を照らし、夜のラウンドを可能にしてくれる展開も、凄く好みでしたね。 ゴルフの試合に熱狂する街の人々が、本当に楽しそうで、ちょっとしたお祭り感覚なのも伝わって来たりして(こういうの、良いなぁ……)と、しみじみ感じたりしました。 決着のロングパットに関しても、それまでの伏線、音楽、演技、カメラワークなど、完璧と言って良い出来栄え。 カップインした瞬間に無音となり、浜辺のバガー・ヴァンスの背中を映し出すシーンで、初めて歓声が聞こえてきて、そこで祝福のステップを見せる演出なんかも、非常に御洒落だったと思います。 で、そんな本作の不満点はというと……実は、タイトルにもなっているバガー・ヴァンスというキャラクター自体には、そんなに魅力を感じなかったりしたのですよね。 ちょっと物言いが説教臭いというか、どこか宗教めいた匂いも漂っていたりして、どちらかといえば苦手なタイプでした。 実際、この映画のメインは明らかにジュナとハーディーの二人なのでしょうし「挫折した天才ゴルファーが、キャディーの少年との交流によって再生する話」というだけでも良かったんじゃないかなぁ……なんて、つい考えちゃいましたね。 それでも、冒頭で述べたシーンに関しては、あらゆるゴルフ作品の中でも一番好きだったりするし「全ては死に際の老人が見た走馬燈」と思わせておいて、やっぱり死なないでゴルフを続けるという惚けたオチも、妙に憎めなくて好き。 時々「面白い」という気持ちよりも「好き」という気持ちの方が強い映画に出会う事があるのですが、どうやら本作もまた、そんな一本みたいです。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 8点(2017-11-12 20:21:49) 13.《ネタバレ》 シーンのひとつひとつが一枚の絵画とでもいうのかな。瑞々しい木々や澄み渡る青空、試合を見守る人々など、レッドフォードは本質的に美しいものを愛でているのでしょう。その感性を映像にした作品なのだと思います。確かにバガー・ヴァンスの正体や、出現の理由の説明はなかったが、全ての答えをシナリオ任せにするのでなく、たまには観客一人一人の想像に委ねてもいいかも知れない。それは観客の数だけバガー・ヴァンス像が存在しているといえるから。 【りゅうちゃくん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-06 03:48:36) 12.バガーさんの正体が謎のままで終わってしまうのは残念といえば残念だが、 それもまたいいのではないかと思うのです。 メインのゴルフの試合も面白かった。 【ヘルメス】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-07-25 20:08:35) 11.ゴルフが好きだが、予備知識なく鑑賞。スタートから青空の中、緑の芝のなか、のんびりと老人がセルフプレーをしている。その途、心蔵発作。休んでいる間の回想で始まる。あとで老人はジャック・レモン、監督レッドフォードと知る。さもありなん。暖かく、和める、素晴らしい作品。2大ゴルファー役、およびセロン最高。 【ご自由さん】さん [地上波(字幕)] 8点(2006-01-27 18:40:02) 10.ゴルフやった事ないけどすごく面白かった。シャーリーズセロン可愛い!彼女のヌードは前よりも後ろ!背中の美しさは世界一!天使よ、俺の前にも現れてくれぇ! 【もりしげひさや】さん 8点(2003-06-24 18:08:12) 9.ゴルフには全く興味がなく、期待ゼロで友人に付き合ってみたのですが、これがこれが! かなり面白かったです。ウィル・スミスが凄い! 静かなる名演技。レットフォード映画って、熱い所が好き。真摯に「自分なりに頑張れ!」って言われている気分になる。でもとりあえず一時期プレステの「みんなのゴルフ」にはまっていたおかげで、大体のルールは知っていたのがよかったかも。ルールも何も知らないと、さすがに??かも。 【ともとも】さん 8点(2003-05-21 21:01:08) 8.意外と楽しませてもらった作品です。「ゴルフをすることを通じてこんなこと考えたりするんだけど、どうかな?」っていう製作者側のメッセージが、ウィル・スミス(本当に好演!!)を通じて作品全体に程よく流れてるっていう雰囲気が好きなのと、レッドフォードの作り出す映像が本当に本当に綺麗なので、少し甘めですが8点で! 【wood】さん 8点(2002-12-12 17:06:17) 7.ロバート・レッドフォード作品らしくてナチュラル~。ゴルフは嫌いだがこの映画は好ける。苦手だったウィル・スミスに好感を持った。シャーリズ・セロンにプラス1点と、レイチェル・ポートマンの音楽が好きなのでもう1点プラスして8点。 【アッズーリ】さん 8点(2002-07-01 23:33:58) 6.ハッピーエンドでよかった。S・セロンってほんときれい。マットディモンはリプリーで大っ嫌いだったけど、これはまあまあ良かった。ウィルスミスも悟りをひらいてるみたいな演技でよかった。少年最高。かわいい 【mamik】さん 8点(2001-12-09 23:25:48) 5.いかにもレッドフォードらしい作品。美しい景色を背景にゆったりと展開するドラマ。こういう映画をもっと観たい。ウィル・スミスはいつもと違う役柄だったけど、なかなか良かった。シャーリーズ・セロンは存在感なかったなあ。 【T・O】さん 8点(2001-11-22 14:24:32) 4.R・レッドフォード監督作品って真摯で爽やかな印象というのが身上だが、ややもすると真面目すぎて面白みに欠け、どうしても印象が希薄になりがちだ。が、本作に関しては何と言ってもキャスティングが素晴らしく、又、演出的にはメリハリのある良い意味でのケレン味があり、最後までグイグイ引っぱられていくパワーを感じてしまう。あたかもバリー・レビンソン監督の作風に近いものがあり、思わず彼自身の名作「ナチュラル」を連想してしまった。ラスト、沈む夕陽にひときわ輝く満足感溢れる晴れやかな男たちの表情は、まさに爽やかな余韻を残して感涙ものだ。 【ドラえもん】さん 8点(2001-06-16 23:34:48) 3.なかなかの秀作だと思う。出演者も監督も一流だし。あと音楽が良い。音楽。それとマット・デイモンは不精髭があった方かっこ良い。 【yuki】さん 8点(2001-06-11 23:34:53) 2.ふぅ~、綺麗な映画だったにゃあ~。でも、B.ヴァンスがあれだけのキャディーの腕を持ちながら、実際にプレイヤーでなかったのは、T.ウッズが苦労したのと同じ理由なんだろうね。ウィル・スミスの笑顔が胸に染みる。 【ぶんばぐん】さん 8点(2001-04-16 14:40:25) 1.マットデーモンがいい味出していたと思います。無名の少年もうまい。ゴルフには興味がないのにこれだけ楽しめたのですから、少しでもゴルフに興味がある人が見れば本当に感動すると思いますよ。もっと多くの人に見て欲しいなあ。 【三の谷】さん 8点(2001-04-01 18:45:42)
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