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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(8点検索)】
5.《ネタバレ》 恥ずかしながら、こういう史実があったことを知りませんでした。アンネ・フランクもシンドラーも『夜と霧』もいいですが、これももっと歴史に刻まれるべき話じゃないかと。ただこのタイトルで損をしているというか、少なくとも日本人にはあまりピンと来ない気がします。ダニエル・クレイグが出ていなければ、たぶん私は見なかったと思います。 とにかくリーダーとしての苦悩ぶりがいい。ジェームズ・ボンドとは違ってなかなかうまく行きません。どんな集団でも人間関係のゴタゴタはあるわけで、規律と情、重圧と理性と弱気の間で常に揺れ動いている感じ。しかも強烈な外敵にも備える必要があり、頼られるわりに称賛されるわけでもなく、特別な報酬を得られるわけでもなく。世の中間管理職者は、彼の姿を見て「自分のほうがマシ」と勇気づけられるのではないでしょうか。ただし、どれほど敵に囲まれても弾がまったく当たらない点はボンドと共通しています。 それからもう1つ気になったのは、最大1200人もの大集団の食糧をどうやって賄っていたのか。村からの略奪には限界があるし、リスクも大きいはず。森の中で採集狩猟生活でもしていたのでしょうか。ドラマチックなドンパチもいいですが、そのあたりのリアリティをもう少し見たかった気がします。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-02-24 03:01:50)
4.《ネタバレ》 さしずめインテリが肉体労働しながら「戦う力は必要だ。だが、他にも考える事が・・・”共同体”」と主人公を諭すあたりから話が面白くなってくる。インテリと武闘派の板ばさみ。その他強者と弱者の扱い等々、共同体を維持していくためにリーダーとして只管苦悩し続ける。で、戦争映画の体裁を取った、政治というか共同体の話に転換していく。様々な苦渋の決断を下しながらも追い詰められていく主人公。次男の方もソ連軍に加担するものの、人はイデオロギーではなく感情で動く事を思い知らされる。そして終盤ギブアップ寸前になった主人公はもはや混乱状態で決断ができなくなる程の機能不全に陥る。この辺は映画にありがちな強力なリーダーや英雄ではない人間らしさがあってよいです。が、エンディングに向けて成長した3男の励ましやら、仲違いした次男の助けによって困難を切り抜けて終了。「奇跡は起きない、起こすんだ!」とやっておきながら、結局奇跡的に助かってしまうのかよ!とツッコミを入れたくなります。制作上仕方ないのかもしれませんが、この辺はかなりご都合主義で、「やっぱ兄弟愛!」みたいになってしまって、これまでの緊張感を台無しにするくらいラストで脱力してしまうのですが、よく解釈すれば不完全ながらも弟たちから信頼され、愛され続けた兄だからこそ、救世主たりえたわけであり、これはこれでよいのではないのかとも思えてきます。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-05-18 22:10:38)
3.《ネタバレ》 第2次大戦下、ナチス及びその協力者からの迫害を逃れ、生き延びるために森の中にユダヤ人コミュニティを作り上げた三兄弟のお話。まず緑の森が印象的に描かれた後、冬の訪れにより森が雪景色となり、生活も厳しいものになっていくと、はたして彼らは無事に春を迎え、あの緑を再び目にすることができるのか、という気持ちになってきます。もっとも、春が訪れたところで無事に暮らせる訳ではないのだけど……。本作で特に描かれるのは、三兄弟の長男で、リーダーである主人公の、矛盾と苦悩。武闘派の次男に対し、穏健派の長男(それとて一度は復讐に手を染め、その虚しさを知ればこそ、なのであるけれど)、しかし意見の対立から殴り合いの喧嘩になったとき、石を手にし相手を撲殺しかねなかったのは、長男の方であった時の衝撃。ユダヤ人たちが集まり組織が大きくなるにつれ、統制も取れなくなっていく。捕えられた無抵抗のドイツ兵をユダヤ人たちがリンチする場面、我々は主人公がこれを止めることを我々は期待するのだけど、彼はその光景を虚しく眺め、無力に立ち去っていく、その時の絶望感たるや、物凄いものがあります。もはやそれほどまでに、明日が無い身である、ということ。神をいくら信じても、現実には奇跡は起きない、ということ。その絶望感を、最終的には兄弟愛が救う、というのが、出来すぎたヒューマニズムかも知れないけれど、本作が提示する「救い」として、やはりそれは美しいと思うのです。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-01-11 09:01:05)
2.《ネタバレ》 とにかくダニエルクレイグのはまり役で、復讐やリーダーとしての苦悩、家族との 絆など単調だが飽きさせない内容でかなり引き込まれました。映像もきれいで美しい森の景色の中でたくましく生きる人々が描かれており、まさに自分の中で、あつく燃える何かを感じさせてくれました。傑作です。 【けっとう】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-17 00:10:48)
1.《ネタバレ》 なかなか見応えがありました。ダニエル・クレイグの演技が素晴らしかったですね。リーダーとしての苦悩や決断などを見事に演じていました。ラストに実際の兄弟の写真が映し出されたときはジーンとしましたね。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-02-23 20:11:34)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
21人 |
平均点数 |
6.43点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 3 | 14.29% |
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6 | 11 | 52.38% |
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7 | 2 | 9.52% |
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8 | 5 | 23.81% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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