みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
9.評価が低かったのであまり期待せずに見たのですが、 なんのなんの、かなりドキドキしましたよ。 怖がらせ方が上手いと思いました。 【NEW NEO】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-11 23:49:27) 8.ミカが「役立たず」とか言われて、ヘタレに描かれていますが、なんのなんの、最後までケイティを見放さないのは立派。 【カタログ】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-12-04 01:15:50) 7.《ネタバレ》 不可視で禍々しいものが、確実に生活を侵食していく一部始終を、この上なくシンプルに描き切った傑作。 ケイティ(侵食中)の何時間も枕元に立ち尽くすシーン。ケイティ(侵食後)がミカの死体をクンクンと嗅ぐシーン。そして、ラスト一分間の暗闇に居座る奇妙な効果音が、異様に怖かった。 勢いに任せて、DVD特典【もうひとつのパラノーマルアクティビティ】も、鑑賞。こっちのエンディングは、ハッキリ言ってイマイチ。 そして、蛇足ながらDVD特典「稲川淳二と観るパラノーマルアクティビティ」をも、鑑賞。作中のミカの如く、こっちは完全に悪ノリといってイイ蛮行。作中、イナジュンが何度「こわい」と言ったか数えようとして、断念。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-11-01 03:30:35)(笑:1票) 6.ボロクソに言われてるからそんな酷いんかと覚悟して観たけどそうでもない。普通に面白い。あんな地味な演出だけで怖さを演出してるのは凄いと思う。ただこの短さのわりには結構だれるんですよね。そこがちょっとマイナスだった。基本手持ちカメラ視点のホラーは大好きですがこういう使い方も悪くないですね。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-06-27 00:32:21) 5.《ネタバレ》 ひっさびさの怖い映画。ホラーとかオカルトめいたジャンルは好きだが得意ではない。指と指の間から観たりして。でも“怖いもの見たさ”で、じっ…と映像を、暗がりを、影を、映し出される部屋の隅々まで、何かを見逃すまいと見入ってしまう。そして同時に耳をそばだてる。深夜、ありえない音を聞き取ろうと。圧倒的な恐怖を、がっかりする位古典的な手法で演出してのけている、まずそこに驚かされる。映画は所詮作り物。そう達観しちゃうと泣けもしないし怖くもない。しかしドキュメンタリー仕立てにすることでリアリティが増す、共感を得る、家に帰っても後を引く。予算の問題は置いといて、“見えない何か”は一見怠慢だがこれが正解でしょう。金をかけたCGモンスターや特殊メイクはもはや萎える。興行収益が如実に物語るのが、この作品のありのままの評価だ。何気にいらない効果音とふたりの写真がどうにかなってた部分と、あれ以上のラストは難しいとは思いつつ消化不良で、厳しく2点減。あと、感じるところは人それぞれあってそれは勿論当然だが、本作のレビューに関しては的外れと言える内容が多いんじゃ?変に作品の良さが霞む。様々な捉え方をしてくれてそれは監督冥利に尽きるのかもしれないけど…。繰り返すけどここはひたすら純粋に“怖いもの見たさ”で、館内の照明が点いて現実に引き戻されるまで、ただじっと観てて欲しいな。 【乳時雨】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-02-06 18:58:31) 4.《ネタバレ》 わかった。これは女による自作自演の男謀殺計画だ。 悪霊がとりついている、ということにしてあの男に愛想が尽きたあの女が巧妙に仕組んだトリックである。ああやって男を窮地に追い込んで、殺害し、自分は逃げる。完全犯罪! なぜならば壁掛け写真が男の方だけスクラッチされていたし、霊媒師との共謀もできうる。男が「ホテルに逃げよう」と言って準備し終えたとき女が「行きたくない、ここにいたい」と懇願したのもそのため。そしてこうして映像に残しておけば男は悪霊に殺されたみたいになって、自分の人殺しの罪をけむに巻くこともできる。 だから画面のそこかしこに、女が仕込んだトリックの見切れがあれば面白かった。たとえば寝室のドアにピアノ線が伸びていたりとか。女と霊媒師が裏で打合せしてたりとか。男が殺させるに値するような振る舞い、たとえばDVとか、不倫とか(女のお友達と不倫してたら面白い。つまりビーズを作ってるときに男の殺害計画をしていた!)をカメラが捉えていたとか。 実際これは映画なのだから、悪霊のしわざと思える怪奇現象はすべてそもそも人為的なものなわけであってこの事実から映画は逃げることはできない。であるからこそ男はあの女(とその仲間たち)に殺されたのだと思う。 『放送禁止』の見過ぎですかね。 【no_the_war】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-02-04 23:09:33) 3.「予備知識なく見る事をお勧めします」←この一言に尽きると思います。ハリウッドでリメイクを、との話もあったようですが、キャストの演技がすばらしいのでリメイクする意味がない事は見終わった後に理解できます。私は10年ほどアメリカで暮らしていましたが、隣に住んでいそうなほどのごく普通のカップルなので妙にリアリティがあり、リアクションや台詞が非常に自然で、見ていてグイグイ引き込まれました。ほかの観客はカップルが多かったようですが、上映終了後になかなか席を立てなかった方が多かったです。それから注意点なのですが、静寂のシーンが多かったのでポップコーンが食べにくくて私はラージサイズを食べ切れませんでした。それとストーリー中にウイジャーボード(日本ではコックリさんで使う道具とほぼ同じもの)が出てきますが、アメリカではおもちゃ屋さんで普通に売っていることを追記しておきます。 【はいぷ】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-02-01 04:13:47) 2.よくあるやつか?とたかをくくっていたが、確かにこれは怖い。 何がって、本当の恐怖は「絶望感」なんだなあということだ。 【とと】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-01-31 19:44:41) 1.《ネタバレ》 私が個人的に最も怖いのは、頭のイカレてる無差別殺人鬼と、得体の知れない何かに追い詰められていくこと。この作品では後者の恐怖がよく描かれています。モキュメンタリー作品ですが、まるで主演の2人が本当に追い詰められていってるかのような恐怖があります。 何が一番怖いって相手の正体が見えないことなんですよね。「ランゴリアーズ」「サイン」「ドリームキャッチャー」のように正体がモンスター系だと判明した途端に恐怖がプッツリという映画も多い中、この作品は最後までその見えない恐怖で引っ張り、成功しています。脚を引っ張られて連れてかれるなんて分かりやすい恐怖にも興奮しましたし。しかも「ブレアウィッチプロジェクト」のような尻切れトンボ感もなく、一応の結末を導いていますが、しかし本質的には何も解決していないという形は、この系統のホラーとしては最高の締め方ではないでしょうか?(ラスト彼がどうなったかという説明や、ケイティのあの場面での笑顔とかの演出も本当は不要なくらい)。 時間が経つにつれ恐怖がエスカレートしていくこと、家ではなく人物に憑依している設定なので、家を出ても何の解決にならないこと、霊能者が何も力になってくれないこと、夜中だけでなく、昼間も恐怖が襲ってくること。これだけの要素が重なれば息苦しいくらいの恐怖となります。また、身近にいる愛する人が徐々に豹変していってしまうという意味では少し「シャイニング」とも重なる怖さも感じました。 2階で寝てる人、ヤンチャな小動物を飼っていて夜中でも当たり前に物音がする家に住んでる人、霊感を持つ彼女と同棲してる人なんかは自分の生活とリンクしてよっぽど怖いかもしれません。 また「ドーン!」というお化け屋敷的な音で驚かされる恐怖もあります。それなのでお化け屋敷が全然平気な方や、ホラー映画にわかりやすい結末を求める方には不満な作品かもしれません。しかし映画は予算でも役者でもありませんね、アイデアと見せ方1つです。7点+ケイティのオッパイに+1点。「ブレア」に6点つけたのですが、ブレアの良さを残しつつ、恐怖へ向かうスピードを感じたので2点多くつけました。惜しむべくは中盤の間延び。あと5分~10分短くても良かったかも。 たまに電車待ってる時に上体が前後に揺れてるおじさん見かけますけど、今後はそれを目撃する度にこの作品を思い出しそうです。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-01-30 23:17:37)(良:3票)
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