みんなのシネマレビュー

地獄への逆襲

THE RETURN OF FRANK JAMES
1940年【米】 上映時間:92分
ウエスタン
[ジゴクヘノギャクシュウ]
新規登録(2011-08-22)【R&A】さん
タイトル情報更新(2021-04-01)【Olias】さん
公開開始日(1952-02-22)


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監督フリッツ・ラング
キャストヘンリー・フォンダ(男優)フランク・ジェームズ
ジョン・キャラダイン(男優)ボブ・フォード
ジャッキー・クーパー(男優)クレム
ジーン・ティアニー(女優)エレノア・ストーン
タイロン・パワー(男優)ジェシー・ジェイムズ
音楽デイヴィッド・バトルフ
撮影ウィリアム・V・スコール
製作ダリル・F・ザナック
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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1.《ネタバレ》 前作のラスト、ジェシー・ジェイムズが背後から撃たれる場面が、本作品のオープニング。まさしく文句なしの続編です。
前作でもジェイムズ兄弟の犯罪行為を、鉄道会社の悪辣行為に対する復讐として位置付けていましたが、この続編ではより直接的に、弟殺害の下手人を兄が追うという復讐譚になっていて、いわば個人的な戦い。見てても盛り上がりますわなあ。一種の、人間狩り。
主人公の怒りが映画前半でよく表れているのが、あの舞台の場面。自分達のことがネタにされてる舞台をわざわざ見に行って、わざわざ立腹して見せるというのも、いささかオトナ気が無いんですけれども(黙って立ち去る手もあるだろうけれど)、客席に仁王立ちになって舞台を見下ろし、睨みつける姿には、やはりシビレます。
いや実際、そのくらいの事をやってこそバランスが取れるんであって、実はこの作品において、ヘンリー・フォンダ演じる主人公のフランクは、自らは相手に対して手を下さないんですよね。銃撃戦にはなるけれど、相手が足を滑らせて転落死する。相手を追い詰めた時には、先に受けた銃弾のためすでに相手は死んでいる。。。主人公が強盗を働く場面では巻き添えで死人もでるけれど、これは追っ手の流れ弾にあたったもの。
復讐自体は完遂されたと言えるのかわからないけれど、それを他の緊迫感あるシーンが充分に補ってバランスを取っています。
一方では作品にユーモアも感じられて、あの陽気な黒人のオッチャンの存在もそうだし、後半の裁判シーンなども北部vs南部の対立などを交えながらユーモラスに描いています。
裁判の直後、主人公は一気に駆け出そうとするけれど、そこから一転して、銃を片手にゆっくりと仇敵に迫っていく姿が、印象的です。 鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-09-19 11:33:16)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.20点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人

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