みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
31.《ネタバレ》 三作目にして完結編な今作は、まあとにかくその「終わり方」でしかないかな、と思いますね。つまり、その意味で個人的にはこの上無く至上に適切・的確な三作目だったと思っています。三部作を通じてココに辿り着くべく組み立てられた精密なシナリオにせよ、細かい部分のテクニカルな伏線の張り方にせよ、どれも実に素晴らしかったと思いますし、重ねてソコがずば抜けて一番に重要だったという作品だとは確信しています。単品としても傑作だったかと。 他、特に言いたいコトも大して残っては居ないのですが、一つだけ言い加えるならこの三作目もまた役者の演技や雰囲気(=キャスティング)とゆーのはまたコレも優れた仕事だったと思いますね。キャットウーマンの妖艶さ・しなやかさ・強かさはどれも出色でしたし、ごく非常に賢明そうでありつつも決して裏が無いなんてコトもなさそーなコティヤールも実にハマってたかと思います。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ロード・オブ・ザ・リング』に並ぶ三大三部作(=確実に一日を楽しみ尽くすコトが出来る)なんて言っても好いかなと。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-09-01 23:30:40) 30.7点か8点かで迷って、結局8点。 いかんな、ノーラン作品は甘めの点数になりがち。 今作の不満点は大まかに二つ。 第一に、作品内でのリアリティが薄れたことによる、物語への没入感の減退。影の同盟や核兵器はやや荒唐無稽な印象が強く、前作で推し進めたマイケルマン風の犯罪劇から物語が離陸したために、物語に上手く入っていけなかった。 第二に、参考にする映画作品を決めていないため、物語も作風もやや散漫になってしまった。ダークナイト以降のノーラン作品は参考にする映画作品を明確に定めて、それを意識した展開や作風にすることで、作品の質を高めていると私は考えているが、本作は参考とする映画作品は定めていないように思える。本作で制作者が決定的に意識した古典作品はディケンズの二都物語。だが、二都物語は有名作品ではあるものの、ディケンズの悪癖であるプロットの破綻や冗長な文章表現が指摘される作品でもある。つまり、本作においては、参考にする古典作品の選定を失敗したために、作品も散漫なものになったのではないかと私は見ている。 ただ、大いに評価できる点も二つ。 一つは、インセプションからの再登板キャストが多い。ノーラン監督の役者への愛着が感じられて好印象。ケイン御大、キリアン、トムハは常連決定だが、ぜひJGLやマリオン姐さんも、今後のノーラン作品への再登板を期待したいところ。 第二が、ラスト付近のバットマンとゴードンのやり取り。あの場面で涙した映画ファンは多かったのでは? バットマンはゴッサムのヒーローだが、バットマンにとってのヒーローはゴードンであった。これ、演じたクリスチャン・ベールとゲイリー・オールドマンとの関係にも当てはめることができるだろう(クリスチャン・ベールの尊敬する俳優は、ゲイリー・オールドマンである)。何より、我々映画ファンにも当てはめることが可能だろう。90年代からエキセントリックな演技で人々を魅了してきたゲイリーは、そこまで映画好きでない人にとっては物凄く怖い悪役の人でしかないだろうが、我々映画を愛する人間にとってはある種のヒーローだった。そういう意趣があの場面には込められており、ノーラン監督の意外な(?)熱い一面が垣間見ることができて、印象深かった。 【nakashi】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-21 22:42:07) 29.《ネタバレ》 これ終盤までどうなるのっていう展開で最後までハラハラさせられた。また同時にバットマンを本気で応援していた。 ハイクオリティで三部作を作り上げたノーラン監督に敬意を示します。 【ラスウェル】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-09-16 00:56:59)(良:1票) 28.《ネタバレ》 前作で遺作にして伝説になったヒース・レジャーの名演により、ジョーカーは誰が演じてもファンは認めないだろうし、役者は演じたがらないから、本作でジョーカーがいないのは正解。確かに物足りなくも感じますが、他の誰かがジョーカーを演じていれば非難轟々でしょう。仮にそれがどんなに名演だったとしても伝説には勝てませんから…それにしても敵役がベインってのは地味過ぎる気がします。その分、いつものバットマンあるある「敵役がインパクト強すぎて目立ちがち」問題を解消し、ダークナイトシリーズのラストに相応しく、バットマンが主役々々しています。それにキャットウーマン役のアン・ハサウェイ、可愛いです(笑)また本作でも脇を固めるお三方、ゲイリー・オールドマン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンは健在です。 内容としては、警察がバットマンとともに戦うシーンが感動的で好きです。最後にバットマンは帰らぬ人になりましたが、街は救われ、ロビンがきっとその意思を継いだのだろうというところで、後味良く終わります。 前作が好き過ぎて本作を認めないという方がいるというのは、分かります。前作が後味が悪く好きではないという方もいるかと思いますが、そんな方こそ、本作とセットで見た方が楽しめるというか救われのではないかと思います。 【映画の夢】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-06-16 11:05:34) 27.《ネタバレ》 前作のようにヒース・レジャーには頼れないし、完結作というプレッシャーの中で、綺麗にまとめられた数少ないシリーズではないだろうか。160分を超える上映時間を感じさせない編集技術に、かつて下手だったノーラン監督のアクション演出は堅実で、してきたことは無駄ではなかったと感嘆させられる。ヒースほどではないにしろ、後釜のトム・ハーディの熱演は素晴らしかった。ジョーカーの野望をベインが完遂し、ラーズ・アル・グールの娘も交わり、3部作がモザイクのように絡まっていく。バッドマンの冠が外れてダークナイトとしたことで、アメコミヒーローの域を超え、一本の映画として記憶に残るだろう。悪は絶えないが、マスクを被れば誰もが守護神になれる。希望は誰の心にもあるということを提示してくれる。8点は3部作として採点。 【Cinecdocke】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-05-16 20:52:34) 26.《ネタバレ》 映画を作った方々の頑張りに敬して8点です。 マイナスポイントは三部作で長過ぎ・老若男女全てに薦められるか否かの2点です。暗黒ヒロインが「父の父の」と煩いのもありました。 主を見守り続けたアルフレッド、正義を愛するゴードン市警本部長、新たなヒーロー ロビンなど好いキャラクターがおり、希望に満ちたエンディングで感動しました。 以下、思い浮かんだことをつらつらと。 鉄腕アトムに続くかと思いきや、自己犠牲はしても死ぬまではいかないのですね。日本においても古くなりつつある精神ではありますが。 ベインがマスクをしてダミ声だったので言葉が聴き取りづらいだろうなぁと予想していたら違いました。これがイギリス英語というものでしょうか? クリミナル・マインドのJJの旦那はチンピラ役がよく似合う!! 兄さん率いるラーズ・アル・グールは、ソドムとゴモラを滅ぼした旧約聖書の神気取りでしょうか?どの和製RPGゲームのラスボスも口を揃える「破壊破壊」とは根源的に異なるような気がしないでもないです。 【ぱいなぽ】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-07 02:46:17) 25.ノーラン版バットマン完結編。 トム・ハーディ演じるベインにはヒース・レジャー版ジョーカーほどのインパクトは無いが、臨場感は前二作に比べて上がっており、大量のエキストラを使った市街戦、破壊されるゴッサムなど見どころも多い。 コスチュームデザインを見たときは「もう少し妥協したほうがいいんじゃないか」と思ったアン・ハサウェイのキャットウーマンも、いざ動いてみれば堂に入っていた。荒唐無稽な世界観をリアルに表現するという矛盾した試みに関しては、この三作目が最も成功しているように思える。 ストーリーはヒーロー譚としてのテーマをまとめることを優先した印象で、一本の映画として見た時にはややリズムが崩れている部分があるものの、それは二作目にも言えることだし、完結編ということも考慮すれば十分に許せる範囲内。 ただ、クレイフェイスやハーレークインが見られなかったのはちょっと残念かな。 まあそんなこと言い出したらキリがないか。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-13 18:53:22) 24.《ネタバレ》 小さな何故が多くて辻褄を考えるととても観てられないのがこの手の映画(コミックヒーロー物)。しかしながら、そんなものは物語の強さで飛んでしまうものなんだと再認識させられた。前作より劣るのは悪のすさまじい存在感(出来すぎ)と3部作最後ということの若干のあざとい〆方(これはしょうがない)ぐらいのもの。素晴らしいシリーズでした。 【monteprince】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-15 01:48:41) 23.《ネタバレ》 初めてシリーズを通しで鑑賞。 伏線職人のクリストファー・ノーランらしいエンディングで、二回も見直しちゃいました。そしてその後に止まらない涙がドドーッと。 (詳細はブログにて) 【エスねこ】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-08-04 11:01:59) 22.おもしろい。 アンハサウェイてやっぱり綺麗。 アンハサウェイ万歳。アンハサウェイみれて幸せ。 アンハサウェイ… となんだかんだ言ってアンハサウェイが一番印象に残る映画だった。 ブロンソンのトムハーディをみて、思い出したように観た。 トムハーディはなんか口についてるからかイマイチ、顔芸ができずもったいなかった。 ごついのは活きてたけど。 ってんで、アンハサウェイかわいい。アンハサウェイ綺麗。アンハサウェイみれて幸せ。アンハサウェイ… おもしろいから、そこそこ期待して観ても十分期待に応えてくれる大作。 長いから飲み物とか食べ物用意して休日か休みの前の夜とかにじっくり観るといい映画。 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-05-19 16:03:51)(笑:1票) 21.《ネタバレ》 完結編として作品独特の重厚感とラストも素晴らしかったです 【osamurai】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-05-12 21:45:01) 20.《ネタバレ》 ダークナイトのインパクトが凄かった分、この作品にかかるプレッシャーもハンパ無かったと思いますが、結果として前作と同等の衝撃作品に仕上がっていると思いました。1つだけ言うとすれば、ベインの存在感がやはりジョーカー程では無かったということですね… 【dy2cyr】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-04-30 10:45:58) 19.《ネタバレ》 前作には及ばなかったものの、面白いか面白くないかで言えばやはり面白かった。ブルース・ウェインがどれだけゴッサムシティを愛していたか。一方で執事を辞めてまで復帰を止めようとしたアルフレッドの思いも心に残り続ける…。最初から3部作構想を持っていたノーラン監督。1作目でバットマンの誕生、2作目で最強の敵、3作目でバットマンからの引退を描いた。原作未読で、旧シリーズも1作目しか観ていない為、ロビンがどんな存在であるかは知らないんだけど、ブルースの意志を継ぐ者が現れ、新しいヒーローになっていく姿を想像すると希望でいっぱい。その点で、今後の活躍がますます期待されるジョセフ・ゴードン=レヴィットの起用も良かったのだが、クリス・オドネルは今や微妙な感じか…。まあ、そこはいいや。ジョーカーの一挙手一投足に釘付けにされた「ダークナイト」と比べると物足りなくもあるが、ベインがジョーカー並みに活躍しちゃうと敵が主役になりかねなかった。完結編という事を考えればこれで良かったのかもしれない、と今は思っている。 【リーム555】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-04-03 18:07:16)(良:1票) 18.《ネタバレ》 最近の三部作の中ではスッキリとしたまとまりのある作品でした。しかし、いかんせん長い。最初のバットマンのリハビリの話なんか長すぎだけど、そこら辺ががリアルな感じがした。所詮、バットマンも人間なんだと(その割には背骨すぐ直りましたが)。本当の黒幕がすぐ読めたり、なぜか後半の戦争は銃撃戦じゃなくて肉弾戦だったりとか、いろいろありますが、それを差し引いても面白かったです。 【木村一号】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-16 22:42:44) 17.突っ込みどころは両手で数えきれないくらいあります。前作「ダークナイト」のあの緻密さや人を狂気に走らせるような異様さは皆無です。ですが、本作にはヒーロー映画に不可欠な勝利のカタルシスに溢れています。ご都合主義という言葉が似合う駄作に感じる人も少なくないかと思います。自分がレビューを投稿する時点での平均点が7.76点ですが、間違いなく平均点は下がるでしょう。それでも、自分は一観客として、卑怯ともいえるラスト30分の盛り上げ方と風呂敷の畳み方を圧倒的に支持します。 【bolody】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-09 20:59:44) 16.見事、クリストファー・ノーラン。 ジョゼフ・ゴードン=レヴィット演じるジョン・ブレイクの「本名」がさりげなく明かされるエピローグのシークエンスを観ながら、この新しいバットマンシリーズを完結させた鬼才監督を思わず賞賛したくなった。 「ビギンズ」でバットマンという周知のヒーローをまったく新しい「黒色」で塗り替え、様々な要素が重なり“伝説”とまでなった続編「ダークナイト」でその「黒色」を漆黒の闇にまで更に深めた同シリーズ。 否が応にも世界中の期待は高まり、ハードルはその分高まった完結編だったと思うが、ベールを脱いだその出来映えは素晴らしかったと思う。 165分と非常にボリュームのある長尺だが、決して「長い」と感じることはなかった。 序盤の展開に対して冗長な感覚も覚えたが、それらも含めてシリーズで描かれたことのすべてが、ラスト30分の怒濤のクライマックスで意味のあるものとして昇華される。 大富豪のブルース・ウェインが蝙蝠男のコスチュームを着て闘う理由は何なのか、この世界における「悪」とは何なのか、そして「ヒーロー」の意味とは何なのか。 シリーズを通して突き詰められてきたそれらのテーマが、過不足なく描きつけられていたと思う。 前作において完全に悪役に食われてしまったヒーローを、更に滅茶苦茶に打ちのめした上で「復活」させる。そういう娯楽映画としての王道をきちんとプロセスとして描きつつ、独特のシリアス性を併せ持たせる。 その卓越したエンターテイメント性が何を置いても素晴らしい。 “ジョーカー”により闇にまで深まったヒーローの黒い造型を丁寧に浮かび上がらせ、遂には白い光に転じさせてみせた。 一作目、二作目の両作を踏まえて描き出されたストーリーと顛末は、クリストファー・ノーランが導き出したこの世界観に合致したとても真っ当な「結論」だったと思う。まさに「THE DARK KNIGHT RISES」というタイトルに相応しい。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-12-31 00:57:02) 15.映画ってこういうことでしょう! 8年の沈黙を破って現れるバットマン。ラストシーンも予定通り。二人のヒロインをどうするのと思ったらそういうことか。 終わったのが金曜日の夜中12時。観客は客電が点くまで誰も席を立たなかった。 ベインとの最後の殴り合いも、日の当たる時間でないと意味がなかったとあとで気づいた。うん、おもしろかった! 【Skycrawler】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-25 00:38:48) 14.《ネタバレ》 アン・ハサウェイの完璧な女性的プロポーションもよいが、マリオン・コティヤールのどこか癖のある美しさが、ある意味スタイリッシュすぎずこの映画にマッチしている。 作中に「仮面をかぶれば誰でもバットマンになれる」という台詞があったが、ゴードンやブレイクなどの警官達をはじめとして、仮面をつけないバットマンがゴッサムにはたくさんいる。彼らのおかげでバットマンは仮面をつけることができるのではないか。しかし彼らは決して″DARK KNIGHT″ではないんだろうな。 他の方が指摘するような矛盾も多々あるし、次々とカットが変わる一方で全体的に少し冗長すぎた気もする。しかし終盤に今までの伏線を次々と回収しもう一度観客を引き込むところは見事。故ウェイン氏、アルフレッド、ゴードン、ロビン、そしてブルース・ウェイン。ああ、BEGINSからRISESとはこれなのか、と。エンドクレジットでのTHE DARK KNIGHT RISESの文字が最後ずっしりと刻まれ、映画館のソファに沈みこんだ。 【CEDF】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-24 17:36:54) 13.すごく面白かったです。正直評価が低い方は、ちょっとバットマンに違う物を求めている気がする。 なんか、バットマンをサスペンス映画かドラマかと勘違いしている。 前作が、ちょっとそうした感じの映画に仕上がっていたため、今作でもそのような、映画と期待していたのでしょうか? バットマンですよ。アメコミヒーロー物ですよ。 なので、アメコミヒーローのアクション映画を見に行こうと思った人なら、十分に満足できるはずです。 前作から8年、バットマンが現れなくなって、久々にバットマンが登場という場面では、 見ているこっちも、バットマンが帰ってきた!っとゾクゾクし興奮できました。 内容にしても、大人からティーンエーイジャーくらいまで楽しめる、わかりやすく、入り込みやすいと思います。 今の時期は、アベンジャーズやスパイダーマンなど選択肢に迷う時期だと思いますが、初めての方にもぜひおすすめです。 【シネマファン55号】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-20 17:55:25) 12.《ネタバレ》 前作と比較するとアクションシーンが少なめ、悪役のインパクトが弱い(前作が強すぎ?)、ツッコミどころが少々・・・とありますが、本部長やら執事など含め、新キャラのキャットウーマンやルーキー刑事の演技も光っており、相変わらずの重厚なストーリーで上映時間の長さを感じさせられず、とてものめり込めました。是非次作も観てみたいですね。 【とむ】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-20 00:02:17)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS