みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 前作同様に殺戮シーンは無視して、単純にゲームとして観賞しました。 クラスメートという設定なので、序盤は和やかな雰囲気で良かった。 この先どんな惨劇が待ち受けてるのかわかってるので、そのギャップが激し過ぎて恐ろしくなる。 人狼側からの視点なので、預言者や用心棒や共有者が誰なのかを推理する楽しみ方が正解だろうけど、かなり難しかった。 妊娠とか好き嫌いとか個人的な事情で行動するプレイヤーが多くて推理はほぼほぼ成り立たない。 初夜に用心棒がいい仕事をしたので、次は共有者が鍵を握るのかと思ってたけど、まさか用心棒がもう一仕事するとはね。 人狼の勝ち確定と油断してたので扉が開かなかった瞬間は驚きました。 感情優先を推理するのは無理があるけど、そのお陰で物語としては盛り上がったと思います。 もしかしたら、このシリーズの本質は感情なのかも知れない。 論理的に確率の高い選択をするのも大切だけど、感情を無視しては勝てない。 実際に感情優先で立場は逆転したし、更にそれを覆したのも感情だった。 ラストの選択は論理的に推理するのは難しいけど、感情としては納得できる結論だったように思う。 自作曲と絵のタッチは好きになれなかったけどね。 あと、初見では推理するのに夢中で全く意識しなかったけど、改めて見てみたらおっぱいが素晴らしかった。 前作は続きが気になる結末だったけど、本作は逆に前回、前々回がとても気になる作品ですね。 【もとや】さん [インターネット(邦画)] 8点(2021-06-04 17:08:51)(良:1票) 2.シリーズで一番主人公が能動的なのでよかったです。 【Donatello】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-07-20 16:47:46) 1.《ネタバレ》 前作を見たので基本設定は完全に受入れ済であり、この世界がこうなっている理由については全く疑問を持たずに見た。どうせ二番煎じだろうという予感があったので、物語的によほど面白いものを見せてもらわなければ済まないところだったが、結果としては視点の変更や若干の強化策にもかかわらず、基本的には前回の単純な延長のように見えた。 ただし前作における場の空気のようなものは継承されており、また若い役者の熱演が目を引くのも同じで、これが全体的な充実感をもたらしているのは間違いない。無意味に人が死んでいくだけの映画ではなく、人の生命の重量感を観客にぶつける映画になっている。前作に引き続いて見ていると、自分の生命をむき出しにして対峙する登場人物が愛しく思えるようになって来た。 ラストでは、原作とは全く別の方向性をもって外部世界に歩み出す主人公が映されていたが、自分としてはここで「犯人殺る」というよりも、「目指せロケンローラー」というメッセージを最後に主人公が得たのだと考えたい。それはかつての盟友の怨念ではなく、宗像美海の生命そのものを主人公が背負ったという意味になるのではないか。 ところでキャストに関して、個人的には宗像美海役が、ほわんとして自然体ながらやるときはやる、という感じを出していたのが非常にいい。緊迫感のある中でも「なんでかな?」といったような何気ない物言いが笑いを誘う。また「南極料理人」(2009)のわがまま娘だった小野花梨さんが、役者としては最年少ながらきっちり存在感を出していたのはよかった。この人だけ設定年齢より役者の実年齢が下である。ちなみに最年長は小曽根正則役の俳優であって、全体として9歳も年齢幅があるが全員が高校3年生をやっている。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 8点(2016-04-29 08:34:05)
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