みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
2.《ネタバレ》 オープニングの”ぶっ殺そうぜ~同志たちよ~♪”と歌う主題歌といい、この邦題といい、 どんなガンマン大連合の面々が登場するのかと思っていたら、思いの外登場人物は限られている作品です。 しかしマカロニウエスタンのスター、フランコ・ネロとトーマス・ミリアンのコンビがとにかくいいんです。 この2人の掛け合いが可笑しく、作品全体に漂うユーモアのある空気がたまらない。 そしてそこに絡むこれぞ悪役!ジャック・パランスの面構え、どこまでも執拗に絡んでくるそのしつこさに、 この2人と、非暴力を訴える革命の指導者の教授。それぞれが最終盤に見せる男気もいい。 ユーモアとアクションと、主要登場人物の男たちのドラマをきっちり盛り上げる巨匠モリコーネの主題歌がまたいい。 オープニングの歌詞と全く同じく、「ぶっ殺そうぜ!同志たちよ!」と叫ぶフランコ・ネロの姿。 ラストは何とも言えない清々しさがありました。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-13 22:23:36) 1.一体どこが大連合なのやら、というのはさておいて、これは出色のマカロニウェスタン、シビれます。フランコ・ネロ演じる主人公ヨドは武器商人、彼がメキシコ革命軍のモンゴ将軍から受けた依頼は、トーマス・ミリアン演じるヴァスコとともに、サントス教授なる人物を連れ帰ってくること。このサントス教授という人、非暴力主義を唱えつつも、メキシコ革命において勢力の一角をなす人物で、シンパがいたりする。という訳で、ヨドとヴァスコのつかず離れずの関係に、さらに教授シンパのオネーチャンが絡み、そしてさらには、彼らを付け狙うジャック・パランスの、これでもかというくらいワルそうな顔。さまざまな人物が見事に個性と存在感を発揮し、いろいろなエピソードで映画を盛りあげてくれます。いやホント、みんな、いい顔してるんです。だから盛り上がる。なぜヨドがコインを自分にくれたのかヴァスコがこだわるのも、いくつかの伏線にもなってて(あるいは、大した意味は無いともいえる)、面白いところです。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-07-23 22:39:18)
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