みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 難民問題とワサビとジミヘンと横一列。 そして犬のコイスティネンでした「街のあかり」のコイスティネンがレストランの厨房でこっそり世話をしてるっていうのがいいですね。 カウリスマキ監督の映画はどれもシュールさが心地よいです。 カーリドが無表情で淡々と語る内容は想像もつかないほど悲惨で、生きる気力がなくなってしまう人がいても不思議じゃないと思えるんですが、カーリドはまっとうに生きることしか考えていないんですね、シャワーの場所を尋ねたストリートミュージシャンに投げ銭をするカーリド、なけなしのお金の中からだと思うんです、このシーンでカーリドの誠実で真面目な人間性がわかります。そしてそんなカーリドを支援し助ける人々。ああ、今回もいい話だとほっこりしてたのに。。。そうかネオナチっていうのがいるわけだ。あのラストに強いメッセージ性を感じました。 【envy】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-12-15 19:40:39) 2.《ネタバレ》 GYAOの無料動画で視聴。カウリスマキの映画は30年くらい前に何本か見たけど、今の彼がこんなアクチュアルなテーマに取り組んでいたとは知りませんでした。クールなユーモアは健在だけど、内容的にはかなり熱い。 世界的な監督が「自由」という普遍的正義をシンプルに信じていること自体に希望を感じますし、世界中のアーティストが怯むことなく、こういう姿勢に勇気づけられるべきだと思う。 【まいか】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-04-30 00:57:49) 1.《ネタバレ》 私もアキ・カウリスマキ監督初鑑賞。 シリアの内戦から逃れてフィンランドへやって来た主人公を待ち受けていたのは、不当な暴力と、難民保護の却下、強制送還という希望も何もない過酷な現実だった。 とにかく、この主人公によって語られる戦争体験が壮絶すぎて、ここを映像化した方が面白いんじゃない?と思うほどだった。 時折挿入されるおじさんバンドの歌詞が非常に希望に溢れ突き刺さる。 そして、主人公がやっと希望を見出す事になるレストランとの出会い。 一体この映画の何処にコメディ要素があるのかと思ったが、それは不意に終了20分前に訪れた。 全然人気のないレストランが打ち出した苦肉の策。 そうだ寿司を出そう! 早速料理本を購入し、作り始めるシェフ達。 おいおい、ネタとワサビが逆でんがな! 思わず変な方言を口走ってしまうほどの衝撃。 とにかく、めっちゃ不味そうだし、レジ前に招き猫飾っちゃってるし、銅鑼(どら)は鳴らすし、ヤバすぎる店が爆誕していた。これは意表を突かれたわ。笑笑 【ヴレア】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-07-29 08:33:15)
【点数情報】
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