みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.《ネタバレ》 響という子、キャラが確立されておりながら、基本キリッと時にふにゃっとメリハリ利いた良い演技で楽しませてくれました。硬派軟派の二刀流の演技がかなり光っていました。 平手という子、やはり存在感はありますね 某グループ在籍中においては全く興味ありませんでしたし、出来ればいちいち目にしたくないお方でしたが、ピンとして女優として この先どう活躍してゆくのだろうという興味は沸きます。映画女優としてその個性を活かして頑張ってほしく思います。 その他のところで、音響なのか録音なのか、誰のお仕事で誰の腕前になるのかわかりませんが、主演の響は低いテンションで低い地声で短い返事や片言っぽい台詞をたくさん喋るのに、その台詞が全て聞き取りやすく、普段日本映画で感じる事のある(今何て言ったの?)的なストレスが一切溜まる事なく軽快に観れた事が心地よく 良く出来てましたとその観点からも感じた上で高評価にしておきたいと思います。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-03-09 20:44:41) 4. 原作は見てません…その上で。 平穏の日常世界。 銃声も硝煙の匂いも… エイリアンも、アンドロイドも出現しない世界。 そこに現れた少女は全てが異端。 映画を物語と捉えるか? それとも… 心に影響を与える現実の一部として捉えるのか? それで、この映画の評価は大幅に変わるだろう。 もし、現実と捉えるならば、だ。 我々は、決して鮎喰響という異端を失ってはならない。 このくだらない無菌室を作り上げた世界の希望。 それが鮎喰響なのだ。 もし、文学というものが単なる文字列の世界ではなく、 人の心の深淵や喜怒哀楽を表すものならば… まさに人間の魂、命を燃やすものであるならば、だ… 文学の天才である彼女は、人の魂の形を汲み取る異端者。 と、同時に人と人の心の繋がり方に、一石を投じた天才でもある。 彼女の異端の軌跡に刮目せよ。 彼女が静かに怒る時… 彼女が子供のような笑顔で喜ぶ時… 彼女と関わった人達は、どの様に変化していったか、を。 それを見逃すと、この映画の真価を見誤り、鮎喰響を見失うだろう。 もう一度言う。 鮎喰響という異端を失ってはならない。 【映画の奴隷】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-06-29 08:51:02) 3.原作既読。この作品の魅力は、主人公の天才ぶり・孤高ぶり、それを取り巻く人々の嫉妬・羨望・当惑の模様によると思っていますので、映画化の際に、一般人が納得できるマイルドな方向へ改変されたら駄作になってしまうなと感じていました。結果は、響のらしさをはじめ、面白い要素がしっかり描かれていて満足しました。連載中の作品のため、どのエピソードで終了させるのかというのも気になっていた点ですが、上手いところでまとめましたね。できれば、あと20~30分欲しかったですね。アイドル映画と考えて敬遠するのは損だと思います。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 8点(2019-06-02 11:25:28) 2.予告編に釣られ 鑑賞..いや~ 期待どおり 堪能することができました、面白かったです~ 私的に、天才+変人 のストーリー設定が大好物です..少しハチャメチャなところはありますが、シリアスで内容も至ってまじめ、出版界やマスコミを皮肉った部分も 小説家たちの描き方も ベタではありますが、なかなか上手く表現されています..天才ものが好きな方、オススメ... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 8点(2019-05-03 17:50:13) 1.《ネタバレ》 これ、あんまり期待してなかったわさ。「天才の物語」って、いかにもマンガ由来の絵空事って毎度のイメージでしょ? マンガの世界はホントに天才だらけ、でも映画の世界がイコールである必要はあるの?みたいな。 で、感想。天上界からやってきたような響の孤高の視点が、常識とか慣例とか体面とか言われるつまらないモノを破壊して、そこに隠されていた創造の悦びが露わになってゆく、そのサマが気持ちいいの。 その破壊が暴力ってカタチで表されるのは短絡的にも思えるけど、でも創作とは闘争である、って明確に主張してるんじゃないかな。 響が書いた『お伽の庭』は実体のない、マクガフィンでしかないモノなんだけど、そこに無限の想像が拓けているように感じるわ。それがどんなものなのか、想いを巡らせるコトができる、っていう。 平手友梨奈が素晴らしい存在感で。喜怒哀楽に乏しい、愛想のない状態でメチャクチャなことをやらかして、でもだからこそ、たまに見せる笑顔がとても魅力的。響ってキャラに相応しい逸材だと思ったわ。 月川監督、『君の膵臓をたべたい』や『センセイ君主』に比べると、大人の世界の描写が多くて、そしてそこがちょっとハリボテ感がしてしまうのが残念。文壇とかマスコミとか描くと途端にインチキ臭いし、何よりつまんない画になっちゃう。さすがに高校生を描く部分はいいのだけどね。 ついでに小栗旬は月川作品ではいつもオーラゼロで登場するのが面白いわね。 小説ってモンを書いた事のある、文字で世界を創造して自分を表現してゆこうと苦心した人間にならばよーく判る世界がそこにあって。最初から最後までのめり込んで意外なくらいに楽しめたわ。 ただ、ええ?それで終わり?みたいなエンドロールの出方っぷり。続編は当然あるのよね? 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 8点(2018-09-19 21:00:58)
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