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ミスター・ガラス

Glass
2019年【米・中】 上映時間:129分
ホラーサスペンスシリーズもの犯罪もの
[ミスターガラス]
新規登録(2018-12-02)【たろさ】さん
タイトル情報更新(2023-02-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(2019-01-18)


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監督M・ナイト・シャマラン
キャストジェームズ・マカヴォイ(男優)ケヴィン・ウェンデル・クラム/ザ・ビースト/パトリシア/デニス/ヘドウィグ/ジェイド/オーウェル
ブルース・ウィリス(男優)デヴィッド・ダン
サミュエル・L・ジャクソン(男優)イライジャ・プライス/ミスター・ガラス
アニヤ・テイラー=ジョイ(女優)ケイシー・クック
サラ・ポールソン(女優)エリー・ステイプル医師
スペンサー・トリート・クラーク(男優)ジョセフ・ダン
ルーク・カービー(男優)ピアース
M・ナイト・シャマラン(男優)ジャイ
レスリー・ステファンソン(女優)電車に乗っている女性
内田夕夜ケヴィン・ウェンデル・クラム/ザ・ビースト/パトリシア/デニス/ヘドウィグ他(日本語吹き替え版)
磯部勉デヴィッド・ダン(日本語吹き替え版)
手塚秀彰イライジャ・プライス/ミスター・ガラス(日本語吹き替え版)
志田有彩ケイシー・クック(日本語吹き替え版)
園崎未恵エリー・ステイプル医師(日本語吹き替え版)
福山潤ジョセフ・ダン(日本語吹き替え版)
一柳みるミセス・プライス(日本語吹き替え版)
原作M・ナイト・シャマラン(キャラクター原案)
脚本M・ナイト・シャマラン
作曲ジェームズ・ニュートン・ハワード“David at Home”他(「アンブレイカブル」のサントラより)
撮影マイク・ジオラキス
製作M・ナイト・シャマラン
ジェイソン・ブラム〔製作〕
マーク・ビエンストック
製作総指揮スティーヴン・シュナイダー
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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2.《ネタバレ》 最後の対決、と思わせてあっけなく終わっちゃった。と思わせてからのどんでん返し。シャマラン、好きだわー。ミスターガラス、かっこいいじゃん。と思ったけど、彼って大量殺人犯なんだよね。あと、なんでこういう病院の警備って馬鹿ばっかりなんだろう。アメリカってそれで普通なの?というか人数少なすぎ。 木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-11-09 17:59:29)

1.《ネタバレ》 「スプリット」のポストクレジットで突如示された怪作「アンブレイカブル」のその後。
まるで想像していなかった奇跡的な連なりと、「特異」そのものの3人のキャラクターたちの再登場に際し、両作推しのシャマラン映画ファンとしては、鑑賞前から高揚感は膨れ上がっていた。
無論、映画館で鑑賞したかったのだが、公開規模が大作映画としては小さく、地方では劇場公開されず落胆。どうやら、そもそも「アンブレイカブル」と「スプリット」とでは製作会社が異なっており、両作の続編である本作は異例の二社共同製作となっていたことが、日本国内でのは配給制限に影響したのではないかと想像する。

色々な意味で「異質」な映画であることは間違いなく、それがシャマラン映画として初めての“シリーズもの”となったわけだから、普通の映画に仕上がっているはずもない。
そして、「アンブレイカブル」から19年の長き月日を経て展開されたこの続編は、過去の二作両方に対しての見事なそして特異なアンサーとして成立していると思う。

この映画の特異な終着点は、「ミスター・ガラス(Glass)」というタイトルが掲げられた時点で、ある意味明確だったのかもしれない。
「アンブレイカブル」がそうであったように、このシャマラン流“アベンジャーズ”は、画一的な“ヒーロー”の活躍を描き出したいわけではない。
あまりに不遇な自らの人生を呪い、心からコミックに登場するスーパーヒーローに憧れ、その存在を渇望するあまりに、自分自身が最凶最悪なヴィランになるという狂気にたどり着き、それを成し得てみせたイライジャ・プライスというキャラクターの信念こそが、3作通じたこのシリーズの主題だったと言えよう。

「アンブレイカブル」のラストシーンにおいて、イライジャ・プライスは「ヴィランには皆あだ名がある。私はミスター・ガラス」と悲しく言い放ち、ようやく見つけ出したスーパーヒーロー(デヴィッド・ダン)を見送る。
彼はその直後逮捕され、ずっと収容施設に閉じ込められていたわけだが、その“ヴィラン”としての立ち位置と、信念が揺らぐことは微塵もなかったのだろう。
表現として矛盾するが、彼はひたすらにヴィラン即ち「悪」としての“純真”を保ち続け、只々機会を待ち続けた。
そしてついに、不遇を極めた自らの人生の「意味」を勝ち取ったのだ。最期の彼の瞳に宿っていたものは、正義と悪の混濁だった。

極めて「変」な映画シリーズである。ただし、このシリーズが伝える「価値観」は一貫している。
「正義」と「悪」を等しく対なものとして捉え続け、両者に共通する「異質」さを、“普通”とされるこの世界に問うている。
それは即ち、「正義」とか「悪」とか関係なく、普通と異なるものを、この世界は受け入れられるのかということ。

この映画の終着点の論理は極めて“屈折”していて、多くの普通の人間には理解し難いものかもしれない。
それでも、本作の主人公は、ひび割れたガラスの屈折した光を通して、ヒーローにも、ヴィランにも姿を変えて、その難問を問い続ける。 鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-09-08 22:43:27)(良:1票)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 5.84点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 5.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人

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