みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
5.家族のために買ったマイホーム、だけど、家族あってこそのマイホーム。家族がいなきゃ、意味が無い。 最初の方で皆で寿司を食べる場面があって、凄絶な紆余曲折があった挙げ句、最後はまた皆で食事をするシーン。 食卓を囲むから、家族なんだよね、と。 しかし、そこに至るまでに、いやはや、ここまで回り道をしなきゃいけないんでしょうか、という、果てしなきハチャメチャバトル。シャイニングも八つ墓村も真っ青、といったところ。 幸せって何だろう、という点では何の参考にもならないけれど、それを考えるキッカケにはもしかしたらなるかも知れないし、ならないかも知れない、そんな映画。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-01-31 22:31:36) 4.《ネタバレ》 とにかくパワフルな映画、これに尽きます。もー、アタマからケツまでやりたい放題。こんなに放送禁止用語を連発する映画は初めてですよ。素晴らしい! もうちょっと真面目に言いますと、マイホームに執着する父、性的に欲求不満を感じているような母、受験勉強でノイローゼに陥っている兄、アイドルへのデビューを直向きに信じる妹、まるで老害の祖父、と全員がちょっと前の典型的なパラノイア像を象徴しているように思えます。まあこうやって真面目に書くだけ無駄な気もするんですが。 【民朗】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2011-04-24 23:24:48) 3.《ネタバレ》 テンションもすごい。大爆発後の白いご飯が印象的。家が崩壊するのを見守る家族たちの姿が「ロボコップ3」のラストシーンとカブリます。(たぶんそう見えるのはオレだけでしょう) 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-02 11:55:21) 2.シニカルもここまで行けば一つの芸になるという見本。これは傑作でしょう。家族として機能していない家族、という最近流行りのテーマを先取りした作品としても、大いに評価したいと思います。こういうドタバタから何も読み取れない人には辛いだけの作品だと思いますが、行き過ぎた疾走感や小林克也の暑苦しさに不快感を覚えない人には楽しめる作品だと思います。不毛な中にも、高度経済成長期を支えたニッポンのお父さんたちの心の叫びを切々と訴えかける、意外にも中身の濃い映画です。 【anemone】さん 8点(2003-12-13 00:54:51)(良:1票) 1.石井監督の持つ破壊の美学が前面に出ている。物語は、ある家族がマイホームを購入したところ、サラリーマンの主人公の父親が居候に来て、それまで表面化されなかったか家族それぞれの病んだ一面が現れる。学歴狂の長男とアイドルオタクの妹、色情魔の妻に会社づとめに明け暮れストレスまみれのマイホーム狂信パパと元兵隊上がりのおじいちゃん・・・・・・・ラストのガス大爆発シーンと朝食シーンの対比が強烈なブラックユーモアであった。 【ソフィスト】さん 8点(2001-09-25 06:02:34)
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