みんなのシネマレビュー

Cloud クラウド

2024年【日】 上映時間:123分
サスペンス犯罪ものネットもの
[クラウド]
新規登録(2024-08-18)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【Cinecdocke】さん
公開開始日(2024-09-27)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督黒沢清
キャスト菅田将暉(男優)吉井良介
古川琴音(女優)秋子
岡山天音(男優)三宅
荒川良々(男優)滝本
窪田正孝(男優)村岡
吉岡睦雄(男優)矢部
松重豊(男優)
脚本黒沢清
製作日活
東京テアトル
配給日活
東京テアトル
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞(投稿無) エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(8点検索)】

別のページへ(8点検索)
1


1.《ネタバレ》 黒沢清監督と言えば邦画界きってのホラー上手であり難解映画クリエイター。その語り口は『黒沢清節』とでも呼びたい特徴ある演出技法にあり、ホラーとの相性が抜群です。また「台詞ではなく映像で語る」を旨とし「観客の想像力」を最大限活用する脚本を用いるため「親切」「丁寧」とは無縁の監督と言えましょう。ゆえに黒沢作品は(しばしば)難解映画にカテゴライズされるものと考えます。そこで本作。現代日本社会の闇を切り取った寓話的サスペンスでありました。そう、本作は本質的に「寓話」です。設定や展開は寓話らしく単純化されていますし、リアリティは担保していません(というよりリアリティを必要としない)。キャラクターの言動は合理性を欠きます。一般的なサスペンス映画のつもりで鑑賞すると「なんだこりゃ」になりかねません。リアリティ至上主義の岸部露伴先生なら白目を剥くかと。しかし寓話と認識してしまえば問題ありません。ネット世界を中心とした破滅の道程が「むしろ生々しく」描かれていました。
なお本作は「難解」ではありませんが「解釈」したくなる物語ではあります。そこは流石の黒沢印。例えばラーテル配下の青年。獅子身中の虫か、簀の子の下の舞か。劇中「転売屋の仕事はババ抜きのようなもの」という台詞がありましたが、彼はまさしく「JOKER」の象徴でしょう。ババ抜きならば最後まで持っていたら負け。でもポーカーや大貧民なら最強のカードでもある。転売屋という商売におけるババ=JOKERは紛れもなく商品で、大化けして富をもたらす物もあれば、利益ゼロどころか厄災を連れてくる品もある。いずれにしても自分の意思で手放すことは叶いません。ほんと転売はババ抜きに等しい。今回の騒動では最強カードJOKERの特性により窮地を脱することが出来た主人公ですが、ババ抜き人生は依然続行中です。富と憎悪の先にあるのは負けた時破滅が確定している未来。JOKERと共に生きるより選択肢がなくなった人生を「地獄」と呼ぶのに違和感はありません。 目隠シストさん [インターネット(邦画)] 8点(2025-01-18 22:23:45)

別のページへ(8点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.00点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
300.00% line
400.00% line
5342.86% line
6228.57% line
7114.29% line
8114.29% line
900.00% line
1000.00% line

Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS