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冬のライオン

The Lion in Winter
1968年【英】 上映時間:137分
ドラマ歴史ものクリスマスもの戯曲(舞台劇)の映画化
[フユノライオン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-12-20)【イニシャルK】さん
公開開始日(1970-02-04)


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監督アンソニー・ハーヴェイ
演出山田悦司(日本語吹き替え版【BD】)
キャストピーター・オトゥール(男優)ヘンリー
キャサリン・ヘプバーン(女優)エレノア
アンソニー・ホプキンス(男優)リチャード
ジョン・キャッスル〔男優・1940年生〕(男優)ジェフリー
ナイジェル・テリー(男優)ジョン
ティモシー・ダルトン(男優)フィリップ
ジェーン・メロウ(女優)アリース
ナイジェル・ストック(男優)ウィリアム・マーシャル
瑳川哲朗ヘンリー(日本語吹き替え版【BD】)
鳳八千代エレノア(日本語吹き替え版【BD】)
石田太郎リチャード(日本語吹き替え版【BD】)
安原義人ジェフリー(日本語吹き替え版【BD】)
有川博フィリップ(日本語吹き替え版【BD】)
岡本茉利アリース(日本語吹き替え版【BD】)
上田敏也ウィリアム・マーシャル(日本語吹き替え版【BD】)
田中明夫ヘンリー(日本語吹き替え版【TBS】)
大塚道子エレノア(日本語吹き替え版【TBS】)
小林清志リチャード(日本語吹き替え版【TBS】)
原作ジェームズ・ゴールドマン〔脚本〕"The Lion in Winter"
脚本ジェームズ・ゴールドマン〔脚本〕
音楽ジョン・バリー〔音楽〕
撮影ダグラス・スローカム
ロビン・ヴィジョン(アシスタント・カメラ)
製作総指揮ジョセフ・E・レヴィン
美術ピーター・マートン(美術監督)
衣装マーガレット・ファース
編集ジョン・ブルーム[編集]
録音サイモン・ケイ
ジェリー・ハンフリーズ〔録音〕
その他ジョン・バリー〔音楽〕(指揮)
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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2.《ネタバレ》 キャサリン・ヘップバーンが、この映画で『ファニー・ガール』のバーブラ・ストライサンドと同点でオスカー主演女優賞を分けあったのは有名な話ですが、これだけ格調のある堂々とした演技を拝めるのは滅多に体験できることじゃありません。ピーター・オトゥールとの壮絶な騙し合いと相手の心理を知り尽くしたうえで撃ちまくる壮絶なセリフのバトル、あの『バージニア・ウルフなんてこわくない』の壮絶さに匹敵するんじゃないですかね。 ピーター・オトゥールはこの映画の前に『ベケット』でもヘンリー2世を演じているわけで、ヘンリー2世は『アラビアのロレンス』とならぶ彼の当たり役でしょう。アンソニー・ホプキンス、これも彼の名演の賜物なんでしょうけど、歳の割には妙に老けて見える“ライオン・ハート”リチャードがとても印象に残りました。 時代考証的には正しいのでしょうけど、ヘンリー2世やフランス王フィリップ2世たちのとても王族とは思えない質素と言うか粗末な衣装には驚いちゃいました。でもキャサリン・ヘップバーンの装束は同じ様に質素ではあるが気品があって、特にラストにかけて身にまとうドレスの鮮やかな赤は気品に満ちていました。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-16 17:10:05)

1.《ネタバレ》 はっきり言って面白い面白くないが分かれる作品です。

私はこの作品が終わったすぐに言いました。

「なんだったんだ!と・・

そして何が言いたかったんだこの夫婦はと悩みました。

ヘンリー2世の物語なんですが、

妻でありながら幽閉されているキャサリン・ヘップバーンの弁舌と、

この映画の主人公ヘンリー2世(いよいよ大詰めP・オトゥール)の、

これもまた感心するくらいのしたたかさ。

そして3人の子供(アントニー・ホプキンズが長男役、ふけてるって!)

のあと継ぎ問題という大変わかりやすいドラマなんです。

それが歴史の例に習い、策略陰謀そして夫婦でありながらの知恵比べ。

これがものすごい銃撃戦のように楽しめます。

悪くこっけいに言えば漫才、正当に評価すれば舞台劇の醍醐味。

あまりに歯切れよくこの夫婦の演技合戦が続くので、

見飽きることなく見ほれていました。

ところがあのラストはおかしいくらい明るい。

テレビ画面に向かって突っ込みを入れてしまう。

「おいヘンリー、またそんな調子のいいこといって来年はないぞ!」

腑に落ちず気がついた。



そうか、何もこの夫婦のその後なんて心配したりするものではない。

これは映画だ、舞台劇だ・・だまされていたのは私のほうでした。

真剣にこの夫婦のドラマに見入ってた。

いったいどこまでが陰謀(嘘)なんだとまじめに考えるくらい、

このふたりはうまいですねぇ・・(って当たり前か)

ちなみにキャサリンのほうが賞を受賞しています。

取っておかしくない、いい演技で見ごたえありました。

ただピーターのほうが比べて地味でしたね。

なんといってもヘンリー2世ですよ。普段着の一着だけでは貧相だ。

演技が五分でも衣装が地味ですから、やはり史劇は女性のほうが有利。

そのポイントは高いと、キャサリンの衣装変えと美しい品のよさに納得。



舞台劇やセリフを楽しみたい人にはもう最高の作品ですね。

ちなみに作品中にベケット司祭が出てくるのですが(チョイ役)

まだ未見の(ベケット)のことなのですよ。

ベケットとヘンリー2世の愛(困った映画ですね)を描いた史劇ですが、

その作品の中でのヘンリー2世もピーターなのです。

合わせて見てみたいと思いました。
アルメイダさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-20 04:28:36)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.17点
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4216.67% line
5433.33% line
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7325.00% line
8216.67% line
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

1968年 41回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ピーター・オトゥール候補(ノミネート) 
主演女優賞キャサリン・ヘプバーン受賞 
監督賞アンソニー・ハーヴェイ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジョン・バリー〔音楽〕受賞 
衣装デザイン賞マーガレット・ファース候補(ノミネート) 
脚色賞ジェームズ・ゴールドマン〔脚本〕受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1968年 26回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
主演女優賞(ドラマ部門)キャサリン・ヘプバーン候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ピーター・オトゥール受賞 
助演女優賞ジェーン・メロウ候補(ノミネート) 
監督賞アンソニー・ハーヴェイ候補(ノミネート) 
脚本賞ジェームズ・ゴールドマン〔脚本〕候補(ノミネート) 
作曲賞ジョン・バリー〔音楽〕候補(ノミネート) 

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