みんなのシネマレビュー

ピクニックatハンギング・ロック

Picnic at Hanging Rock
(ピクニック・アット・ハンギングロック)
1975年【豪】 上映時間:116分
ドラマミステリー青春もの学園もの小説の映画化
[ピクニックアットハンギングロック]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-05-02)【Olias】さん
公開開始日(1986-04-26)


Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索

ブログに映画情報を貼り付け
監督ピーター・ウィアー
キャストレイチェル・ロバーツ〔1927年生〕(女優)アップルヤード校長
ヴィヴィアン・グレイ(女優)マクロウ(数学教師)
ヘレン・モース(女優)ポワテール(フランス語教師)
アン・ルイーズ・ランバート(女優)ミランダ
カレン・ロブソン(女優)アーマ
カースティ・チャイルド(女優)ラムリー
トニー・リュウェリン=ジョーンズ(男優)トム
ジャッキー・ウィーヴァー(女優)ミニー
ジェニー・ラヴェル(女優)ブランチ
イングリッド・メイソン(女優)ロザムンド
ドミニク・ガード(男優)マイクル・フィッツヒューバート
原作ジョアン・リンジー『Picnic at Hanging Rock』
脚本クリフ・グリーン
音楽ブルース・スミートン
作曲ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト"Eine kleine Nachtmusik"
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン"5th piano concerto"
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
撮影ラッセル・ボイド
ジョン・シール(カメラ・オペレーター)
製作ハル・マッケルロイ
ジム・マッケルロイ[製作]
製作総指揮パトリシア・ラヴェル
美術デヴィッド・コッピング
グレアム・グレイス・ウォーカー(セット・ドレッサー)
衣装ジュディス・ドースマン
編集マックス・レモン
字幕翻訳関美冬
その他グレアム・グレイス・ウォーカー(プロパティー・バイヤー)
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

表示切替メニュー
レビュー表示 その他作品(無) 心に残る名台詞 エピソード・小ネタ情報(投稿無) 心に残る名シーン(投稿無)
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示
通常表示】/【改行表示】
【通常表示】/【お気に入りのみ表示

ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意です!




【クチコミ・感想(8点検索)】

別のページへ(8点検索)
1


6.《ネタバレ》 1900年2月14日、オーストラリアのとある山に忽然と消えた女たちの物語。 今だ未解決事件、だから興味の焦点はなぜ消えたのか? なぜこの三人だったのか? ここに限られてきます。 なぜ消えたのか? その手がかりはありませんでしたが、男たちに連れ去られたとか、カルト集団に連れ去られたとか、それでは全く神秘的ではないので面白くありません。可能性を除外します。 では頂上に存在したタイムゾーンで過去にトリップしたか。あるいは、彼女たちを百万年も待っていた山の精霊たちに連れていかれたか。神隠しなんて、もともと科学や理屈では説明がつかないから、きっとこのどちらかなんでしょう。 次、なぜこの三人だったのか? 山の精霊説であることを前提に、思ったことをつらつら。まず、山の精霊様は男です。山頂に突起した "三つの岩" から抽象的にそう感じたから。だから、女であることと三人という人数は予め定められた運命なんです。そして選ばれたのは、潜在的に性の欲求不満だった者たち。何となくですが、マクロウ先生はわかる。それは、「 (山が) 粘性の強い状態で突出した」 といった台詞や、バナナを食べてる描写から。また、「マクロウの男性的な知性を信頼してた」 という校長の台詞から。ミランダたち三人 (正確には二人) はそうとわかる描写はないが、まるでケーキに群がるアリのように、山頂にそびえ立つ岩に誘引されるように吸い寄せられたから、結果的にそう判断されて選ばれた、と思うしかない。アーマが生還したのは、定員オーバー。マクロウ先生に押し出された形で返された。 亡くなった二人についてですが、根拠はなく直感ですが、セーラと校長はそれぞれが同性愛者のような気がしました。特にセーラのミランダに対する熱っぽい視線は、単なる友人としてではない憧れにも見えます。この二人はきっと、男性を愛せないことで精霊様の逆鱗に触れたのでしょうか・・。 時計が止まったこと、これだけはどうしても人の心に依存する謎ではないため、精霊様との因果関係は推し量ることが出来ません。 と、かなり飛躍した解釈になりましたが、もともとが女性だけの閉鎖的な世界の物語で、そこから外界に行くこと自体がまだ見ぬ異性へのあこがれとか性の解放とか、実話に便乗してそこをミステリアスに描こうとしているように感じました。そう、事件そのものより、女という謎、その神秘的な美しさ。 これほどの雰囲気を味わえる映画にはなかなか出会えないということで、私は高評価します。 タケノコさん [DVD(字幕)] 8点(2020-12-22 21:23:48)

5.《ネタバレ》 まったく前知識なく見始め、「ミステリー?オカルト?サイコサスペンス?」といろいろ思いめぐらせながら観ていたら、後半は眠くなって、鑑賞ポイントを思いっきり外してしまったようです。もやもやした後味になってしまったので、機会があればもう一度じっくり見直したいですね。(2014.5.2→5.24に2回目鑑賞)     ■■■■前回はさっぱり意味がわからずに終わってしまいましが気になったのでもう一度観ました。すると印象がまったく違って、素晴らしく素敵な映画に思えてきました。    ◆まるで顔のように見える岩山・・・これは、100万年の間に精霊的なものが宿り、ミランダたちは彼らに「呼ばれた(=バレンタインデーに愛の告白をされた?)」のではないかと・・・。そして本来なら、セーラも呼ばれていたはずが、校長のせいで岩山に行けなかった。セーラの岩山行きを邪魔した校長は最後に死んで(山に殺されて)しまった・・・。◆彼女たちが山に入り、恍惚な表情を浮かべたり体をゆすったりしているシーンは「山」の愛撫を受け入れているということで、その象徴として靴下を脱いだのでは?◆男の子がミランダに魅せられて探しに行ったけど、女の子を見つけて服の一部を持ち帰ったがひどい目に・・・その服の相手はアーマで、山の怒りに触れた男の子はひどい目に、その男の子が気になってしまったアーマも「山」から追い出されてしまった・・・◆小太りの子は用無しなので、山が「イヤな感じ」を与え、絶叫したのは「てめえ、もう帰れ!」と、イヤな感じをMAXにした◆おばちゃん教師も実は山に呼ばれていた(冒頭の「マクロウ先生に変なカードを贈った~」云々のくだりから)が、これは山を地質学的にしか見ることができないおばちゃんを抹殺するため。おばちゃんが読んでる本も数学やら物理学の本で、つまりおばちゃんの死は、科学第一主義の現代社会に対する警鐘かも?◆セーラが死んだのは、結局山に来なかったことへの報い・・・または、めがねの子が言った「ただの運命」かもしれない◆フランスのマドモアゼルは、最初からそれをすべて知っていた?(山の手先?)・・・以上は自分の勝手な解釈で、まったくの的外れかもしれません。バッハの平均律など、音楽とともに表現された美しさはすべてミランダを表現しているように感じ、結局は、ミランダに対する山の恋物語・・・と結論付けるのは強引かもですね(笑) ramoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-28 10:28:53)(良:2票)

4.《ネタバレ》 このお話が実際におこった出来事を元にしているというのはどっかの三流雑誌が流布した与太噺で本当は完全なフィクションなんだそうです。でもそんなことは本作の価値をいささかも損ねるものではありません。 これだけ色々な伏線を配しておきながら結局謎のままで終わらせてしまう映画も珍しく、おかげで色んな解釈を愉しむことが出来ます。事件が起こったとされるのは1900年、つまり19世紀最後の年です。400万年も少女たちが訪れるのを待っていたハンギング・ロックは、やっと来てくれた彼女たちを新世紀に渡すことを拒み永遠に我が庭に留めておきたくなったんじゃないでしょうか(まあおばちゃん数学教師は計算外でしたが)。失ったものの大きさに苛まされた校長先生は彼女たちの世界(19世紀)に自分も逃げ込もうとしたけど、ハンギング・ロックに拒絶されて転落死してしまった。 「実はマイケルが犯人の殺人事件なんだ」なんて解釈まであるのは面白いところです。とにかく私は、イースター島のモアイ像を思わせるような人面相似形の岩肌を映すところがとても気になりました。 なんか凄く後に残る映画でした。 S&Sさん [DVD(字幕)] 8点(2013-12-12 20:44:02)(良:1票)

3.下手なホラー映画よりも背筋がぞくっとしました。後味はなんとも言えませんが、雰囲気は好きです。昔一度見たきりですが、非常に印象に残っている映画です。 さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-01-15 23:29:20)

2.ちょと怖いお伽噺のような映画です。不思議な神隠し事件を題材に、ストーリーは非常に淡々と進みますが、輝くような少女達、詩的なセリフ、得体の知れない魔物が住む山などが持つ妖しさは出色です。フィクションとノンフィクションの境目があやふやなところもこの映画の魅力だと思います。また、「エロス」の描き方も秀逸。真夏でも手袋をはめるお嬢様が単にストッキングを脱ぐだけですが、その映し方がとてもエロティックです。劇中ボッティチェリの天使と言われた少女の端整な顔立ちは、美しすぎて見た瞬間目眩がしました。こんなに美しい人、実在するのですね…。岩山の向こうに分け入っていく少女達は、ハメルーンの笛吹にでも連れて行かれる様で、夢を見ているような感覚を残し何とも幻想的でした。 のはらさん 8点(2004-08-28 01:38:19)(良:1票)

1.唯一無二の神隠し映画。その黄昏れの圧倒的に美しい映像にまず見とれてしまう。しかしその裏には奇妙で無気味なものを感じる。まるで不思議な夢を見ていたような気分だ。謎は結局わからずじまいだが、その謎がこの作品の魅力であり、特別なものにさせている実態なのである。 あろえりーなさん 8点(2002-08-20 11:09:11)

別のページへ(8点検索)
1


マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 7.07点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
313.70% line
413.70% line
5311.11% line
613.70% line
71037.04% line
8622.22% line
9518.52% line
1000.00% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS