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Kids Return キッズ・リターン

Kids Return
1996年【日】 上映時間:108分
ドラマシリーズものスポーツもの青春ものヤクザ・マフィア
[キッズリターン]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-11-24)【イニシャルK】さん
公開開始日(1996-07-27)


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監督北野武
助監督清水浩
キャスト金子賢(男優)マサル
安藤政信(男優)シンジ
森本レオ(男優)担任教師
大家由祐子(女優)サチコ
山谷初男(男優)ジムの会長
モロ師岡(男優)ハヤシ
丘みつ子(女優)サチコの母親
石橋凌(男優)ヤクザの組長
寺島進(男優)ヤクザの若頭
下條正巳(男優)ヤクザの親分
大杉漣(男優)タクシーの客
平泉成(男優)秤販売会社の上司
津田寛治(男優)カズオ
芦川誠(男優)橋田先生
宮藤官九郎(男優)かつあげされる学生
やべきょうすけ(男優)不良三人組のリーダー(矢部享祐 名義で)
谷本一(男優)教師
森下能幸(男優)酒場の男
日野陽仁(男優)タクシー会社の事務
十貫寺梅軒(男優)相手側ヤクザ
荻野崇(男優)
脚本北野武
音楽久石譲(音楽監督)
撮影柳島克己
山本英夫〔撮影〕(応援撮影)
小林元(応援撮影)
製作オフィス北野
バンダイビジュアル
プロデューサー森昌行
柘植靖司
吉田多喜男
配給オフィス北野
ユーロスペース(配給協力)
特撮納富貴久男(ガン・アドバイザー)
美術磯田典宏
尾関龍生(装飾)
龍田哲児(装飾助手)
赤松陽構造(タイトルデザイン)
編集北野武
太田義則
録音堀内戦治
白取貢(録音助手)
照明高屋齋
木村明生(照明助手)
松岡泰彦(照明助手)
その他吉川威史(キャスティング)
東京現像所(協力)
あらすじ
落ちこぼれの烙印を押された、半端な不良の二人、マサル(金子賢)とシンジ(安藤政信)。日課のカツアゲで逆襲されたマサルは、リベンジを誓って 、ボクシングを始める。付き合いで一緒に入ったシンジだが、彼にはボクサーとしての資質があった。ある日のスパーリングで、マサルをノックダウンさせてしまう。そしてその日から、マサルは姿を消してしまうのだった。

CEOってなんだYO!】さん(2004-03-03)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想(8点検索)】

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69.北野映画の傑作。ボクサー、やくざ、漫才師、それぞれの青春を冷めた映像で描いています。 東京ロッキーさん [ビデオ(邦画)] 8点(2024-06-11 14:17:29)

68.北野映画は正直苦手だが本作は心に響くものがあった。すれ違いながらも結局は同じ場所に帰ってくる2人に青春とは違う、人生について考えさせられる。最後のシーン、セリフは日本映画史に残る傑作だと思う。 Kの紅茶さん [地上波(邦画)] 8点(2017-08-28 11:45:44)

67.《ネタバレ》 嫌いなんですよね この二人。
だけども好きになってしまう この作品。
巧いですよね この撮り方とその作り。
それでいてキッズ・リターンとは ラストシーンを目にした瞬間、タイトル付けに関して完璧で巧いなと唸らざるを得ない。
漫才師を目指した二人の部分はサラッと流し、喫茶店に通い続けた彼とその店のお姉さんの悲劇的成り行きもくどい状況説明なく坦々と流し、ヤクザ部分をメインとせずに適度に軽く切り上げ ボクシングに明け暮れる少年シンジの部分だけを全編通してきっちり丁寧に描いた事が 最後の爽快感へと繋がったのでしょうね 名作と言われて不思議の無い名作。ただ、皆が言われる感動というのとは自分ちょっと違うと思う。感動など出来ませんよ ヤクザの絡む話に感動などしない。 3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-01-12 00:30:59)(良:1票)

66.なんとも余韻が残る作品で、観客のあらゆる年代層によって違ったいろんな思いが残りそうな作品。自分の人生に思いをはせて、かなわなかった夢を持つ人にとってはなんともせつない映画だった。少し客に受けようを媚びた感がしないでもないが、高評価を受けて当然の作品。 タッチッチさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-05-06 16:48:10)

65.《ネタバレ》 ワタシの知り合いにボクシングをやってたやつがいて、最初は友達のおまけで行っただけなのに、結局友達はすぐやめてそいつはアマのチャンピオンになったやつがいるんです。この映画をみて思い出しました。案外、才能のきっかけはそんなものかもしんないね。北野監督の世界観と配役と音楽とがとーってもうまく作用していて良かったです。最後の場面が北野監督らしくて最高だね!タイトルもお見事でゴザイマシタ Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-12-01 08:59:58)

64.《ネタバレ》 誰だって何かしら夢に挫折してるんじゃないかな、最後のマサルのセリフが効いた。破滅型じゃない北野映画。 minさん [DVD(邦画)] 8点(2013-09-04 22:31:10)

63.《ネタバレ》 日本人の平均寿命の半分以上を生きて来て、
結構ダメダメな人生を送っている私ですが、
まだ始まっちゃいないですかね?

『バカヤロ~、まだ始まっちゃいねぇ~よ』って心から言ってくれる同年代の人を求めている今日この頃です。 ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 8点(2013-05-30 14:54:41)(良:1票)

62.なんでこう青春って傷つくんだろう愚かなんだろう、社会って容赦ないんだろう。でも絶望からは遠いラストに胸がぎゅーっとなった。うん、とりあえずカラダが元気ならまあいいじゃないか。みんなまだまだこれからだ。 tottokoさん [地上波(邦画)] 8点(2012-04-17 15:14:57)

61.人から教えられること、てなかなか響かないことの方が多い。考えて、経験して、成功したかと思えば失敗して、また考えて…。何度も何度も繰り返して、やっと自分の血肉になる。
だからな、一回堕ちたからってそこで止まるんじゃねえぞ。特別な奴なんて滅多に居るもんじゃないんだ。器用も不器用も、強い奴も弱い奴も、頭良い奴も馬鹿な奴も、みんなみんな同じだ。お前らなんてまだまだ世間知らずのガキじゃねぇか。どっちかっつったら特別なほうだよ。終わりなんかねぇ!自分で「自分」を諦めんな!
モラトリアム期限切れ間近の私は、この映画に叱咤激励を貰いました。 ベッカーさん [DVD(邦画)] 8点(2011-12-30 17:59:46)

60.《ネタバレ》 金子賢と安藤政信の演技が思いのほか凄く良かった。
ラストシーンには、救いも感じられるが、
何だかんだ純粋なふたりは、汚く厳しい大人の世界に結果的に染まることが出来ず、
かといってマジメにも生きられない中途半端な存在で、
マサルの「まだ何も始まってねぇじゃねえか」という言葉が、校庭に空しく響くような、そんな切なさを感じた。
おーるさん [DVD(邦画)] 8点(2010-08-13 19:25:06)

59.タイトル通り。子供達が戻ってきます。安藤政信が初々しくていい。 Balrogさん [DVD(字幕)] 8点(2010-06-30 21:53:31)

58.北野映画の中では菊次郎の夏か、キッズリターンズが好きですね。
やはりラストの自転車のシーンのセリフのやり取りが良かったです。 バニーボーイさん [レーザーディスク(邦画)] 8点(2010-02-28 14:52:04)

57.《ネタバレ》 北野武映画に出てくる登場人物の発する澱みが自分とは妙に相性が良い。そして彼は、男の孤独というものを描くのがうまい。しかも孤独の色を、黒じゃなくてブルーに染める。それが心地よい。この映画の主人公二人の少年は、多くの時間を供に行動し、心から打ち解けているようにも見えるが、どこかしら緊張がみなぎりお互いに踏み越えない一線がある。それは陳腐な言葉でいえば「男は黙して語らず」というものなんだけど、決して心を許さない訳ではなく、ただ寡黙なだけだ。青春映画でありがちな、家庭環境や生い立ちは全く描かれないし、昨今のTVドラマで語られる「俺達仲間じゃねーのかよ。仲間だろ」的な、過度のベタツキも全くない。全編にかけてこんなにも胸がヒリヒリするのは、青春時代に誰もが経験する成長と堕落、そして慢心と羞恥心を、これでもかというくらいに丹念に見せ付けられるからだ。しかしそれだけじゃなく、孤独を癒す手段を、悩みを打ち明けたり語ったりしないからだと思う。それどころか、いつも強がって誤魔化してみせる。それがたまらなく切ない。この映画は、少年の中にも潜む、男は心のすみっこでいつも孤独であるということを突きつけてくる。そういう意味で、まさに男の映画なんだと思う。というよりも、北野武自身の映画なのかもしれない。ところで、印象に残ったシーンは、冒頭に出てくる校庭での自転車の二人乗り。二人は互いに向き合っていて、ふらふらとハンドルが揺れる。青春を謳歌する二人の少年に相応しく、危うく、そして心許ない円の軌道を描く。一転してラストシーンでは、校庭に帰ってきて、しっかりと前を見据え自転車に跨っている。しっかりとした円を描く。青春映画のシャレードとして素晴らしい表現だと思う。 Nujabestさん [DVD(邦画)] 8点(2009-12-31 07:05:16)(良:2票)

56.誰でもふとしたきっかけで自分の才能を知り、未来にキラキラした未知の希望を抱くものだと思います。でも一方で誰にも弱点はあり、その弱点はいつになっても自分の前に現実として厳然と立ちはだかる。主人公たちのそんな体験を群像劇のように描いてあるところが面白かったです。ストーリーは淡々としてるものの監督の感性は話を通してストレートに伝わってきます。そこに北野ブルーの映像と久石穣の音楽が加わればもう映画として鉄板でしょう。 54dayoさん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-14 12:15:26)

55.どうしようもない二人で、最後もどうしようもないまま終わるんだけど、なんとなくホッとする。監督は凄いと思った。安藤政信も、このくらい台詞がなくてぼーっとした役のほうが似合うと思う・・・金子賢は今とあんまり変わってませんね。 鉄男さん [地上波(邦画)] 8点(2009-09-26 02:12:48)

54.《ネタバレ》 変に成功するより、ふとしたことから落ちていく方がリアリティがあって良い。青春モノだからこそのラストの救いもこの映画には映える。周りにいる変な大人のモロ師岡の不気味な存在感が凄い。 TOSHIさん [DVD(邦画)] 8点(2009-06-12 14:38:56)

53.《ネタバレ》 凄くシナリオがいいですよね。人生というもののある種の真実を端的に描いてる。よく、人が成功するにはその人のがんばりだとか、あるいは才能が大事だなどと言われますが、実はそれと同等、あるいはそれ以上に大事なのは「出会い」なんですよね。この「出会い」の善し悪しによって、人はいくらでものし上がるチャンスがあるし、いくらでも堕落する可能性がある。マーくんはあのラーメン屋でヤクザに出会わなかったら、彼はあの道に入る事はなかった。あのヤクザで親分に気に入られなかったら、彼は上にのしあがることは出来なかったし、若頭に嫌われていたが故に、結局落とされる事になる。シンジはマーくんのかつあげに付き合っていなかったらボクシングの道に入って才能を開花することはなかったし、そのジムのハヤシと付き合う事で結局その才能をフイにしてしまう。漫才師を目指した彼らもそうだし、ラブレターを書いていた彼もそう。全ての人々は、「出会い」によって左右されてる。北野武という人間だって、彼がビートきよしと出会ってなかったら世に出ることはなかっただろうし、深作欣二と出会ってなかったら映画監督としての彼の存在もなかったかもしれない。何がどう転ぶかわからない。北野監督は自分のこれまでの生き様や経験というのを、そのままシナリオに詰め込んで活かしてるんだと思う。 あろえりーなさん [DVD(邦画)] 8点(2008-08-17 00:29:21)(良:3票)

52.現実の厳しさがうまく描かれています。そしてあのラストシーン。明るい未来が見えなくても、それでも生きろってことだろうなあ。ところどころ笑えるところがあるのも良。 すたーちゃいるどさん [DVD(邦画)] 8点(2008-01-13 23:58:23)

51.《ネタバレ》 ボクシングセンスのあるシンジが、先輩ハヤシとの付き合いで段々落ちこぼれて行く様が見ていて痛ましかった。
純粋がゆえ一心不乱に練習し上達してゆく反面、社会的な未熟さゆえ立場の上の人の意見を素直に受け入れてしまう・・・。
こういう風に若い才能が摘まれてゆくんですね。
kapoeraさん [DVD(字幕)] 8点(2007-09-14 09:02:24)

50.挫折?失敗?そんなの誰もが経験している。そんな時、心の中ではラストの言葉をつぶやいている。そしてあのテーマソングが鳴り響く。決して若くはない自分でも共感できる作品でした。(43歳) カスミンさん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-19 17:24:28)

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マーク説明
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★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 231人
平均点数 7.72点
000.00% line
100.00% line
210.43% line
310.43% line
493.90% line
5125.19% line
6198.23% line
74519.48% line
86929.87% line
94820.78% line
102711.69% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.92点 Review14人
2 ストーリー評価 7.94点 Review18人
3 鑑賞後の後味 8.10点 Review19人
4 音楽評価 8.64点 Review17人
5 感泣評価 7.90点 Review11人

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