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黒猫・白猫

Chat Noir, Chat Blanc
1998年【独・仏・ユーゴ】 上映時間:130分
コメディ
[クロネコシロネコ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-07-08)【イニシャルK】さん


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ブログに映画情報を貼り付け
監督エミール・クストリッツァ
キャストブランカ・カティッチ(女優)イダ
スルジャン・トドロビッチ(男優)ダダン
ミキ・マノイロヴィッチ(男優)司祭
脚本エミール・クストリッツァ
撮影ティエリー・アルボガスト
製作カール・バウムガートナー〔製作〕
配給フランス映画社
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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10.《ネタバレ》 良く言えば「生命力あふれる」、違う表現をすれば「カオス」な賑々しさ。人も動物も入り乱れてとにかく元気。若者は恋愛中、オヤジ連中は賭け事や犯罪で一攫千金を目論み、殺人は起こるわ豚は車を食べるわガチョウは群れるわで、ハリウッドや西ヨーロッパ仕様のいわゆる「きちんと感」に慣れた目で観るとかなり強烈です。これが東欧白人のパワーか・・。
本作においてプロ俳優はなんと3名しかいないというではありませんか。本物のロマの人たちの発散するパルス、エネルギーが本作をまるごと包んでます。あんなに歯の弱った役者がアップになる映画はかつて見たことないもんなあ。
力業なんてレベルを超えた、強引なハッピーに次ぐハッピーエンド。呆気にとられもしますが、じわじわときます。笑っちゃいました。
これほどに陽気なエンディングは、監督のバックボーンである故国が苦難の多かったことと影響しているのでしょうか。
ところで、豚がむしゃむしゃと食べていた廃車って、かつて東ドイツで製造されていた‶紙でできた車”なのかな。 tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-10-22 16:24:51)(良:1票)

9.何時の時代? 舞台は何処? ガチョウの大群? 何故にリックとルノー署長? 等々、「何じゃこりゃ?」が満載。
どことなく詩情を感じる賑やかにも程がある音楽と共に繰り広げられる突き抜けたハチャメチャぶりに何だか元気を貰う。特に大爆笑させられた楽団が病室になだれ込み爺さんを連れ帰るシーンは「天才バカボン」の世界。ラストの二人のカサブランカダンディの粋な台詞に、バカボンのパパの決め台詞「これでいいのだ」が浮かんだ。掘り出し物の珍作・快作に出会えた喜びを味わった。 The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2017-01-14 23:28:59)(良:1票)

8.《ネタバレ》 すばらしく、面白い映画。ドタバタの中に、全く無駄のないストーリーが展開される。知見の深みと感性において、観る人を選ぶ映画。動物もすごく生きている。ブタが廃車をかじって、次第にボロボロになったり、ガチョウで体を拭く様がなんともいえない。「ストリート・オブ・ファイヤー」の一部分が使われているのも、面白い。 cogitoさん [DVD(字幕)] 8点(2016-05-01 08:51:46)

7.冒頭からとにかくクストリッツァ・ワールドが全開。
動物がいっぱい出てきて、人々がフィドルやギターやアコーディオンを奏で陽気に歌い踊る人生賛歌。
この人の映画は2時間を越える長いものが多いのですが、
その間ほとんど隙間が無いというか、テンションが緩まずホッと一息つく間もない。
常に登場人物が楽器を奏で歌い踊り、動物も人も常に大勢がワイワイガヤガヤとやっている。
鑑賞後は彼の映画の独特の世界観にお腹一杯になる。でも、それがこの人の映画の魅力でもあると思う。
クストリッツァの映画には彼の祖国の歴史を語る時避けて通れない内戦が背景にあるものが多いですが、
政治や内戦とは対極にあるようなドナウ川と動物達と共にあるジプシーの暮らし。
賑やかな音楽とギャグも満載に陽気にワイワイガヤガヤと描かれる彼らの暮らしからは平和の尊さも感じずにいられません。
そして時代や国にかかわらず、やっぱり「カサブランカ」のボギーは男の憧れの姿の1つなんだなあ・・・。 とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-16 21:48:56)(良:1票)

6.《ネタバレ》 クストリッツァワールド炸裂で、観終わったあと頭の中にもジプシーブラスが鳴り響いていました。ほんと、癖になります、クストリッツァの映画は。ダダンも良かったけど、個人的にはあの尻で釘を抜く芸をするサングラスの歌手がツボでした。結構素人を使っているみたいだけど、こういうテンションの映画にしてしまうとあまり違和感ないですね。ちなみに、ゴッド・ファーザー役はただの靴屋さんだそうです。そしてラストにはクストリッツァ映画には欠かせないミキ・マノイロヴィッチが出てきて嬉しかったです。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-04-27 19:06:36)

5.《ネタバレ》 おもしろかった!6年前のことなのでうろ覚えなんですが、切り株かぶるのって万国共通なんだなって思いました。かつて旅行した中央ヨーロッパの景色を思い出した。自由っていいっすね。ジプシー万歳! のりもちあつあつさん 8点(2004-06-06 15:03:28)

4.前半が良い。後半ちょっと長い。全体に絵にセンスが感じられる。ユーモアも秀逸。個人的に一番良かったのは音楽。 藤堂直己さん 8点(2004-01-28 11:07:43)

3.すこしやりすぎかと思うが心に響いてくるのでよい たましろっぽいな、なんとなく たましろさん 8点(2003-10-19 22:18:46)

2.「アンダーグラウンド」の監督が撮ったという事で観ました。前回に比べると軽い感じ。でもテイストは変わっていなくて陽気な感じで好きですね。猫達がちょろちょろ出ていてかわいかった(^^)おじいさんがちょっとかわいそうでしたね。死んだ後もあんなに引きずり回されるのはいやだな(^^;) もえもえさん 8点(2002-10-15 00:36:43)

1.それにしてもみんな陽気。でもコワイ。だいぶまえに観た映画ですが主人公の女の子のハスキーな声が印象にのこっています。 ちこさん 8点(2002-07-11 08:08:18)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 48人
平均点数 7.31点
000.00% line
100.00% line
236.25% line
324.17% line
424.17% line
512.08% line
6510.42% line
7816.67% line
81020.83% line
91020.83% line
10714.58% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

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