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【クチコミ・感想(8点検索)】
2.犬童一心監督初の長編商業映画である本作(多分)は、確かに技術的な面などで未熟な点も多いのかもしれない。しかしぼくは、あの、ピンク色のクレープ屋の車が洋風の屋敷に突如現れるシーンに象徴される「日常にファンタジーを“割り込ませる”」犬童監督の感性が、たまらなく好きだ(この感性は、「ジョゼと虎と魚たち」におけるジョゼの登場シーンにも現れている)。一方で彼はささやかな“日常”も、実に丹念に描く(なりすが日暮里の家に持ち込むぬか漬けが、その良い例だ)。ファンタジーを単なる逃避的な夢物語として扱うのではなく、且つ日常をただの退屈なものとして扱うのでもなく、両者を絶妙なバランスで調和させるその手腕はもっと評価されてしかるべきなのだ!とぼくは信じてやまない。そして忘れちゃならないのが、ヒロインを演じる池脇千鶴。不幸にも(?)普通の意味で「可愛い」彼女は、ともすれば「アイドル」的に見られがちだが、そのフィルモグラフィーを見れば、彼女が単なる「カワイイ女のコ」ではなく、しっかり「女優」としての道を歩んでいるのは明白。彼女はひょっとして「21世紀の夏目雅子」たりうる存在なんじゃないか・・・とぼくは本気で思っています。 【ぐるぐる】さん 8点(2004-09-29 19:37:48)(良:1票)
1.《ネタバレ》 原作が少女漫画であるため、あまり問題作として取り上げられなかったようだけども、痴呆老人問題を老人を一人も登場させずに(加藤武を除いて)描いた言うのは画期的で斬新な設定だと思う。なりすと異母弟との恋愛感情を挿入したのも、原作にはなかったけどよかった。池脇さんの舌足らずのしゃべりかたは最初鬱陶しかったけど、あれって演技なのか、それとも地なのかな。 【キムリン】さん 8点(2004-05-11 17:52:03)
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【点数情報】
Review人数 |
18人 |
平均点数 |
5.39点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 3 | 16.67% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 2 | 11.11% |
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4 | 1 | 5.56% |
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5 | 4 | 22.22% |
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6 | 2 | 11.11% |
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7 | 1 | 5.56% |
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8 | 2 | 11.11% |
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9 | 1 | 5.56% |
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10 | 2 | 11.11% |
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【その他点数情報】
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