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【クチコミ・感想(8点検索)】
3.《ネタバレ》 「となりのトトロ」を思い出させる導入部分から引き込まれました。子供の頃に母親の田舎に行った時を思い出し、郷愁の想いに浸れただけでも私にとってこの作品のポイントは高いです。 他のレビューにもある様に確かに説明が多いですが、テーマを考えるとそれも仕方ないかなと思います。村瀬幸子演じるおばあちゃんはこの夏の間に子供や孫を又ひと回り大きく成長させると土砂降りの雨の中、おじいちゃんに会いに行ってしまいました。息子、娘、孫たちがおばあちゃんをびしょ濡れになって追いかけるラストのシーン。その時傘が「ポン」と音を立てて傘がお猪口になる所は「さすが黒沢監督」と思いました。 このテーマの作品にアメリカ人であるリチャードギアを出演させることができるのも黒澤明をおいて他にはいないでしょうな。 【仁】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-10-27 00:39:18)
2.やっぱり、黒澤監督って「姿三四郎」の時から、日本では苛められてるなと実感。お婆ちゃんとリチャードギアが「サンキュウベリマッチ」と握手を交わすところはジ~ンと来る。ラストは言わずもがなの素晴らしさ。そしてリチャードギアの使い方の贅沢なこと!それほどのスターのアップがワンカットもないし、寿司ひとつつまむ場面もない。何と言う贅沢さ。「これじゃ僕はただの背景だ」と怒って帰ったギアが、出来上がったものを見て「こんなに素敵に僕を撮ってくれていたのか。黒澤はやっぱりすごい」と感嘆したのも当然。 【ひろみつ】さん [映画館(邦画)] 8点(2014-06-10 23:47:51)
1.なんで黒澤がこんなベタな演出の反戦映画を?なんて思ってしまいそうですが、この白々しさにより相反して原爆の悲劇という事実が色濃く浮き立たせ、戦争のリアルさを際立たせる。世界各国から原爆のモニュメントがある中に米国が無いにもかかわらず、ハリウッドトップスターであるリチャードギアに、原爆被災者であり、夫を失ったおばあさんに謝罪させている。こんな事出来るのは世界中探しても黒澤しか出来ないのではなかろうか。リチャードギアの白痴な笑みはまるでそんなこと判ってなさそうだが・・・ 【亜流派 十五郎】さん 8点(2004-02-06 01:03:25)
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
35人 |
平均点数 |
4.80点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 2 | 5.71% |
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3 | 9 | 25.71% |
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4 | 6 | 17.14% |
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5 | 5 | 14.29% |
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6 | 6 | 17.14% |
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7 | 4 | 11.43% |
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8 | 3 | 8.57% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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