みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
4.《ネタバレ》 「ペーソス」かなあ。水木しげる、鎌倉ものがたり、トトロ。ペーソスは哀愁と訳されるがそれとはちょっと違う。懐かしく寂しく哀しく感じられる事々。 万事移り行くのは世の常ではあるが、心の中で生き続ける思い出は時を経るごとに苦痛や嫌悪はそぎ落とされ、愛おしさや美しさだけが際立ってくるもの。 そういった事象を石井竜也なりの表現で映画にしたもの。 映像は主に少年時代の思い出。昭和20~30年代、いわゆる団塊世代からそれより少し前の世代の話だろうか。フィルターがかかった夏の映像は誰もが持っている「夏休み」の心象と重なる。父や祖父との死別から最後には自分と息子の死別。思い出(河童)との再会、別れ。 自分自身がこういった田舎の水辺で育ってきたこともあり、石井がおそらく伝えたかったことに深いところで共感ができたような気がする。 河童の具象化とか宇宙人とかは彼の子供の頃の思い出そのものであるが、その描き方にはきっと多くの人が違和感や稚拙さを感じるものと推測する。 子供のころ誰もが頭に描く妄想や空想の世界のことだと解釈してあげる必要がある。 【小鮒】さん [DVD(邦画)] 8点(2018-09-20 19:09:43) 3.映画とテレビドラマの最も大きな違いは、世界観の創造であると思う。言い換えれば、映画はそれぞれ独自の世界観がなければ価値がないということだ。そういう意味で、この映画には確固たる世界観がある。秀逸な世界観は時にリアルを排除してもいいと思う。石井竜也が創りだしたファンタジックな叙情感が味わえるこの映画はそれだけで、傑作になり得るものなのだ。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2012-12-13 00:02:00) 2.米米のファンだったために見ました。しかしこれがなかなか面白かった。 【亜空間】さん 8点(2004-02-12 19:11:27) 1.陣内さんの最後に涙だだ漏れ。 【コダマ】さん 8点(2003-12-05 00:11:50)
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