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奇跡の丘

The Gospel According to St. Matthew
(Il Vangelo Secondo Matteo)
1964年【伊・仏】 上映時間:137分
ドラマモノクロ映画歴史もの
[キセキノオカ]
新規登録(2003-09-28)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-19)【Olias】さん
公開開始日(1966-09-22)


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監督ピエル・パオロ・パゾリーニ
脚本ピエル・パオロ・パゾリーニ
音楽ルイス・エンリケス・バカロフ
作曲ヨハン・セバスチャン・バッハ『マタイ受難曲』ほか
撮影トニーノ・デリ・コリ
配給東宝東和
衣装ダニーロ・ドナーティ
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【クチコミ・感想(8点検索)】

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2.「キリストもの映画」ってのは、あちらの「忠臣蔵」なんだな。観客は話をすっかり知ってて、それをどう料理するかが見せどころ。あの役は今度は誰が演じるんだろう、といったキャスティングの楽しみとか。だから量産されても、キリスト教徒用という枠が感じられて、異教徒にはちょっと疎外感があった。そういった中で、キリスト教と無縁の私でも楽しめたのが、『ジーザス・クライスト・スーパースター』と、これだった。ドキュメント・タッチで、素人の顔の力が画面にみなぎっている。サロメはいたいけな少女で、マグダラのマリアはおばさん。そして民衆の顔、顔、顔。当時を再現したって感じでもなく、髪形なんかは現代のまま。それがキリスト物語の普遍性を打ち出した。説法して回っているときの、通行人の薄ら笑いなどに、ゾクッとするほどのリアリティがある。無名の教団に対する「変な人たちね」という視線。こういう視点がハリウッド製のキリストものには欠けていた。処刑前に刑吏たちがたむろして食事してるあたりもリアル。人間キリストを出すより、彼の言葉に集中する。こんなにも説法に時間を割いたキリスト映画はなかった。イタリア語圏でない者は字幕を次々読まねばならないのでつらいところだが、新約聖書を改めて点検してる感じ。ユダもなんの解釈もせずに、おそらく聖書どおりにそのまま描いているのだろう。この監督の映画には、斜面がよく出てくる気がするのだが、とりわけ本作と『デカメロン』三部作で印象が強い。崖や斜面を民衆が上下し、それがタペストリーのようにも見えてくる。音楽はバッハあり、黒人霊歌の「時には母のない子のように」ありで、あとアフリカの民族音楽が生きる。とりわけ復活の場。 なんのかんのさん [映画館(字幕)] 8点(2010-05-08 12:01:52)(良:1票)

1.撮影のテキトーっぽさ加減では、ピンク・フラミンゴに負けてません。これぞへたウマ。妙な雰囲気が横溢してて見入ってしまいます。しかし、遠藤周作の描くキリスト像に親しみを覚える身としては、この映画にはどうしても、いかにも類型的でニガテなキリスト像という印象を持ってしまうんですが。ま、遠藤周作とはアプローチが違う以上、しょうがないんですけどね。 鱗歌さん 8点(2003-06-08 00:22:16)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 6.57点
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117.14% line
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300.00% line
4214.29% line
517.14% line
617.14% line
7428.57% line
8214.29% line
9214.29% line
1017.14% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

1966年 39回
作曲賞(ドラマ)ルイス・エンリケス・バカロフ候補(ノミネート)音楽編曲賞
美術賞(白黒) 候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞(白黒)ダニーロ・ドナーティ候補(ノミネート) 

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